私は現在、訪問カウンセラーとして全国のご家庭にお伺いして復学や継続登校に向けての支援を差し上げています。
その中で往々にして感じることは「復学はあくまでスタート地点」ということです。
不登校期間が長かった子が久しぶりに登校することができたのはその子にとって大きな成長だと考えられます。
しかしながら、いざ学校に通い始めると、久しぶりの授業や友達との交流に疲れやしんどさを抱えてしまい、結果として”学校を休む”という選択肢を取るお子さんも少なくはありません。
 
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ブログ読者の皆さんこんにちは!

てんや先生です

6月も終盤に差し掛かり、蒸し暑い日が続いていますね。
暑がりな僕にとっては辛いシーズンです

ブログ読者の皆さんもこまめに水分や塩分を補給するなどして、熱中症や脱水症状を引き起こさないようにお気をつけくださいね

さて、今回は「継続登校」について話していこうと思います。

これまで私は訪問カウンセラーとして数多くのご家庭にお伺いして実際に復学の現場に何度も立ち会ってきました。
無事に復学を果たした子どもたちですが、復学してしばらくしてからあがる悩みとして

「授業の内容についていけなくてしんどい
「友達と話すのが疲れる...
「朝起きるのが辛い


という声が多く見受けられます。

私たちは復学に向けての準備の中で勉強のサポートや生活リズムの改善などのサポートも行なっております。
しかしながら、実際に学校に行き始めると新たな悩みや不安が生まれる可能性もあります。

「復学する」ということがゴールではないということですね。

大事なポイントとしては「新たに生じた不安や悩みをどのように乗り越えていくか」ということです。

年齢によって対応は異なりますが、お子さんが勉強面に関して悩みを抱えている場合は予習や復習など、学習のサポートをしていくことも必要なケースはあります。

「朝起きるのが辛い」と悩むお子さんのケースでは就寝時間をお子さんと話し合って決める、時間の声掛けをするというのも対応の一つです。

学校生活に関する悩みの場合は親御さんが相談に乗ってあげることで多少、本人の不安が和らぐケースもあります。

ですが、生活リズム・学習面のいずれの悩みに関しても、学校に行き続けることで次第に慣れていき、不安が解消していくケースも多いように感じます。

今回ご紹介した理由はほんの一例であり、ご家庭によってお子さんの抱えている不安や悩みは様々です。

また、復学したからといって親御さんが気を抜いて「過保護」「過干渉」の対応をしてしまうと登校が崩れてしまうケースもあります
そうならない為にも「復学がゴール」と捉えるのではなく、あくまで継続登校に向けたスタート地点としてご家庭内での対応を意識していただければと思います

私たち訪問カウンセラーも日々、子どもたちが楽しく学校に通えるように全力でサポートしていきます。

てんや先生

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