本日が終業式であるという学校も多いのではないでしょうか。
卒業式や終業式、それぞれのお子さんの学年によって違いますが、どのお子さんも今年度頑張ってくれたのではないかと思います。 
そんな頑張ったお子さん達に、春休みの間にしっかり労っておきましょう

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ブログ読者のみなさん、こんにちは。
スージー先生です

ついこの間まで「まだ寒いな〜」なんて思っていましたが、急に暖かい日が続いて一気に春に近づいてきました
大阪の桜は徐々に咲き始めたぐらいですので、お花見が出来るのはもう少し先かなというところです

卒業式・終業式を終えた子ども達は楽しい春休みを過ごすこととなるでしょう
4月になれば新しい学年がスタートします。
そんな子ども達に親御さんから伝えておきたいことがあります。




親から子どもに話す場を作りましょう



年度替わりというキリの良い時期ですので、親御さんから子ども達に話をする場を作ってみましょう
大事な話を親御さんからするという場を家庭内で作ることによって、親御さんの立場を上げることにも繋がります。
普段の親子間の会話は自然にしていただいて構いませんが、子ども達の年齢が上がると受験や進路の話、もっと大きくなると就職の話など大事な話をせざるを得ない状況が出てくるでしょう。
そういう時に家庭内で定期的に親御さんが大事な話をする場を作れていると話しやすくなります。

親御さんから子ども達に話をする際は、食事中や何かをしているついでに伝えるのではなく“大事な話をしている”という雰囲気を出せるとよいでしょう。
何かのついでに話すと大事な話という捉え方が子ども達側でできなくなります。
私たち大人も何かついでに言われたことはそんなに大事な話とは受け取りませんよね
そして、子ども達がゲームをしているテレビやYouTubeに夢中という時に話をするのも避けたいですね。
子ども達がゲームやテレビ・YouTubeを観ている時は、一旦子ども達がこちらの話す話に集中できるような環境を整えることが先決であるでしょう。

話す内容も大事ですが、話す環境もしっかり整えていくことによって親御さんの伝えたい内容がより子ども達に伝わるのではないかと思います
話す環境を整えるポイントとしては、聞き手である子ども達が親御さんの話に集中できる環境を作るとよいでしょう


1年間頑張った子ども達に労いを



4月からスタートした学年もようやく1年が終わります。
子ども達からすると「長かった」「あっという間だった」などそれぞれに思うことも違うでしょうね。
それと同じように子ども達それぞれが頑張った場面も違うかと思います。
頑張っている子ども達の側で見守っていた親御さんだからこそ気づくこともあるでしょう。

子ども達が頑張ったところを親御さんの目から見て分かる範囲で構いませんので、しっかり労ってあげましょう。
労う時は具体的な話も一緒に伝えられると子ども達もきっと「そんなところまでお父さん(お母さん)は見てくれていたんだな。」と嬉しく感じると思いますよ

特に既に当たり前のように出来ている事よりも、子ども達が苦手や不安を口にしても頑張れたことなどを労ってあげるとよいでしょう。
「図工の時間が嫌だって泣いちゃう日もあったけど、それでも頑張って学校に行ってる姿はお父さん(お母さん)誇らしく思ったぞ。」
「お友達と喧嘩した日もあったけど、次の日になったらまたその子と一緒に仲良く遊ぶ姿を見て逞しく感じたわ。」

など・・・。


新学年に向けてのエールを



新学年になることに対して子ども達の受け取り方も様々です。
多くの子ども達は「期待半分」「不安半分」であることが多いでしょう。
新しい環境というのは、私たち大人であっても緊張しますよね
その緊張の捉え方は様々で、子ども達の中でもあまり気にしない子もいれば気にし過ぎてしまう子どももいます。

親御さんとしては子ども達に新しい学年でも頑張って欲しいと思う方が多いのではないでしょうか。
そう思われることは親であれば自然なことのように感じます。
ただ、そのままの言葉で「頑張ってね。」と伝えてもプレッシャーに感じてしまう子もいますので、言葉のチョイスは考えていきたいですね。
どの様な言葉が適切なのかというのはお子さんによって変わってきますが、プレッシャーを与えすぎないような声掛けが望ましいでしょう。

