親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

実際の復学事例

2017年05月26日

小1プロブレムに起因する不登校の復学事例 

ブログ読者の皆さんこんにちは。どんきー先生です

前回の続きです。

私の場合は、コーチングという手法を用いて登校刺激を行っていました。
復学を目指すにあたって「きっかけ」が必要な彼女には、どうしても支え役との関わりだけでは気持ちを奮い立たせることが難しかったため、役割の担い分けを明確にしました。

すでに信頼関係を築いている訪問カウンセラーは、彼女にとっては「気持ちの面に寄り添ってくれて支えてくれる優しい人」の役割。
それに対して私は彼女にとっては「多少耳の痛い話をしてでも自分の気持ちを奮い立たせる話をしてくれる人」の役割を担いました。

「耳の痛い話」をすることが彼女にとって復学の「きっかけ」になってくれるだろうということが狙いです。

登校刺激を行った日は、支え役を担う訪問カウンセラーには先にお家に行ってもらい、彼女に寄り添ってもらい、時間差で私もうかがいました。

すでに訪問カウンセラーと彼女が一緒にいる状況だったので、スムーズに話し始めることができました。

話し始めていくと彼女は緊張しながらもこちらの質問には答えてくれました。
小学1年生という年齢を考えると泣いてしまって話にならないことも懸念されましたが、カウンセラーがいてくれたことでそうはならずに話ができました。

彼女と話始めると小学1年生とは思えないぐらいしっかりと自分の気持ちを話してくれました。

彼女が学校をお休みしてしまった理由としては
・給食が嫌だった
・うるさいお友達がいることが嫌だった
・お母さんがいないのが嫌だった

この3つとのことでした。

それと同時に、「でもそれは昔のことで、今は大丈夫と思う」ということも言ってくれました。

これは家庭内での親御さんの対応や訪問カウンセラーとの関わりによって彼女が変わり、少したくましくなった証拠なのだとも言えます。

そして、私は彼女に「学校には行きたい?」と問いかけました。

すると彼女は「学校に行きたい」とはっきり口にしてくれました。

それと同時に学校に行く上で不安があることも言ってくれました。

それは
・クラスの友達がどう思っているかが分からないこと
・勉強ができるかどうか

ということでした。

まだ小学1年生ということを考えれば、この2点が自分の口で言えただけでも、しっかり考えて話ができる子だということを物語っていました。
なぜなら、他のケースではこの時点では何が不安なのかさえわからない子が多くいるからです。

彼女の言う学校に行くにあたっての不安を取り除いてあげることと、実際に学校に行くにあたって他にも不安が出てくるかもしれない可能性を考え、訪問カウンセラーには復学に向けてどういった準備をしていけばいいかを本人と相談し合っていただきました。

約1時間ほどの話し合いで、学校に戻るためにどういう準備をしていくかも詳細に決めることができました。

学校に戻ることが決まってからは家庭生活について親御さんも含めて話し合っていきました。
彼女の生活はお母さんにあまりにも依存している傾向にあり、それが影響して不登校になってしまった経緯があったからです。
彼女は親御さんに向けて、「これからは1人で出来ることは1人で頑張る!」と力強く宣言し、お父さんお母さんに対してこれまでのことを振り返り「ありがとう」と感謝を伝えることができました。
もちろん小学1年生ですから、まだまだ親の手助けが必要です。
ですが、ここで「頑張る!」と親御さんに対して宣言できたことが何よりも価値があることだと私は思いました。

この日から彼女は訪問カウンセラーと二人三脚で復学に向けて準備をしていきました。
準備の期間中、彼女は1人で留守番をしてみたり、今までならお母さんに何でも聞いていたところをカウンセラーに聞くようにしたり、彼女が親御さんに宣言した通り、1人で出来ること1人でトライすることができていました。
準備もスムーズに何一つ嫌がることなくすべて前向きに取り組めていたようです。

学校の先生方も協力的にサポートしてくださり、いよいよ彼女の登校する日を迎えました。
私も登校日の朝、彼女が勇気を出す瞬間を見に行きました。
さすがに表情は緊張していたため、私が「緊張してる?」と聞くと「うん」と正直に答えていました。


