親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

ぶにん先生の記事

2017年11月20日

不登校はこころのエネルギーが切れた状態だけではない

ブログ読者のみなさん、こんにちは。
ぶにん先生です

全国を駆け回って支援をしておりますと、秋の紅葉をいろいろなところを楽しむことができます
訪問支援に向かう電車内ではあれやこれやいろいろなことを考えて、時にネガティブな未来ばかりに支配されることもありますので、そんな時は深呼吸をして景色を眺めるようにしています。四季のある日本は素晴らしいなぁと感じる季節です。


さて、今日は不登校支援の現場でよく聞くこころのエネルギー論についてです。


当カウンセリングルームにご来訪のみなさんはお子さんの不登校や行き渋りでお悩みの方が多いと思います。お子さんがそのような状態になった時に、まずは公的機関やSCさんにご相談されたことと思います。

すると、言われるのが・・・

「お子さんはこころのエネルギーが切れた状態です。ですので無理に登校を促さずに親はあたたかく見守り、こころのエネルギーが充電されるまで待ちましょう。時が来れば子どもは自ら動き始めますよ」

ということ。


私は現実主義者ですし、不登校については問題解決型アドバイザーを自称するくらいですので、いろいろとひっかかるのです。

まずはこころのエネルギー切れって何?ってこと。
そして時が来ればっていつの話?1週間後?1か月後?1年後?それとも10年後?

こころのエネルギーが減った、溜まったなんて見えないです。
メンタルヘルスの世界ではそのあたりを対話や理論を通じて理解・解釈するようにするのですが、不登校支援の現場ではあまりそこに引っ張られすぎると泥沼にはまってしまうことも。

親御さんの立場で言えば、家での様子を見ている限り、よく話すし、遊びたがるし、友達とLINE通話で笑ってるし、よく食べるし、兄弟げんかは激しいし…など、とてもエネルギーが切れた状態には見えないと思います。もちろん非社会的な不登校のように引きこもってしまい「あんなに笑顔だった息子が無表情で暗くなってしまった」というケースもあると思います。

多くの支援現場に携わり、復学に導いてきた立場で言えば、不登校はほんとうに多様です。
すべてがこころのエネルギー切れ状態だとは思いません。
エネルギー切れ状態ではない不登校に対して、「あたたかく見守り待ちましょう」というのは家庭教育的見地から見れば単なる甘やかしになることもあります。

見守るという言葉は一件、あたたかく優しい言葉のようにも感じますが、目の前で血を流して「助けてくれ!」と言ってる人に使うにはあまりに残酷な言葉とも言えるのです。これもケースバイケースです。

これまで全国各地の不登校支援に関わり、復学のサポートで関わりを持った親御さんたちは

「待たなくてよかった。積極的に子どもと関わることで子どもが復学を果たし、とても元気になった。ウチの子の場合、そもそも復学をすることがこころのエネルギーを満たすことだったのだと思います。無策に見守るだけでは逆に動くエネルギーがなくなったと思います」

という声を聴きます。

実際に、一定期間は見守ることが必要な不登校のケースはあります。
しかし、それ一辺倒ですべてのケースを語ることは難しいと思います。

私は、まずは目の前で起きている あなたの不登校 を分析し、
見守る期間がどの程度必要か?
適切なタイミングでの登校刺激をどのように行うか?
伴走型の訪問カウンセリングの手法や頻度をどうするか?
学校との連携をどのようにするか?
親御さんの家庭教育支援をどのように深めていくか?


などをそれぞれのケースに合わせて、カスタムメイド型で考えていきます。

きっと、これだけ複雑になった子育て環境や社会情勢、学校教育や不登校を鑑みると、このような支援法じゃないと不登校の解決は難しい時代になっているのではないかと感じます。

こころのエネルギー論だけでは語れない。そんな不登校支援のリアルな現場からの声でした。
いま不登校でお悩みの親御さんたちの一助になれれば幸いです。



ぶにん先生

↓皆さんの応援のもとブログ発信が出来ております!
こちらをポチッと
応援宜しくお願いします♪(1日1回クリックを!是非ともよろしくおねがいいたします)↓
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ   





parentscamp at 18:30|Permalinkmixiチェック

2017年10月18日

ウチの子はやる前からあきらめちゃうんです

ぶにんです。きのうあたりから急に寒さが堪えるようになりました。
ほんの10日前には半そででも暑さを感じていたにも関わらず、きのうは長そでシャツにジャケットを着ていても肌寒さを感じました。連日の雨に、この気温差で体調を崩されている方も多いようですのでブログ読者の皆さんもご自愛くださいね。

