親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。家庭教育支援センターペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

どんきー先生の記事

ストレス耐性が低いタイプの不登校の復学事例

こんにちは。どんきー先生です
以前から続けて投稿していた今回の記事も、これが最後です。

この日から、彼は訪問カウンセラーと二人三脚で準備を進めていきました。
私たちの支援では子どもに寄り添いながら、準備を進めていきます。

準備の内容によっては子どもが緊張する場面も多くあります。
そういった場面でもカウンセラーが寄り添ってあげることで乗り越えていけるように支えていきます。
彼は緊張する場面では素直に「緊張する」とカウンセラーに話をし、その場面を乗り越えられた時には「緊張した!やって良かった!」とカウンセラーの前で素直に喜びを表現していました。
このように一緒に乗り越えていくことでカウンセラーとのリレーション(信頼関係)を構築していきます。
このリレーションが後々、復学してから継続して登校していく中で彼が悩みを抱えた時に活きてきます。

寝る時間や起きる時間、勉強する時間、遊ぶ時間、と一日のスケジュールを自分自身で考えて決断し、その通りに生活をすることができていました。
これはカウンセラーからアドバイスをしたわけではなく彼が自主的に登校するために必要と考え、決めたことを実行しているようでした。
このように緊張する場面ではうまくカウンセラーを頼り、その上で自分が頑張らないといけないところは自分で考え行動することが出来ていました。

このような準備を約1ヶ月ほどかけてしていきました。

そして復学日当日を迎えました。

この日の朝、私は彼に久しぶりに会いました。
この復学する日の朝は多くの子が緊張する場面になるところでしたが、彼は緊張よりも楽しみが勝っているようでした。
彼はスッキリとした清々しい笑顔を見せてくれました。
ここまでの準備が充実していたのでしょう。
この顔を見て私はこの日から彼は生まれ変われることを確信しました。


私からはここまでの準備を労い、久しぶりの学校を楽しんでくるように彼に伝えました。
すると、彼は満面の笑みで「はい!」と力強い返事をしてくれました。


そして、彼は約半年ぶりに「いってきます!」と家を出て、彼は一度も振り返ることなく堂々と胸を張って登校していきました。


その後ろ姿を見えなくなるまで涙ながらに眺めていらっしゃるご両親が印象的でした。

この日のことを彼もご両親も一生忘れることはないでしょう。



彼は学校から帰ってからも明るく「楽しかった!」と言って帰ってきました。
早速、友達と遊ぶ約束をして友達と大いに盛り上がったようです。

この日から彼はインフルエンザによる体調不良以外は一日も休まず登校しています。

不登校をしている間に見られた行動は一切なくなり、学校のことはたまに失敗もしますが基本的には自分で考えてこなしているようです。

親御さんの方も「今まで言いすぎていました。今は何も言わずとも子どもに任せていて大丈夫とわかり気が楽になりました」とおっしゃっています。

彼の今の生活は不登校になる前とさほど大きな違いはないと思われます。
つい1年前はストレスフルだった生活が今は活き活きと充実した生活を彼は送れています。
この大きな違いは彼が自分の責任のもとで自分の人生を歩み出し、一度失敗したこと(不登校)でその辛さを十分に知ることが出来た。
そして、子どもだけではなく親御さんも子が不登校になったことで子に合う対応合わない対応を見つめ直し、子に合う対応に変えることで子どもが大きく成長したのだと思います。


継続登校はまだまだ始まったばかりです。
おそらく、この先、学校に行ったら行ったで起こる問題もあるでしょう。
ただ、ここを乗り越えて行けたこの親子であれば、どんなことがこの先合っても乗り越えて行けることと私は確信しています。


登校おめでとうございます!



それでは、また次回ブログ記事にてお会いしましょう!



