不登校と言えどそこに至る経緯は様々です。
当センターには全国から不登校や五月雨登校、母子登校などのご相談をたくさんいただきます。
その中で感じることとしては、その日からぱたりと学校に行かなくなった子どもは少ないということです。
殆どのご家庭では、お子さんが不登校に至るまでの間に行き渋りを見せいたケースや、五月雨登校や別室登校などを経て不登校に至ったというケースが殆どです。

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ブログ読者のみなさん、こんにちは!
スージー先生です。

今回は、ブログのタイトルにもありますように、『不登校に至る悩み』について書きたいと思います

先述した通り、不登校と言いましてもその様子や経緯は様々です。
不登校に至る「きっかけ」として、
お友達とトラブルがあった
テストが嫌だ
勉強について行けない
体調不良(お腹が痛い、頭が痛いなど)
学校行事が嫌だ(運動会やプールが嫌など)
などが挙げられます。

しかし、この不登校に至る「きっかけ」も学校をお休みする期間が長くなってくると、子どもが抱える不安や悩みは変化してきます。
もちろん、上記にあげた「きっかけ」の部分も不安ではあるのですが、それに加えて下記のような不安が出てくることが殆どです。

お友達からどう思われているのだろうか
今学校でどんな授業をしているのか分からない
勉強についていけるかなぁ・・・
学校に行き続ける体力に自信がない
自分の席は今どこだろう
持ち物(教科書類や制服など)は全部そろっているのかな
先生としばらく会っていないからどう話せばいいか分からない
などなど・・・・・。

挙げればキリがありません。
それぐらい、学校に行かない期間が長くなればなるほど、子どもが抱える不安や悩みは増えていきます。
そんな状況下で、親御さんから「学校には行きなさい!」なんて言われても、子どもからすると「行けない!(行きたい気持ちはあっても不安で押しつぶされそうなんだよ!)」と言いたくなるのも無理はないでしょう。

子どもの状況や性格傾向にもよりますが、不登校の子どもに対して「学校行きなさい!」と押し出すだけでは難しいケースが多いのは、こういった理由も考えられます。

私たちペアレンツキャンプの復学支援コースでは、この様な様々な不安や悩みを抱えた子ども達を訪問カウンセラーが直接ご家庭に介入し、子どものサポートしています。
(※ただし、復学支援コースを受けられたからと言って、全てのケースが訪問カウンセラーが介入するケースであるとは限りません。)
その中では、やはり不登校期間が長くなればなるほど学校をお休みするようになった「きっかけ」の部分よりも、学校を長くお休みしているからこそ出てくる悩みや不安が大きいように感じます。

子ども達のサポートをするにあたり、訪問カウンセラーは子どもにどんな不安や悩みを抱えているのか聞くところから始めます。
出てきた不安や悩みを少なくするためにどんなことが出来るのかを子どもと一緒に考えていきます。
そして、その考えたものを復学する前に実践して、子どもの抱えている不安や悩みを少なくするお手伝いをしています。

【不登校期間が半年ほど経過している中学1年生のA君の場合】

今学校でどんな授業をしているのか分からなくて不安なんです。

そっか。それなら学校の先生に君が復学する時期にどんな授業をしているのか聞いてみることが出来るよ。


この様に一例ではありますが、訪問カウンセラーから「こういうことをすると君が抱えている不安や悩みを減らすことが出来るよ。」という流れで提案していきます。
それを子どもが「やってみたい」「やってみようかな」と前向きに捉えられるのであれば、サポートをしていきます。
上記のケースでは学校の先生に聞いてみるという方法でしたが、勉強面の不安を強く感じている子どもに対しては、勉強のサポートを行うこともあります。
一緒に教科書を読んでみたり、問題を解くこともありますし、中学校の勉強が全く分からないという状況なのであれば、小学6年生の頃の勉強に遡ってやる事もあります。

どの様なサポートをしていくのかは子どもによって様々ですし、子どもとあくまでも相談という形で決めていきます。

長年訪問カウンセラーとして子どもと直接対話していると、自分自身でどう解決していけば良いのかという部分が分からず不安が増幅している子どもも多いように見受けられます。
何が不安なのか、何が心配なのかという部分すらも分からない子どもも少なくありませんので、そういった子ども達に関しては学校に戻ることを一つ一つ具体的にイメージさせながら話を進めていきます。
具体的に話を聞いていくと、子どもも自分事とイメージ出来れば「それは気になる」「それは大丈夫」などと話を進めていくことは出来ます。

そうやって少しずつ子どもの不安を少なくしていくことは出来ますが、やはり不安や悩みをゼロにすることは出来ません。
ゼロにする努力よりも、子ども自身が多少の不安を感じながらも気持ちを割り切ってやっていく気持ちを持つことも大事であると考えます。
私たち訪問カウンセラーは子ども達が復学するための手助けはできますが、学校に行くのは子ども自身です。
学校の中に入ってしまうと私たちが助けてあげるということも難しくなりますので、私たちに代わる頼れる人を先生やお友達の中に作っておくことも復学のサポートとしてすることもあります。

この様に少しずつ子どもが抱える不安や悩みを小さくしていくことで、ゼロにはなってはいないけど「ここまで一緒に頑張ってきたのだから、君なら学校に戻ることも出来ると思うよ。」と子どもの気持ちに対しても寄り添い、支えていきます。
それまで子どもと一緒に頑張ってきた訪問カウンセラーだから話せる内容とも言えますが、子どもと関係性を構築していくことが出来ていれば、こう伝えると子どもも頑張ろうと思えるようになってくれることが多いです。

今回ブログに書いた内容はあくまでも復学のサポートに関する一例です。
全てのご家庭に同じようなサポートをするわけではありません。
このブログ記事をご覧いただき、不登校の期間が長い子どもは抱えている不安や悩みが大きいということは親御さんもご理解いただければと思います


スージー先生

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