新学年がスタートし、1週間が過ぎました。
登校が不安定なお子さんのご家庭から「助けてください」という内容のご相談がペアレンツキャンプにもたくさん届いています。
子どもの登校をどう促すかという部分は、声をかけるタイミングや話す内容を気を付けなければいけませんが、その判断は難しく慎重さが求められます。

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 ブログ読者のみなさん、こんにちは。
スージー先生です
今回はブログタイトルにもありますように、当センターへいただく親御さんからの内容を少しご紹介できればと思います。
もしかしたら同じ内容で悩まれているご家庭もあるでしょう。
その様なご家庭に何かしらペアレンツキャプがお力になれることもあるかもしれませんので、お読みいただければ幸いです




小学生に多い問い合わせの内容


小学生のこの時期のお問い合わせに多いのは、やはり1年生の母子登校や行き渋りの内容でしょう。
また、小学校中学年〜高学年になるとこれまでに不登校を経験されていたケースが多いように感じます。
新学年になって始業式〜数日行ける子もいますが、どうしても長くは続かないようです。
お子さんがお休みしたタイミングで急いでお問い合わせいただいたというケースもありました。

どのケースの子ども達も頑張ってはいるのですが、子どもの特徴として
自己発信が苦手で友達と話すことが難しい
新しいクラスに緊張しすぎてしまい動きが止まってしまう
学校に行こうと思ってはいても、体調に影響が出てしまう・・・
という状態であることがお問い合わせの内容としても多いです。

まだ子どもが小さいと親御さんが無理にでも連れて行けば学校に行くこともあるかもしれませんが、それも親御さんとしては心苦しい対応とも言えるでしょう。
そしてその対応で例え子どもが学校に行ったとしても、それはその日だけに過ぎないのでまた翌日もその翌日も同じような対応を続けるしかない・・・と吐露される親御さんもいらっしゃいました。

ただ、小学生低学年のお子さんをお持ちの親御さんは、比較的登校に問題があっても心のどこかで「まだ大丈夫だろう」と思われている方も少なくありません。
子どもが幼いと成長と共に自然に学校に行くことが出来るだろうという親御さんのお気持ちも分かりますが、多くの不登校児を見てきた私たちは早めのご相談をお勧めしております。

不登校などの期間が長期化してしまうと、どうしても問題が複雑化してしまうケースが多いからです。

中学生に多い問い合わせ内容


中学生のお問い合わせでは、「新学年から行く!」と子どもが言っていたにもかかわらず行けなかったというお問い合わせが増えています。
「新学年から行く!」「中学生になってから行くから。」などと言うお子さんは少なくありません。
(ブログ記事にて記載していますので、ご覧ください4月になったら行くからという子ども達

親御さんの気持ちとしては、子どもが言い出したから待っていたのに結局学校に行かないとなるのであればショックも大きいかもしれません。
その他にも、この時期は中学1年生のご相談が増えています
小学校の頃は積極的に発言出来ていたのに、中学生になってそうもいかなくなった
元々コミュニケーションが苦手だったのが中学になって顕著に見られるようになった
小学校との違いに戸惑い、学校に行けなくなった
これらはいわゆる“中1ギャップ”と呼ばれるものとなり、近年社会的にも問題視されています。

小学校から中学生という環境やシステムの変化に子どもが順応出来ずにフェードアウトしてしまうような状態です。
中1ギャップにも様々なパターンがありそれぞれに合った対応が望まれますが、ご家庭で間違った対応を繰り返していると状況がより深刻化してしまうというケースも少なくありません。

「小学生の時は元気に登校できていたのに、まさか中学生になって学校をお休みするなんて思ってもいませんでした。」
「小学校高学年ぐらいから自分の話を家でしなくなってきたので、心配していました。急にお休みするようになってどう対応したらいいのか分からない。」
などとご相談される方もいらっしゃいました。

中学生にもなると、子どもの成長期として思春期真っ只中というお子さんも多いです。
その為、親御さんからよかれと思って声をかけたことに対して「うるさいなぁ!」などと邪険に扱われてしまうこともよく見受けられます。
適切な親子の距離を保てていないと、子どもとの関係に亀裂が生じてしまうご家庭もあります。


ペアレンツキャンプが出来る家庭への支援


ペアレンツキャプでは、まずお子さんの今の状況や家庭での様子など現状を把握し、お子さんの性格傾向などを分析するところから始めます。
長く支援者として活動していると、ある程度こういう対応が望ましいということが分かってもきますが、必ずしもその対応がどのご家庭にも合うとは限りません。
だからこそ、個々のケースを1つずつ分析し、お子さんに・ご家庭に合った家庭教育をアドバイスしています。