※あくまでペアレンツキャンプにおける復学支援のケースから多く見受けられるものを元にお話ししました。なにかの参考程度にみていただき、家庭だけで判断するのではなく専門家にご相談されることをお勧めいたします。

 どんきー先生(佐藤博)

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ストレス耐性が低いタイプの不登校の復学事例

どんきー先生です。
前回の続きです。

お家に入った時、彼は自分の部屋でタブレットを眺めていました。
動画を観ていたのかゲームをしていたのかだと思われます。
その表情は無表情で目もうつろな様子でした。

私と顔を合わせたときには驚いた表情を見せてはいましたが、すぐにタブレットを置き、緊張しつつも落ち着いた様子でこちらの話を聴いてくれていました。

まず、私からは「なぜこのような状況になってしまったのか?」という事を聞きました。
この質問はおそらく答えにくかったのではないかと思います。
それでも、彼は涙を見せながらも自分の言葉で

「勉強に疲れてしまった。学校に行っていたころは疲れてしまって帰りの電車で寝てしまい本来降りる駅で降りれなくて終点まで行って引き返してきたことがある。そういう日が何度も続くと宿題が間に合わなかったりすることが増えて、嫌になっていってしまった」


と答えてくれました。

私からは彼が話してくれたことを受け止めた上で「今、学校についてどう思っている?」ということを聞いていきました。
すると、彼は「このままではいけないと思ってます。だから、学校には行こうとしているんです。勉強もしているし、でも、友達が自分のことをどう思っているのかがわからないから怖いんです」と話してくれました。


彼は学校の勉強について行くことに必死になり、自分の限界まで追い込んだ結果、学校に行けなくなってしまったこと。それを誰にも相談できずに今まで過ごしていたこと。
そして、勉強を始めたのは「学校に行くときのため」の準備だったことがわかり、なおかつ「登校」するという事に対して具体的な不安を抱えていることがわかりました。

このことから、彼が学校に戻るうえで必要なことは彼が今抱えている不安を解決するためにしっかりとしたサポートと彼自身の気持ちの「踏ん切り」が必要だということが見えてきました。


私からは彼の気持ちを汲んだうえで、
「君が学校に行こうとしていることはわかった。休んでしまった理由も良く分かった。そのことは事実として変えれるものではない。そのためには君1人で抱え込んでいても解決はしない。人の助けを借りながらでいいから解決していく道を考えていく必要がある。人の助けを借りることは何も恥にはならない。このままではいけないと思うのなら尚更人の手を借りてでも自分のために前に進んでいく方が君のためだと思う」
と彼に伝えていきました。


すると彼の方から
「学校に行けるものなら行きたい。不安が少しでも解消されるのであれば頑張ってみたい」
と泣きながら話してくれました。

そこには彼の「本当の気持ち」が込められているように感じられました。


ですので、ここから彼をサポートしていく訪問カウンセラーを導入し、具体的に復学に向けてどういったスケジュールで準備をしていくのか、彼の不安に対しどういった支援が必要なのか、というプランを話し合っていただきました。



話し合いについては彼は積極的に話をしてくれ、今彼が学校に戻る上で抱えている不安を正直に話してくれ、カウンセラーが提示したプランを興味を持って聞いてくれたようです。
その上で、「これなら学校に行けそう」という感想を持ってくれたようです。

私も詳しくどういったプランで準備をしていくのかを彼本人に確認しましたが、最初のような無気力な表情ではなく、目に光が宿りスッキリとした顔でプランの説明をしてくれました。


「これなら学校に行けそう」というプランが定まったことで彼の中で自信を取り戻すことが出来たのではないかと思います。自信を持つことが出来たことで表情が変わったのでしょう。


復学に向けてのプランが組み立てられたことで彼の表情に自信を持たせることはできました。
しかし、彼が不登校中に起こしてしまった行動については何も解決していませんでした。
ここを素通りしてしまって彼が復学に向けて動き出せたとしても彼自身が自分のしてしまったことをまた思い出し、自分を責めてしまうことが考えられました。
また、ここで彼が自分の行動について顧みることで親に支えられて自分が生きていることを再認識してもらう機会になると私は判断しました。

ですので、休んでしまっている間に起こしてしまった行動について理由を子に聴いていきました。

すると、彼は
「親に不満があったわけではなくて、学校に行きたくても行けなくて、親が心配したり、行くように言われるとイライラしてしまって起こしてしまった。親には悪いと思っている」
という内容を話してくれました。


私からは
「起こしてしまったことは仕方ない。君自身も苦しんでいたんだから。でも、起こしてしまったことは褒められることではないのも事実。君自身がやってはいけなかったことだという理解があるのであれば、一言君の口から親に言っておくことがあるかと思う。それを伝えておかないとまた君自身が自分を責めてしまいかねないと思う。伝えるべきことを親に伝えてそこもスッキリしておこう」
と伝えました。


そして、両親と彼とで向き合っていただき、彼の口から学校に戻ること、休んでいる間に起こしてしまったことに対して「ごめんなさい。」という一言と「育ててくれてありがとう」という言葉を添えてご両親に伝えてくれました