それもそのはずです。
いくら準備をしてきたとはいえ、何か月も離れている学校に行こうという訳ですから、緊張しないはずがありません。
その緊張を和らげてあげる為にカウンセラーは前日からお家に泊まらせてもらい、この時点でも彼女のそばに寄り添いしっかりと支えている状況でした。

私からは、「緊張していいんだ。緊張しない方がおかしいからね。その緊張を乗り越えて学校に行けば、必ず楽しいことが待っているよ」と話をし、彼女もそれに大きく頷いていました。


そして、彼女はお母さんに「いってきます!」と声をかけ、カウンセラーとともに玄関を出ていくことができました。


それから、彼女は2年生になり現在も休まずに毎日学校に行っています。


現在、彼女は「学校が楽しい」と言って毎日通い、学校から帰ってからは友達の家に遊びに行き、遊び終わったら宿題を済ませ、夕飯時には学校であったことをお母さんに楽しそうに話して、1人でお風呂に入り、自分で目覚ましをかけて就寝するという、小学生として当たり前な生活を取り戻しています。

もう「学校が怖い」ということもありません。
「ママぁ〜!」と泣きながら呼ぶこともなくなりました。


家庭が変わり、子どもが変わった。

それがあったからこそ現在の彼女の姿があるのだと思います。



この度は本当に、復学おめでとうございます!

 ※細かい対応面や、状況の変化などは実際にはもっとあります。この場では省略しておりますのでその点はご理解いただいた上でお読みください。

 どんきー先生(佐藤博)

↓皆さんの応援のもとブログ発信が出来ております!
こちらをポチッと
応援宜しくお願いします♪(1日1回クリックを!是非ともよろしくおねがいいたします)↓
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ

parentscamp at 09:30|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック

2017年05月22日

小1プロブレムに起因する不登校の復学事例 

ブログ読者の皆さんこんにちは。どんきー先生です

前回の続きです。

家庭内では、
・1人で出来ることも親が手伝っていた
 →なるべく1人でできることは1人でやらせてみるようにする。
・親が子どもの代わりにすぐに答えを出してやっていた
 →なくなるべく子どもに考えさせるようにする
・親主導で話しをする
 →極力子どもの方から発信してくるのを待つ
・子どもが失敗をしたら叱る
 →その失敗を踏まえて次はどうすrのかを一緒に考えてあげる
・悪さをしたときにお父さんが叱らない
 →しっかり「これはやってはいけないこと」という認識が持てるように父親が叱る

というような対応の変化を約1ヶ月ほど取り入れて実践していただきました。


そうすることで、今までできなかったことが以下のようにできるようになっていきました。
・1人でお留守番をある程度できるようになった
・親に「どうしたらいい?」と聞かずに自分で考えて行動できるようになった。
・多少の失敗をしても「まぁいっか」と切り替えられるようになった
・母親への依存度合いが緩くなってきた
・嫌いなものも食べる努力をすようになった

このように、彼女の性格傾向の中で学校生活において不適応を起こしていた部分の改善が見られてきました。
彼女は学校を休み始めてから学校の話題を口にしなくなっていました。
ですが、上記のような変化とともに「学校に行きたい」というような話をポツポツと話すようになったのです。

しかし、なかなか1人だけでは行動にまでは移せない様子。
親御さんからもお子さんに対して「登校」について話をしてもらいましたが、「復学」するというところまで話をもっていくのがどうしても難しいとのことでした。
復学するしないの話に発展できない理由としては、本人が「学校のことがわからないから不安」であると感じていたからです。

当然といえば当然ですが、学校から離れる期間があればあるほど、学校のことがわからなくなってしまいます。

例えば、
・休んでいる間のクラスの雰囲気
・授業はどこまで進んでいるか
・クラスのみんながどう思っているのか

…などがあげられます。これはほかのお子さんのケースでもよく出てくる不安でもあります。

ですので、本人が「学校に行きたい」「でも、どうやって不安を解消したらいいかわからない」と悩みだしたタイミングで、ダイレクトアプローチを行うことになりました。

まず行ったのは、彼女の支えとなる訪問カウンセラーの導入です。
初めて訪問カウンセラーと会った時は、多少緊張はしていましたが、その後はすぐに緊張もほぐれたようです。週に2回ほどお家に通い、しっかりとリレーション(信頼関係)を構築していきました。