特にお子さんの年齢が低いご家庭は、来年度子ども達がお兄さん・お姉さんになることを意識させていけるとよいかと思います。
「4月からは〇〇(子どもの名前)も2年生のお兄さんになるわけだから、自分のことは自分で出来るようになっていけるとカッコイイよな。」
「春休みが明けると中学生になるわけだから、勉強もレベルアップするだろうし今から準備を進めていけると安心かもしれないわね。お母さんたちも応援してるから、困ったことがあったら言ってきてね。」


ご夫婦で労う時間を取りましょう



また、忘れてはいけない事は子ども達が頑張ることが出来たのは、陰ながら親御さんが子ども達を支えたからとも言えます。
毎日の食事の用意や洗濯・お風呂の準備などの家事、子ども達がネガティブな発言をしてきた時には良き相談役となる日もあったでしょう。
時には言うことを聞かない・ルールを破ってしまった子ども達に対して叱ることもあったことでしょう。
そういった陰ながらの親御さんの努力は残念ながら誰からも評価されることがなく、日々過ぎてしまうことの方が多いものです。

365日休みなんてないのに、おかしな話ですよね・・・

「誰も労ってくれない・・・。」などと嘆くよりも、ご夫婦間でお互いに労う日を設けて互いに「私たちよく頑張ったよね!」と言い合える関係性がいいのではないかと考えます。
お父さん・お母さん・祖父母など・・・。
子育てに携わっている人はご夫婦だけに限らないと思いますので、子育てに関わったみなさんで是非お互いに労い合う日を作り、新学年に向けて気持ち新たにスタートしていただければと思います


春休みは新学年の準備期間でもある



学校にもよりますが、春休みは宿題の出ない学校が多いように感じます。
子ども達からすれば宿題のない長期休みはラッキー以外の何ものでもありませんよね
遊びにゲームにと明け暮れる子ども達が多いかと思います。

そんな春休みは、新学年の準備期間でもあると言われています。
新しく始まる学年の物理的な準備や、勉強面に不安を感じている子は復習の期間に与えられるとよいですよね。
ただ、どれも親御さん主導で「はい、あれして!」「この準備がまだじゃない!」「勉強してないと取り残されてしまうわよ!」などと言ってしまうと子ども達も嫌な顔をしてしまいます

お子さんの年齢にもよりますが、親子間で一緒に新学年に向けてどの様な準備が必要なのかという点を話し合い、それに向けて実際にどういう事をしていくのかという点を考えていけるとよいでしょう。

また、学校のお休みの期間は物理的な親子間の距離が近くなるので、親御さん側も子ども達の言動が気になってしまいがちです。
その結果子ども達についつい言ってしまい、過干渉・過保護な対応になってしまうご家庭もあります。子ども達が家にいることで「イライラが止まらない・・・」なんておっしゃる親御さんも少なくありません。
春休み期間中に親御さんから過干渉・過保護な対応を繰り返されて過ごしたお子さんは、その環境に慣れてしまい、新しい学年になっても家庭と学校との環境のギャップに付いていけないこともあります。

子ども達に新しい学年でも気持ち新たに生活できるよう、サポートできるとよいですよね。
その為には、家庭内の環境を学校と同じようにしていくとよいのではないかと考えます。
子ども達が何か困ったことに直面しても、親御さんがすぐに手助けをしてあげるのではなく、まずは自分で乗り越えられるのか・どのような答えを導き出すのかという点を見てあげましょう。
そしてそれでも子ども達がどうしても困り果てているようであれば、親御さんが力を貸してあげるとよいかと思います。
すぐに手を差し伸べるのではなく、親御さんのサポートは最終手段ぐらいにしてあげると子ども達も様々な経験が出来ると思いますよ

我が家に・我が子にどの様な対応が望ましいのか分からないという親御さんは、是非一度当センターの専門家にご相談ください。
お問い合わせはこちらから!

4月からの新学年を気持ちよくスタートする為に、春休み期間中にできる対応をご紹介しました
それぞれのご家庭・お子さんの年齢によって対応面は多少変わってきますが、基本的な部分は同じであると考えます。
是非、参考にしていただければ幸いです。


それではまた次回のブログ記事でお会いしましょう
スージー先生

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