私のほうは日々支援と講演会の日々です。
講演会は昨年でも「やりすぎたなぁ〜」と感じていましたが、なんと現段階ですでに昨年の講演会の本数を越えています。昨年が54本。今年は現段階で60本です
全国各地、学校、行政、PTAなどなど各種団体で家庭教育の重要性を感じていただいているのは嬉しいです。

そんな重要な、家庭教育の話をすこししたいと思います。


家庭教育支援をしていますと、親御さんからよく相談されることがあります。


「ウチの子はやる前からあきらめるんです」


小学生の相談であれば、鉄棒や水泳、運動関係などで「僕は野球はヘタだからやりたくない」というような内容などがあり、中学生であれば「どうせ私なんて勉強してもロクな点数が取れないからやらない」などの会話が出てきます。
ウチの娘たちも時々「どうせできないし…」とか「やっても失敗するからやらない」とか言うようになりました


親御さんの立場からすれば「やる前からあきらめるんじゃなくて努力をしてみようよ」という気持ちになられます。
でもそれがお子さんに伝わらずに結果的に「やらない」子に対して不足不満が出てきて、不毛な言い争いになったりして親も子も嫌な気持ちになります。


でも一呼吸して冷静に会話を分析してみると、そもそも上記の内容であれば、子どもたちは「野球が下手なほうが僕はいいんだ」と言っているわけでもなく「ロクでもない点数を取ることが目標なんだ」とも言っていません。
でもついついやらない子どもの行動を見ている親御さんの耳には「野球はヘタで僕はいいんだ。だからやらない」や「テストでは悪い点がいいんだ。だから私はやらない」という風に変換されて伝わってしまうケースを見受けます。


お子さんがそのような「やるまえからあきらめる傾向」が強くなったのにはこれまでの経験が影響していると思います。

それは子育ての過程かもしれないし、学校生活の中での経験かもしれません。

子育ての過程でいえば、子どもがお皿洗いなんかのお手伝いをしたときに「あら。ありがとう。でも毎日しないと意味がないよ」と伝えてしまったり、「僕みんなにゲームで勝ったんだよ」とうれしそうに話してくる子に対して「どうせズルしたんじゃないの」と言ってしまったり・・・このような親発信の繰り返しを子が経験するとどうしても自己肯定感が低くなり、自分のことも他者からの評価に対しても捻じれた感覚を持ってしまうことがあります。
ここはぶにん家でも嫁さんも課題だなぁと認識しながら日々家庭教育を実践中です

皆さん思い出してみてください。

お子さんが歩き回れるようになったくらいの頃は目に映るものなんにでも興味を持ち、自ら学び、応用して楽しみを見出したりしていませんでしたか?
それがなぜだか小学生に上がるあたりから「やるまえにあきらめること」を覚えてしまいます。皆さんもお子さんが小さいときはお子さんの遊び方をみて「この子は天才ちゃうか」と感じられたことは1度や2度ではないと思います(よく思い出してみてください)



つまり、生まれつきあきらめている子はいないんです。



どこかでつらい経験をしたり、失敗経験をしたり、恥をかいた経験から臆病になっているのです。
心のどこかでは「みんなよりも野球が上手になりたい」、「勉強していい点数を取りたい」と思っているのではないかと思います。

そのようなケースでは理屈で「やればできる」と伝えたり、「頑張れ!根性だ!」と伝えたり「このままじゃダメだ。しっかりやれ」と親が日常会話の中で伝えたところで子どもはなかなか変わりません。ではどうするか?