私たちは訪問カウンセリングの際に「遊戯療法」という手法を用いてカウンセリングを行います。

遊戯療法は、子どもたちが興味を持っている遊びと同じ遊びを一緒にしてあげることで子どもたちとカウンセラーとのリレーションを構築したり、子どもたちの性格を分析したり、一緒に遊んであげることで癒しを与えるなどの効果が期待できます。

1ヶ月ほど通ったころには「あのお姉さんたちいつ来るのかなぁ」とカウンセラーが来ることを楽しみにしてくれるほどになりました。

ただ、ここまでカウンセラーとのリレーションの構築はできましたが、「学校に行く」という話は彼女から出てきませんでした。
このままの状況でもいつか学校に行くことについての話が出てくるかもしれませんがそれを待っていてはさらに学校を休ませてしまいかねません。

ある一定のお休みの期間をとった狙いとしては家庭内の対応を変えることで子の性格傾向の変容を促すことでした。その部分は狙い通り彼女は変わってくれました。
カウンセラーも導入でき、良い関係も築けました。
これ以上休ませても狙っていた効果以上にマイナスな面が大きくなってしまって勇気をもって休ませたことが意味をなさなくなってしまいます。

こうなってしまった理由としてはおそらく彼女は学校に行くための「きっかけ」を失ってしまっていたのだと思います。

ですので、学校に行くための「きっかけ」を与えていくために、私が直接彼女に対応をしていくことにしました。

続きはまた次回

 ※細かい対応面や、状況の変化などは実際にはもっとあります。この場では省略しておりますのでその点はご理解いただいた上でお読みください。

 どんきー先生(佐藤博)

↓皆さんの応援のもとブログ発信が出来ております!
こちらをポチッと
応援宜しくお願いします♪(1日1回クリックを!是非ともよろしくおねがいいたします)↓
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ


parentscamp at 10:00|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック

2017年05月19日

小1プロブレムに起因する不登校の復学事例 

ブログ読者の皆さんこんにちは。どんきー先生です

前回の続きです。

支援をスタートしてからはまずこの状況を何とかしていく必要がありました。

担任の先生と連絡を取り、親御さんとも話し合った上で、「結果学校から離れてしまうことになるかもしれないが教室の中でお母さんがいるという状況をやめていこう」という対応を取りました。

どうしても、教室の見えるところにお母さんがいると子どものほうがお母さんを頼ってしまいます。
お母さんは学校の中にはいるけれども、子どもからは目の届かないところで待機するという形に変えていきました。もちろんこの時には親からも先生からもそのようにする旨を子どもに伝え、本人も納得したうえで実行しました。

すると、しばらくは教室で一人で過ごすことができました。
しかし、徐々に行き渋るようになり、最終的には登校も難しい状態になりました。
その理由としてはやはり、「お母さんが教室にいないから学校が怖い」という母子依存による母子分離不安によるものでした。

この状況になってからは担任の先生や親御さんとも話し合い、しばらく学校をお休みさせて学校との距離を取ろうということになりました。

私たちの復学支援ではわざとお休みさせたほうが往々にして復学が早まるケースが往々にしてあります。
今回のケースでは、中途半端に学校に行くよりも休ませて対応したほうが早期の教室復帰が望まれると判断しました。
私たちの言う「教室復帰」とは、朝から1人で学校へ行き、1人で授業を受け、1人で帰ってくる・・・という、他の子どもたちもやっている通常の登校のことを指します。
親が付き添っての教室復帰ではこのケースでは状況がより悪化すると判断しました。

「母子登校は登校はしているのだから、不登校よりも状況が良い」と思われがちですが、実際経験した親御さんからお話を聞くとある面では不登校よりもつらいものがあるとみなさん口をそろえておっしゃいます。
親御さんとも何度も相談を重ねた上での決断となりました。

