今日は「不登校について思うこと」をつらつらと書いてみようと思います。
私の個人的な意見でしかないので賛否両論あるかと思います。
あくまで個人の私的な意見だと思ってお読みいただけますと幸いです

shingakki_kousya

こんにちは。
どんきー先生です


私は不登校復学支援に携わり10年以上が経過しました。
その10年の間に不登校に対する考え方は大きく変化したように思います。

一番大きな変化は「学校がすべてではない」ということかと思います。
実際支援をしているとすべての不登校の子どもたちが学校に行くことが正解とは私も思いません。
学校以外の居場所や学校を休んでしばらく英気を養う必要がある子がいることは支援をしていてそういうケースもあることは実感しています。
しかし、すべての不登校の子どもたちがそれにあてはまるわけではないのではないかと私は考えます。
ちょっと休んでまた頑張ろうと思っていた子がそのちょっと休んだことで再び登校することが怖くなってしまったとか、子どもの環境適応力の問題で不登校になるケースなど、その問題さえ解決してあげれば学校に再び登校できるケースも少なくないと思います。
それをしっかりした分析もなく、学校に行けていないのであれば、他の居場所やゆっくり待ちましょうという対応を通り一辺倒にしてしまっていると、逆に不登校が長引いてしまっているケースも少なくないと思います。
なんでもかんでも休ませましょう、他の居場所もありますよでは解決しないケースがあると思います。

ですので、ケースによりしっかりした分析のもとで、その不登校をしている子どもの家庭の状況や学校での様子、その子自身の特性など、その子がこれまで生きてきた背景や取り巻く環境を分析して、その子に合う、その家庭に合う支援を届けてあげる必要があると思います。

それが、学校以外に居場所を確保してあげる必要がある子もいるし、家庭の中で過ごさせてあげる必要のある子もいる、そして復学を目指すためにサポートが必要な子もいると思います。
しっかりしたアセスメントがあって支援を考える必要があるのだと思います。

「学校がすべてではない」にしろ、ケースによってしっかりと分析したうえで必要な支援を考えてあげる必要があるのではないかと思います。
なによりも子どもたちが不登校だとしても前向きに生きていけるように、不登校であることが前向きに生きることを阻んでしまう要因なら解決してあげる必要があり、その解決法が様々ある中でどの手法が適切かしっかり判断していくことが求められてきていると思います。


また、学校の環境も不登校の数が増えていることで、学校は休んでいてもいいよねという雰囲気がそこにできているようにも思います。よい意味でも悪い意味でも不登校にみんなが慣れていっている雰囲気はあるのだろうと思います。
そうなることで不登校を選んでもなんとかなるだろうと安易に考えた結果、どうにもならなくなってしまっているケースも多くなっているように思います。
どうにもならなくなってしまった後だと、いざ不登校から動き出そうとしてもどうしたらいいかわからず、家庭の外の環境に入ることを極端に怖がってしまい、家から出ない選択を取らざるをえなくなってしまうケースも少なくないと思われます。

この場合は前向きに選択しているわけではないので、不登校中の子どもの様子が悪くなっていってしまうケースが多いように思います。

ただ、この場合は社会の環境の方の問題なので、その環境を変えることは難しいと思います。その学校環境だからこそ救われる子もいるのも事実であり、その環境が適さない子だけのために環境が変わるということはなかなかないところです。

子どもたちを取り巻く環境は刻一刻と変化していきます。
その変化に不適応を起こしてしまった場合には、適応能力を伸ばすのかあるいは個を尊重し自立できるような環境を整えるのかが求められると思います。

どちらにせよ子どもたちを取り巻く学校の環境も変化していることを私たちは知っておく必要があると私は思います。



私たちは復学を目指す支援をしていますが、復学がすべてではなく学校に行こうが行かまいが子どもたちが前向きに楽しく生きていける環境が整っていくことを願いつつ、支援に携わる限りは一件でも多く子どもたちや家庭が明るく笑顔で過ごせるように寄り添う支援をしていきたいと考えます。


話題があちこちいってしまいましたが、あくまで個人的な意見としてお読みいただければ幸いです。


どんきー先生


では、また次回


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