しっかりと、ありのままの現状を承認してあげることです。認めてあげることなんです。


「なるほど、そうなんだね」
「そう感じているのね」


ここが最初の扉を開くカギです。

ここを開かずについつい、親は結果を求めがちになります。
まずはありのままの気持ちを認めてあげること、それが果たされれば、もともと人間は育とうとする生き物ですので、もともと持っているものを引き上げてあげるだけで行動が変わってくることがあります。

私が不登校の支援の中でする教育コーチングにもそのような要素はたくさんあります。

上記の扉が開いた時には「どうしたい?」と聞くと多くの子どもたちはすでに自分の中に答えを持っていることに気が付きます。それをしっかりと支えてあげることが大切だと私は考えています。



「できない」「やらない」を非難する前に、まずは心の扉を開くためのカギである「認めてあげること」を意識してみましょう。

そうすることでお子さんの行動に変化が見えるかもしれませんよ。

ぶにん先生

↓皆さんの応援のもとブログ発信が出来ております!
こちらをポチッと
応援宜しくお願いします♪(1日1回クリックを!是非ともよろしくおねがいいたします)↓
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ  


parentscamp at 17:36|Permalinkmixiチェック

2017年07月28日

いよいよ明日ですよ!

蝉の鳴き声、夏祭りの祭囃子、かき氷、夕暮れ、花火…

ぶにん先生です
夏休みに入り、全国各地の親御さんから夏休みの過ごし方についてのご相談が増えております。

個々の家庭だけではなく、水曜日は岡山県教育事務所主催で、木曜日は大阪府教育庁社会教育振興協議会主催で家庭教育支援行政に関する講演会にてお話をしてきました。

個々の支援も大事ですが、ユニバーサルな支援の要素が強い家庭教育支援においては行政の枠組み作りが大切です。ペアレンツキャンプとしても行政の枠組み作りの一助になれればと考えています。

さて、年に1回のPSSの開催がいよいよ明日となりました

昨年は神奈川で。今年は大阪開催です。
私も冒頭、ご挨拶をさせていただく予定です。

キャンセル等で、現在残席が6席ありますので、このせっかくの機会をお見逃しなく。
ご参加をご希望の方はお問い合わせフォームよりお申し込みくださいね。
⇒ 問い合わせフォーム

=============================

【PSS2017 ペアレンツキャンプ サマーモーニングセミナー】

日時: 
7月29日(土)9:30〜11:30 (受付 9:15〜)
場所: 大阪府教育会館たかつガーデン ガーベラ (近鉄上本町駅徒歩5分)
⇒ アクセスはこちらから

対象者: ‥センターで支援を受けられている方、または当センターの支援を卒業された方
     家庭教育推進協会会員の方
     2板躑軌蕕簓堙亶斬弍に関心のある方
 ※´△諒を優先的にご案内いたしております。


【参加申し込み方法】
,諒で現在支援を受けられている方で今回のセミナーに初めてご参加される方は担当のカウンセラー、アドバイザーの先生に参加の旨をお伝えください。

,諒で関西でのセミナーや親の会へのご参加が2回目以降の方は関西ペアレンツキャンプ親の会からご連絡いただいているかと思いますので、幹事の方にご連絡ください。

それ以外に該当する方はペアレンツキャンプのホームページ内にある問い合わせフォームより参加のご連絡をください。⇒ 問い合わせフォーム


会場の都合で先着30名様までとさせていただきます。ご容赦下さい。


【セミナー内容】

1)親子の価値観の相違から考える家庭教育支援 (40分)
            講師:鈴木博美

2)PCM実践講座〜共感力の必要性とは〜   (50分)
            講師:山下真理子

今回は家庭教育に関わるセミナー2本立てです!
夏休みにみんなでまなびを深めて、日々の家庭教育に活かしませんか?


=============================

ぶにん先生

↓1日1回クリックを!是非ともよろしくおねがいいたします

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ   

parentscamp at 10:32|Permalinkmixiチェック

2017年07月12日

なぜ訪問カウンセリングは不登校解決で絶大な効果を発揮するのか

ぶにん先生です。

タイトルでいきなり出オチです
不登校とひとことで言っても不登校のきっかけや原因、背景や環境要因はそれぞれです。
ですので不登校はこうすれば解決するという方法はなく、それぞれの不登校状況に合わせた支援が必要というのが復学支援カウンセラーとしての私の哲学です

そのような不登校支援の哲学を持つ私ですが、手法面においてはPCMを中心とした家庭教育支援とアウトリーチによる訪問カウンセリングは一定どのようなケースでも効果があると考えています

なぜ訪問カウンセリングが不登校支援において効果的なのか。

理由は様々ありますが主な理由は3つあります。

ヽ惺仕外部で行うカウンセリングでは人の目を気にしてしまう子が多いから
第三者の介入により悩みを打ち明けやすいから
生活習慣の乱れのあるケースでは個々のニーズに合わせた時間にカウンセリングができるから