学校を休むようになってからは、お家の中での子どもの生活と学校の中での生活とを見比べて、より詳しい性格分析をしていきました。

そこから見えてきた子どもの性格としては・・・
・完璧主義傾向
・母子分離不安
・異常なまでの心配性
・嫌なことから逃げがち
・叱られることを極端に嫌がる


といった性格傾向が見えてきました。


こういった性格傾向の子は小1プロブレムに直面する傾向にあります。

簡単に言うと小学1年生でありながら、年相応の自立が果たされていなく、中身は幼稚園児のまま学校に登校しているようなものだからです。中身が幼稚園児なのに小学生と同じことをやればそれはストレスフルになっても仕方ないでしょうし、「学校が怖い」となってもおかしくないですよね。


では、なぜこのような性格傾向になったのか?
一概には言えませんが、家庭の状況とこれまでの家庭教育を振り返ってみていくことでその要因が見えてきました。

親の家庭内での対応としては
・過保護・過干渉傾向にある
・失敗しそうでも先回りして対応し失敗させないようにしてきた
・子を叱ったことがない


というような特徴が見えてきました。
もちろんこれだけがすべての要因になるとは限りません。
子どものために良かれと思ってやられてきた対応だということは私もわかっています。

しかし、学校という環境に入ったときに、親のようにかまってくれるような人はいませんし、子が失敗しそうでも助けてくれるような人はなかなかいません。学校では叱られることもあります。

この学校生活とのギャップが彼女の不登校の一因になったのだろうと推測できました。


ですので、学校をお休みさせてから親御さんには家庭内の対応を学校生活とのギャップを埋める意識をもって対応していただきました。
学校に行かせながら対応を変えればいいと思われがちですが、このケースの場合、どうしても学校に行くことを前提として対応をするとなると「学校に行かせる」というところがクローズアップされてしまい、親御さんの対応が「行かせる」ために過干渉にも過保護にもなりやすい状況になりやすい環境に陥ってしまいやすいのです。

長くなりました。
続きはまた次回。


※細かい対応面や、状況の変化などは実際にはもっとあります。この場では省略しておりますのでその点はご理解いただいた上でお読みください。

 どんきー先生(佐藤博)


ペアレンツキャンプ無料支援説明会のお知らせ!
↑5月21日、6月10日に上記説明会を行います。ご興味を持たれた方はぜひご覧ください

↓皆さんの応援のもとブログ発信が出来ております!
こちらをポチッと
応援宜しくお願いします♪(1日1回クリックを!是非ともよろしくおねがいいたします)↓
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ



parentscamp at 08:30|Permalinkmixiチェック

2017年05月17日

小1プロブレムに起因する不登校の復学事例 

こんにちは!

どんきー先生です


 春のこの時期は毎朝、身体よりも大きなランドセルを背負った新小学1年生たちが小学校に登校していくのを目にするたびにほほえましい気持ちになりますよね

しかし、この小学1年生になるこの時期は楽しいばかりではなく、実は子どもたちにとっては様々な問題に直面する時期になります。

いわゆる、小1プロブレムと言われる問題ですね。

小1プロブレムとは「小学校に入学したばかりの1年生が集団行動がとれない、授業中に座っていられない、先生の話をきかない」など「学校生活になじめない状態が続くこと」を指しています。

この小1プロブレムが解決されないまま登校を続けると子どもたちの中には過度なストレスがかかり不登校にまで発展してしまうケースが多く見受けられます。
私も支援を続ける中でそういったケースの支援を多数行ってきました。

こういった問題が起こってしまうことはなぜなのかという原因を支援の中から探っていきますと、まず大きな環境変化が要因の一つとしてあげられます。
つまり、幼稚園や保育園の生活と小学校生活が大きく違うということが一つの要因ということです。

幼稚園や保育園では、なかったシステムが小学校では導入されることが多いですよね。
例えば、幼稚園や保育園では時間割のようなきっちりした区切りがないことが多いです。
でも、小学校には時間割がある。