ご両親もその言葉を聞いて涙を浮かべながら「うん。うん」とうなづき、「これからは一緒に頑張ろう」と子に伝えてくれました。


私はこの親子の姿を見て「この家族であればきっとこの不登校も乗り越えられる」と確信することができました


次回に続きます


※あくまでペアレンツキャンプにおける復学支援のケースから多く見受けられるものを元にお話ししました。なにかの参考程度にみていただき、家庭だけで判断するのではなく専門家にご相談されることをお勧めいたします。

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ストレス耐性が低いタイプの不登校の復学事例

ブログ読者のみなさんこんにちは
どんきー先生です。前回ブログの続きです。

不登校が始まってからの彼の行動としては
・思い通りにいかないことがあるとご飯を食べない日がある(ハンガーストライキ)
・友だちの連絡先をすべて消去してしまう。
・部屋に閉じこもり、部屋を荒らす
・「今日死ぬ」という発言が見られる
・漢方薬を大量に飲んでしまう
・パソコンに氷をのせ、壊す
・部屋の壁に穴をあける
・昼夜逆転気味の生活


というような行動が見受けられました。


このことを見ると、彼自身、学校に行けずにいることが辛く、自分自身を責めてしまってこのような行動に至ってしまっているように見えました。


支援開始したときにはこういった行動自体は落ち着いてはいたものの、感情的になりやすい状態ではありました。


私たちの復学支援では家庭教育に対してアドバイスをする支援(システムズアプローチ)と子どもに直接アプローチをかけて復学を目指す支援(ダイレクトアプローチ)による支援の大きく分けて2つの支援を柱にして復学を目指します。



このケースについてはまず家庭内での対応についてアドバイスするシステムズアプローチ支援により親御さんの対応面についてアドバイスしていきました。
きっかけとなるのは親からの声かけ(過干渉)に対する反発というものが多く見受けられたのでまずは親からの声かけを極力少なくしてもらうことで反発させる機会を減らし家庭を落ち着かせることを優先しました。


すると、狙い通りに子は落ち着き、反発はほぼなくなり、家庭が静かな状態に落ち着きました。


家庭は狙い通り落ち着きましたが、ただこれだけではなかなか復学といというところまでは行きつきません。
というのも、子どもは不登校が続くことによって休んでいる間の学校のことがわからなくなってしまうことで、学校に戻る「きっかけ」を見失ってしまうケースが多く見受けられます。

このケースでも子の行動としては落ち着いてきたことによって勉強には手を付け始めたものの、学校に行くという行動までは見受けられませんでした。


ですので、このタイミングで私たちの復学支援のもう一つの柱であるダイレクトアプローチ支援を展開し、復学に向けて彼が見失ってしまっている「きっかけ」作りと復学に向けた具体的なサポート体制づくりを進めていくことを親御さんと相談し決めました。


私たちのダイレクトアプローチ支援とはその名の通り、不登校になってしまっているお子さんに会うために訪問カウンセラーがお家に直接伺って対応をすることを指します。
これは不登校になってしまうことでお家から出れなくなってしまったり、相談はしたいけど行くことが出来ていない学校に行ってスクールカウンセラーさんや学校の先生に相談しに行くことが難しくなってしまっているケースが多く見受けられます。
そのため、私たちの支援では直接お家に入り込み、お家でお子さんに会ったうえで対応をしていきます。
お家に入る時にはお子さんから私たちの訪問に対して拒否をされることも想定されるので、そうならないような算段を立てるために親御さんと綿密に協議を重ねた上で対応に入ります。


いよいよ、ダイレクトアプローチ当日を迎えました。

続きはまた次回ブログにて

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ストレス耐性が低いタイプの不登校の復学事例

ブログ読者のみなさんこんにちは
どんきー先生です

クラスが変わったり、担任の先生が変わったり、と子どもたちを取り巻く環境がガラッと変わる4月。
この環境変化に子どもたちが戸惑わないよう家庭ではサポートしていくことが大切ですね。

さて、今回は復学事例についてとりあげたいと思います。

【中学1年生 男の子 不登校】

彼は1年生の夏休み前から欠席する日が多くなり、登校したとしても朝は行き渋り、親や時には担任の先生が迎えに来てくれ、最寄り駅や学校まで送り届けるというような日々が1ヶ月ほど続き、最終的には1学期の終わりから完全不登校になってしまったというケースでした。