ひとつめは、訪問カウンセリングの最大のメリットです。
不登校の子どもたちのカウンセリングをしていますと、学校を休んでいることを気にするあまり、クラスメイトや地域の人の目に触れることを極端に回避しようとする子どもたちが多いです。
ゆえにSC(スクールカウンセラー)や不登校支援員さんに相談したくともいけないという状況でさらに悩みを深める子もいます。訪問カウンセリングですと、家まで訪問して行うため、そのような周囲の目を気にする必要がなく相談することができるのがメリットと言えます。
また自分の部屋というセルフスペースにおける相談はリラックスして信頼関係の構築につなげることができます。

ふたつめは、親や友達、そして先生に悩みを打ち明けながら解決に向かうケースもありますが、ケースによっては身近すぎる存在だからこそ相談しにくいという不登校の子どももいます。そのようなときは外部からやってくる専門性を携えた訪問カウンセラーのほうが相談しやすいという理由です。

みっつめは、思春期の不登校になると多くのケースが昼夜逆転などの生活習慣の乱れが発生します。そうなると一般的な相談機関の相談時間内には眠っているということも想定されます。訪問カウンセリングであれば事前に子どもの活動時間に合わせた柔軟な訪問時間設定をすることができます。


訪問カウンセリングと言っても近年では上記の様なメリットが理解されはじめ、様々な支援機関で訪問型のカウンセリングが取り入れられるようになりました

私自身は文科省の検討委員会の委員と様々な国の政策に関わらせていただく機会がありますが、その最初のきっかけがペアレンツキャンプの訪問型支援のことを知りたいという文科省からの要望でした

不登校でお悩みの親御さんや子ども達のために引き続き、不登校支援の訪問カウンセリングのパイオニアとして引き続き訪問カウンセラー育成にも力を入れながら一人でも多くの親子の笑顔のために精進していきます。



ぶにん先生

↓1日1回クリックを!是非ともよろしくおねがいいたします
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ   


parentscamp at 06:30|Permalinkmixiチェック

2017年07月10日

子どものやる気を伸ばすよりも

ぶにん先生です
七夕も終わり、本格的な夏の到来となりました。

ウチの幼稚園に通う下の娘が「お風呂屋さんに行ってアイスを食べられますように」という願い事を書いた短冊と笹を持って帰ってきました。それを見て、ふと今は小学生の上の娘は同じ年齢の頃何を書いてたのかなと気になり、過去の画像を検索してみると「プリンセスになりたい!」でした。
それぞれですねぇ・・・


さて皆さんは勉強に対する子どものやる気についてどのように感じておられますか

親御さんの家庭教育カウンセリングをしておりますと以下のようなご相談を受けることがあります。おそらくブログ読者の皆さんの中にも同じような疑問をお持ちの方もおられることと推察します。

「ウチの子は主体的に勉強に取り組みません。見ているとイライラします」
「ウチの子どものやる気スイッチはどこにあるのでしょうか?」



そんな時に私が答えるのは

子どものやる気を引き出すのはかなり大変。
でも子どものやる気をなくさせるのは簡単に、しかも一瞬でできます。
「なんでできないの!?」とか否定的な言葉がけをするだけです。
ですので親は子どものやる気スイッチを探す前にやる気なくさせスイッチをいかに回避するかが大切です。



勉強面におけるやる気はあくまで「きっかけ」に過ぎません。
最大瞬間風量だけ強くてもそれが一瞬であれば学力向上には結びつきません。なぜなら学力向上には習慣化、つまり日々の積み重ねが重要な要素だからです。
ですので一瞬の瞬間最大風力を期待するよりかは、日々、子どものやる気を削ぐ対応や言葉をいかに回避するか、その結果として子どもの日々の宿題などの勉強に対していかにポジティブフレームで捉えること、労う言葉がけなどが重要になります。

このあたりはまさにカウンセラーのスキルを子育てに応用したPCMの理論の王道と言えるのではないでしょうか。

やる気スイッチよりも、やる気なくさせスイッチを意識する

今日はそんなお話でした。

まもなく夏休みの宿題の季節が来ますね〜。支援中の皆さん、一緒にノンストレスにお子さんの夏休みの宿題を乗り越えましょうね。

ぶにん先生

↓1日1回クリックを!是非ともよろしくおねがいいたします
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ   


parentscamp at 13:56|Permalinkmixiチェック