我が子が「学校に行きたくない」と言い始めた。学校を休み始めた。自分の部屋に入って出てこなくなった。
そんなときに、「本人は理由を何も話さないので、なぜこうなったのか分かりません…」と途方に暮れて、私たちのところにご相談してこられる親御さんもいらっしゃいます。

特に小学校高学年から中学生くらいの年齢になると、思春期・反抗期に差し掛かることもあり、親が「子どもが何に悩んでいるのか分からない」という状態になることも増えやすいです。
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皆さんこんにちはりーぼ先生です

今回は、「悩みを親には話したくない」という子どもへの親の対応について、記事を書いていこうと思います。

冒頭にも書いた通り、子どもが学校生活の中で悩みや不安を抱えていてもそれを親に言わず、親は子どもが登校渋りや不登校の状態になって初めて子どもが悩んでいたことに気がついた…というのは、珍しい話ではありません

こういった状況になる前に、子どもが家庭で本音を言えない状態を親が作っていないか?を考えておくことが大事かもしれません。
子どもが何か言ってきたときに「でもそれってこうじゃないの?」と否定から入ったり、子どもに対して「こうした方がいいよ」「こうして」など指示や提案を頻繁にしていたり、子どもの話に対して尋問のように「どういうこと?」「なんで?」など質問を繰り返してしまっていませんか?
このような対応が頻繁だと、子どもは親からの口出しを回避するために、そもそも親に言わない、という行動をとりやすくなります。
また、親に話しても嫌な気分になるだけという経験を積んでいると、「話してもしょうがない」「話したくない」という感情も強くなってきます。
子どもが話をしてきたときは、親が「言おう言おう」という姿勢をとるよりも、子どもの話を「聴こう聴こう」という姿勢をとるようにしましょう。
そういった姿勢をもって、子どもの話に耳を傾け、共感することを心がけておきたいですね

ただ、もちろん、子どもが不安を抱えていたとしても、何でもかんでも親に言わなければいけないというものでもありません。
「この話は親に言いたくない」と感じている子どもに対して、あれこれ詮索しようとしたり、話すようにしつこく促すことは、かえって逆効果になる場合も多いです。
私自身も学生時代、親に学校のことをいろいろ話すのはあまり好きではありませんでしたし、親もそれを理解してか特に詮索してこなかったので、程よい親子の距離感は保たれていたと思います。
子どもが悩みを親に言ってこない=親子の関係性がよくない、ということではないでしょう。

もちろん、親としては子どもが相談してくれた方が安心すると思いますが、子どもにとってはそれは必要ないのかもしれませんし、親とは別の立場の相手の方が相談しやすい場合もあるでしょう。
結局のところ、親に相談する・しないというのは子ども自身が選べばよい部分だと言えます。

親としては、いざ子どもが相談したいと思ったときにそれができるように、まず親が「いつでも聞くことはできるよ」という姿勢を示しておいてあげることが大事だと言えるでしょう。
ここは何よりも普段の積み重ねが活きてきますから、引き続き頑張っていきましょうね!

それではまた次回のブログ記事でお会いしましょう


りーぼ先生

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