夏休みが明けてからも登校する気配がないというところで支援のご依頼をいただきました。

彼は学校を休むようになった理由を親御さんや学校の先生たちには話をしませんでした。
親御さんや学校の先生方が彼を見てきた中で推察できる理由として
・学校が行事や勉強に忙しいところであり疲れてしまったのではないか
・新中学1年生という環境に適応できなかったのではないか
・勉強面での目標設定が高すぎて疲れてしまったのではないか

という事でした。


次に彼が不登校になってしまった時期の学校環境を見た時に、学校でいじめがあった事実は認められず、どちらかというと彼は友達が多い方で、成績は真ん中よりも上の位置にあり、担任の先生は親身に相談に乗ってくれ、他の生徒たちからの評判も良い先生だという事がわかりました。

このことから彼が不登校になった要因として全くないとは言えませんが、学校環境によるところの可能性は低いだろうということが見受けられました。

次に彼の性格傾向を分析していきました。

支援を始めた時の彼の性格分析としては
・完璧主義傾向にある
・内弁慶傾向にある
・ストレス耐性が低い
・親への依存が強い
・プライドが高い


といったような性格傾向が見えました。


完璧主義な上、プライドが高い上、内弁慶傾向が強く、ストレス耐性が低いということから、学校や社会で受けてくるストレスの感じ方が人一倍強く、その上、人よりもそのストレスに耐えれないという性格傾向にあったということが初期の分析で見えてきました。

以上のことから、学校の環境に起因する問題よりもむしろ子ども自身の性格傾向に起因する問題が不登校の一因になっている可能性が高いという事が見えてきました。

そして、これまでの家庭教育についても振り返り、彼に合った対応を親御さんとともに考えました。
家庭教育の特徴としては『過干渉傾向』にありました。

子に対して過干渉な対応を重ねてしまうことで子どもから見ると『親は口うるさい人』という認識になってしまっていました。つまり、子から見て『親の立場』が子よりも低くなってしまっている状態になっていることが見受けられました。
また、過干渉傾向にあることで子どもがなんでも親のせいにしてしまう傾向も見受けられました。
これは子が失敗する前に子を助けてしまうという先回りな対応を続けたことにより、いざ子が失敗した時に「親が助けてくれなかったからだ!」というような認識を持ってしまい、自分の失敗とは認められず、親のせいにしてしまいがちな傾向にあることが見受けられました。

こういった家庭教育にあったことも上記のような性格傾向に彼がなった一つの要因だったと考えられました。

次回に続きます。

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不登校中に勉強はさせるべき?

みなさん、こんにちは
どんきー先生です。

暦の上では春が到来しましたね
この時期は卒業式や終業式といった年度終わりに向けた行事が多くなります。
新学年、新生活を迎えるための準備期間とも言えますね。
「終わりよければすべて良し」とはよく言ったもので、この年度終わりの過ごし方によって新学年、新生活をよいかたちで迎えられるかが変わってきます。

私が支援をしている復学支援においても、年度末までに復学を目指すご家庭のため私は日々東奔西走しております。
四国の中学生に関東の中学生、東海の小学生に関西の中学生などなど、といった具合にこの1ヶ月の間は毎週登校を目指す子の登校予定日が組まれています。
時には車で、時には新幹線で時には飛行機で現場に赴き登校のサポートをしております。
今年度中に子どもたちの笑顔を取り戻せるようにラストスパートをかけています。

さて、今回は不登校の復学支援をしている中でよくある質問についてお話ししたいと思います。


それは「不登校中に勉強をさせるべきですか?」です。

元も子もない話をすれば「ケースによる」というところです。
それを言い出したら話が終わってしまうので、私たちの復学支援で多く見受けられるケースを事例にしてお話ししたいと思います。

事例のお話をする前に皆さんに誤解のないよう申し上げると、大前提としては復学を目指すことが目下の目標であるということです。

それを大前提として結論からお話ししますと「勉強は無理にさせない方がいい」というのが結論となります。「無理に」というのがポイントで、子どもに勉強する意志があるケースはこれに当てはまらないことが多いです。(意志があっても勉強を促さないほうが良いケースもあるのではっきりとは言えませんが…)