そもそも授業という概念が幼稚園にはないことが多いです。
幼稚園にはお昼寝の時間があるけれども、小学校にはないことが多いですよね。
幼稚園には親御さんの送り迎えや送迎バスでの送り迎えがあったりしますが、小学校では送り迎えはなく、自分の足だけで登校しなくちゃならないことが多いですよね。
地域によっては上級生のお兄さんお姉さんたちと集団で登校しなくちゃいけないこともあります。

・・・と、数え上げればキリがないほど幼稚園生活と小学校生活では環境の変化が生じます。(この差が生じないように小学校のような生活をさせている幼稚園、保育園もあるようですが、、)

こういった環境変化に適応できずつまり小1プロブレムに直面してしまうことで、「学校が怖い」というようになり不登校になっていくケースが多数報告されています


今回はその中から一つの事例を紹介したいと思います。 


【小学1年生 女の子 母子登校から不登校】 


支援を引き受けた際は母子登校の段階でした。
毎日、お母さんが学校まで付き添い、教室の中でもお母さんの席を一番後ろに設けてもらい、毎日参観しているような状況でした。
そんな状況ですから、子どもは何か困ったことがあるとすぐに教室の一番後ろにいるお母さんのもとへ駆け寄り、泣いて助けを求めるという状況でした。
幸い先生は根気よく、困ったことがあればお母さんではなく先生やお友達に聞くように指導してくだっさっていました。それでも、泣いてしまい、話にならずといったところだったようです。
しかし、これでは、さすがに担任の先生としてもクラスの運営がままならずといったところで、先生はこちらの状況を最大限考慮してくれているとはいえ、お母さん側がその状況に平謝りするしかないという先生も親ももちろん当事者の子どももつらいといった雰囲気があったようです。

この母子登校になってしまったきっかけとしては「給食が嫌だ」ということから行き渋りが始まり、その後、「ママがいい!学校行きたくない!」という様になり、それであればと母子登校が始まったようでした。

続きはまた次回

 ※細かい対応面や、状況の変化などは実際にはもっとあります。この場では省略しておりますのでその点はご理解いただいた上でお読みください。

 どんきー先生(佐藤博)

↓皆さんの応援のもとブログ発信が出来ております!
こちらをポチッと
応援宜しくお願いします♪(1日1回クリックを!是非ともよろしくおねがいいたします)↓
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ



parentscamp at 10:00|Permalinkmixiチェック

2017年03月28日

中1ギャップによる不登校からの復学事例

ブログ読者のみなさまこんにちは!どんきー先生です
お待たせしました!!!前回の続きです


前回までの記事はこちらから↓

,呂海舛蕕ら

△呂海舛蕕ら





このケースでは不登校中に子ども自身が家庭内で問題行動が見られ、その行動が学校に行っている時にはほとんど見られませんでした。となると、学校に行けないことでストレスになりこういった行動を起こしていたという分析ができました。
そのためには早期の教室復帰を目指した方がこの子のためだという結論に至りました。
ですので、私たちは直接的に子どもを支え、支援してやることのできる手法であるダイレクトアプローチという手法をとることになりました。


ダイレクトアプローチに入る日がいよいよやってきました。


まずは「彼と会ってまともに話ができるのか?」というところが懸念材料でした。
というのも、前述しましたが彼はスクールカウンセラーに会うことや別室登校を拒否している経緯があるからです。
また、学校に行かなくなってから学校の先生に会うことも拒否をしていること、友達にも会えておらず、親以外の人間とはまともに会話をしていないという状況だったからです。


その部分を最大限考慮して慎重に対応を組んでいきました。

私たちがお家に伺ったとき、彼はおどろいた表情を見せました。
それでも、こちらの話にはしっかりと耳を貸してくれました。

こちらの質問にも声は小さいながらも答えは返してくれていましたので、対応前の懸念材料はクリアできました。

そこからは、「どうして学校を休んでしまったのか?」という彼にとっては話しにくいだろうと思われる部分を聞いていきました。

すると、彼は素直にその理由を話してくれました。


理由は一つでした。

「中学にいったら知らない子たちがたくさんいて なじめる気がしなくて学校が怖くなった」

これは事前に親御さんから聞いていた話とも一致しました。

そこを話してくれたので、次は彼に学校に行く意志があるのかを尋ねました。

すると、彼は「学校に行きたい」と涙を浮かべながら話してくれました。

ただ、こうも言ってくれました。

「でも、やっぱり怖い」

彼にとって学校の通うということが相当怖いものになっているのだという確信を私が得た発言でした。それもそのはずです。彼は中学校にたった4日しか行けず長い不登校期間を過ごしてしまったわけですから。
このように長く休んでしまったことで学校についてわからないことが増えてしまい、それが原因となり「学校が怖い」となってしまうケースは少なくありません。