また、私たちペアレンツキャプは“学校行かせ屋さん”でもありません。
ですので、子ども達に「学校行けよ!」という対応ばかりをするわけでもありません。
むしろ大事なのは学校に行き続けられるような力を子どもにも家庭にも持っていただくことであると考えています。
その為、子どもが社会性や自立性などを育むことが家庭内で出来るように家庭を整えていくことが肝要となります。
お子さんに対する親御さんの対応を学んでいただき、親御さんがご家庭で実践していただきます。
すると少しずつですが子どもが社会性や自立性を身につけて成長していってくれます。

復学支援と調べれば今の時代は様々な支援機関が出てくるでしょう。
ペアレンツキャプは復学した後の継続登校までしっかりとサポートさせていただいています


ペアレンツキャプが出来る子どもへの直接的なアプローチ


上記のように親御さんの対応を変えていただき、子どもが社会性や自立性を身につけたとしても学校に行くかといえば、そこは必ずしもイコールではありません
どうしても最後の踏ん切りの部分で足踏みしてしまうお子さんは非常に多いと感じます。
第三者の支援を子ども自身が求めていたとしても、学校にいるスクールソーシャルワーカー(SSW)に相談しに行くことが出来ないという子どもも多いです。
「学校に行けない」と言っている子どもに学校まで連れて行くのも大変ですよね・・・。
また、学校には行けなくても「自分は病気ではない」と感じているお子さんの場合は医療機関やカウンセリングを受けに行くということも難しい場合もあります。

その様なケースでは、私たちペアレンツキャプ専属のカウンセラーがご家庭に直接伺い、お子さんに対してカウンセリングや復学に向けたサポートをしていきます。
※必ずしも当センターの支援を受けていただくとカウンセラーがお伺いするという訳ではございません。
※カウンセラーのご家庭への介入に関しては、復学支援コースの担当カウンセラーが判断いたします。

ケースによってそのサポート内容は様々ですが、
朝起きる練習をする
勉強のサポート
学校の持ち物の確認を一緒にする
子どもの不安な話を聴いてあげる
学校に行く順序を実際の経路を使って確認する
先生と会う場に一緒にいてサポートする
子どもと仲良くなれるようにゲームや遊びやアニメの話などをする・・・・
などが挙げられます。

また、親御さんがなかなか対応に困る朝子どもを起こす場面もカウンセラーが介入しているケースでは直接的なサポートもしています。
私もよく始発で家を出て子どもの家に行って子どもを起こすところからサポートしています。
親御さん相手だと甘えが出てしまい起きれないという子ども達も、カウンセラーが行くとすんなりと起きてくれる子もいます。

復学したばかりの子はこの様に朝起きるところのサポートまでしていますが、それも子どもの様子に合わせて頻度を少なくしていくこともありますし、勉強面のサポートなどを重点的にするケースもあります。

ここまで手厚いサポートは、正直なところ公的な機関では難しいのではないかと思います。
民間機関である私たちペアレンツキャプだからこそできる支援でもあると言えるでしょう。

1人で悩まず専門家にご相談を


只今、ペアレンツキャプでは無料個別相談会を開催中です
当センターの支援を受けられたいと検討中の方もそうですが、お子さんの登校状況が不安定になってきた方にはご相談いただける絶好のチャンスとなっております
この無料個別相談会は当センターの復学支援コース担当の復学支援カウンセラーが担当いたしますので、不登校児やそのご家庭を見てきた専門家の目線からお答えできることもあるかと思います。
不登校の復学にも様々な手法がありますが、まずご家庭としてどのような課題点や改善が必要なのかという部分は親御さんが把握されていた方が様々な支援機関の中からご自身のご家庭に・お子さんに合った支援を選びやすいのではないかと考えます。

無料個別相談会に関しては下記ブログをご覧ください!
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「無料個別相談会」を開催します!

4月7日から無料個別相談会は開催されており、残り数日となっております
まだ新学期が始まったばかりという時期ですが、お子さんの様子にいち早く気づかれた親御さんが数名ご利用いただきました。ありがとうございます

今回の無料個別相談会は4月21日までです!
この期間中にお問い合わせいただいた方であれば、21日以降の日程でも対応させていただきます。
是非、お気軽にご相談くださいね。
ご相談は下の問い合わせフォームからお願いいたします。
(↓支援にご興味がある方はこちら↓)
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当センターのアドバイザーが一つ一つ丁寧にお返事させていただきます。

それでは、また次回のブログ記事にてお会いしましょう
スージー先生


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