私たちが復学支援をしている中で、不登校になってしまったきっかけが学校の授業についていけないとか宿題が提出できないという事をきっかけに不登校になってしまった子はやはり勉強が手につかなくなるケースが多いだろうというのはみなさんも想像できるかと思います。
ですが、実はどういうきっかけで不登校になったとしても休みが続いてしまうことで家での勉強が手につかなくなるケースがほとんどなのです。
いきなり手を付けられなくなる子もいれば、徐々に手が付けられなくなっていく子がいたり、いつ手が付けられなくなるかはそれぞれのケースによって違います。

その姿を見た時に多くの親御さんが学校を休んだうえでさらに勉強まで遅れてしまうと、より学校に行きづらくなってしまう事を心配されて子に勉強をさせようさせようとされます。それは親として当然の対応と思います。
でも、親が勉強をさせようとすればするほど、子からの反発を招いてしまい、親子で言い争ってしまったり、勉強をさせたくて物を買ってあげるなどの条件を付けて勉強をさせ、その結果何をするにも物を買うように子がねだってきたりとわがままを助長してしまうケースも少なくありません
また、反発がひどくなると親子関係が悪化してしまい、子どもがひきこもってしまった事例も過去にはありました


たしかに、学校に行かなくなりさらに家で勉強をしなくなれば学校の勉強には遅れていってしまいます。
でも、子ども側の視点に立った時に学校に行かないのに勉強をする動機や理由がなかなか見つけられなかったり、1人で勉強しても1人での勉強にはやはり習熟度に限界がある。親に教えてもらえばいいとも考えられますが、どうしても親相手だと先生という立場ではないから、甘えてしまって集中できなかったり、上記のように親に教えてもらうことに反発してしまったりするように見受けられます。


復学を目指す上で大事なことは、実は勉強を遅れないようにするという事よりも、子が「登校する」という意志を明確に持つことです。
その明確な意志が持てていない状況で勉強することを促してもなかなか子どもに勉強をする意味、つまり動機を持つことが難しいです。
実際、復学支援の中でも、復学するまで家で全く勉強をしなかった子が復学してから登校が落ち着いてくるにつれて勉強にも力を入れ始めていくという子が多いです。
これは不登校だった子が復学し登校を続けることで、クラスの子が勉強している姿を見たり、自分でも取り組んでみたら案外できるという経験をしてきたりと学校社会で刺激を受けてくることで勉強する必要性を感じたり、自分にとっての勉強する意味を見出すことで勉強にも手を出せていくのだと思われます。
不登校中にはこういった外部からの刺激がないですし、そもそも学校に行っていないので勉強する意味や動機が見つからない子が多いようです。
そういった子に「勉強しなさい」という刺激を与えるよりもその先の未来まで見据えた対応が必要になってくると思います。

不登校の子、みんながみんなこうなるというわけではありませんが、不登校で悩まれている親御さんにとってなにかの参考になれば幸いです。

※あくまでペアレンツキャンプにおける復学支援のケースから多く見受けられるものを元にお話ししました。なにかの参考程度にみていただき、家庭だけで判断するのではなく専門家にご相談されることをお勧めいたします。



それでは、また次回


 どんきー先生(佐藤博)

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プロフィール

ぶにん先生

不登校児童の訪問カウンセラーとして多くの不登校の小中学生と関わり、復学へと導く。不登校の解決法として家族関係の重要性を説き、水野式の家庭教育メソッドである「PCM」を構築。「家族と子どもの自立」を第一に考え、全国の親子をサポート。不登校の復学支援や家庭教育に関する講演会も精力的に行っている。

現在、家庭教育支援センターペアレンツキャンプ代表理事として全国からの家庭教育相談や復学支援を展開している。著書多数。

【主な著書】
・『無理して学校へ行かなくていい、は本当か』
・『ころんでも立ち上がれる子はあなたが育てる』

当カウンセリングルームは2003〜2005年までMSNブログにて開設されていた「ぶにん先生のカウンセリングルーム」の2代目として開設された情報発信型カウンセリングルームである。


家庭教育に興味のある親御さん、お子さんのことでお悩みの親御さんなど皆さんの憩いの場になればと思います。

お子さんのことでお悩みのかたは家庭教育支援センターペアレンツキャンプまでお気軽にご相談を。

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関東ペアレンツキャンプ親の会
みかんさんによる関東ペアレンツキャンプ親の会ブログ。小学2年生の時に不登校になった息子さんと娘さんとの日常生活についての笑いあり涙ありの日記。息子さんの不登校からの復学についての考察、情報発信を主にされています。


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