この発言を受けて、以上のような分析ができたので、私からは「学校を長く休んだことでわからないことだらけになってしまったのではないか?」と彼に聞いてみました。

すると、彼は「そうです。勉強もわからないし、友達ができるかもわからない。先生が受け入れてくれるかもわからない。それが怖い」と言ってくれました。
ここまで話ができるということは彼自身、ここに至るまで自分であれこれ考えていたんだと思います。

この時点で彼が再び学校に戻るにはこの不安をなんとかしてやらないといけない。
それを一人で考えてきたもののどうにもできずに今の状況になっている。
…となると、彼を側で支えてやり、具体的にどうすれば学校に戻れるのかを示してやる必要もある。
そこを包括的にサポートしていく必要がある。
そう私は判断しました。

そこからは、「彼とどうすれば学校に行けるか」という具体的なところを話し合っていきました。その話し合いの場でも彼はしっかりと話すことができました。
最初に危惧していた「話せないかも」というところは取り越し苦労で終わってくれました。

最後に家庭内のことについてもご両親も含めて話し合いをし、今までやってしまっていた行動を彼は反省し、ご両親も彼の気持ちに理解を示していただき、これから彼が学校に戻るために頑張っていくということで一旦水に流し、家族みんなで前を向いて学校に戻る準備をするということで一致団結できました。(後日、弟にも謝っていたそうです)


そして、この私が彼に初めて会った日から約一ヶ月かけてしっかりと学校に戻る準備を進めていくことができました。

彼の中で一番大きな問題となっていた「学校を休んだからこそ起こった問題」についてもカウンセラーが二人三脚で彼に寄り添いサポートしてやることで不安を取り除いてやることができました。
準備中は家の中でもほぼ問題なく過ごすことができました。


そして、登校日を迎えました。

登校日の朝、私は彼に再び会いました。
緊張はしていましたが、覚悟を決めたいい顔をしていました。


彼は久しぶりに「いってきます」と親御さんに言い、家を出ることができました。


この日から彼は病欠を1日しただけで約半年ほど継続登校を頑張っています。
継続登校のステージに入ってからは彼の問題だと思われていた行動は落ち着き、今ではほとんど見られません。(たまに弟にちょっかい出しているようですが・・。それも兄弟の小競り合いの範疇で収まっているようです)
一度、クラスメイトとトラブルがあったようですが、親御さんが上手に彼の話を聴いてやり、しっかりと相談にのってやることで、そのトラブルにも対処することができ、それが原因で学校を休むことはありませんでした。

この成果は親御さんが子の話をしっかり聴いてやるというスキルが上がったこととドーンと構えて落ち着いて対応することができたこと。子ども自身が以前のように学校を休むという選択肢を取らずに、学校に行きながら自分が学校に行き続けるためにはどうしたらいいかを考えられたことがこの約半年の継続登校に繋がったのだと思います。

この春からは新学年を迎えますが、親御さんの学ぶ姿勢と子の頑張りがあれば、新学年という大きい環境変化もおそらく乗り切ってくれるだろうと思います。




復学おめでとうございます!




 ※細かい対応面や、状況の変化などは実際にはもっとあります。この場では省略しておりますのでその点はご理解いただいた上でお読みください。

 どんきー先生(佐藤博)

↓皆さんの応援のもとブログ発信が出来ております!
こちらをポチッと
応援宜しくお願いします♪(1日1回クリックを!是非ともよろしくおねがいいたします)↓
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ   

parentscamp at 08:00|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック