小学6年生や中学3年生は卒業式があり、既に春休みとなっているご家庭もあるでしょう。
それ以外の学年のお子さん達はあと少しで春休みといったところでしょうね。
春休みになるとお子さんと過ごす時間が長くなり、子どもにイライラしてしまうという親御さんも少なくありません。
春休みのような長期期間のお休みでは、親子間でどのような関わり方を気を付けるべきなのでしょうか？？
日中は暖かい日が増えてきましたね。
大阪事務所裏にある大阪天満宮では、梅がきれいに咲いていました
みなさん、こんにちは。
スージー先生です
春休みに入ると子ども達は「休みだ！休みだ！」と盛り上がりますが、親御さんは毎日の食事の献立や子どもとの関わり方などに苦労される方も多いようです。
毎日の食事（献立を考える）も、近年では宅配ミールなどを活用される方や、食洗器を導入したご家庭も増えてきました。
それでも大変なことに変わりはありませんが、子どもとの家庭での関わり方ももう少し気楽にできればいいなと思われている方も多いのではないかと思います
春休みのような長期期間のお休みでは、物理的に親子で過ごす期間が長くなるのでその分関わる時間も増えます。
子どもが学校に行っていると見なくて済んだ子どもの様子なども目についてしまい、親御さんがイライラされることもしばしばあります・・・。
イライラするとついつい
「部屋を片づけなさい。」
「春休みの宿題は済んだの？早くやっておいた方がいいんじゃない？」
「ちゃんとパジャマから着替えなさいよ！」
なんて小言を言ってしまいがちです。
そうならない為には、以下の3点を気を付けてみましょう
�／童罎気鵑�子どもの問題と親の問題を分けて考える
子どもに対して小言をよく言ってしまう親御さんの傾向として、子どもの問題を親御さん自身が自分事と捉えていることが多いです。
子ども部屋を片付けない・風呂に入らない・歯磨きをしない・宿題をしない・ご飯を食べるのが遅い・・・・
などは、本来子ども自身が困ることであると捉え、子どもの問題と言えます。
しかし、親御さんの「片づけて欲しい」「お風呂に入って清潔にしていて欲しい」「言われなくても宿題を終わらせておいて欲しい」などの気持ちが強いと、つい小言になって言ってしまいます。
本当に親御さんが困る問題なのかをまずは見極めていきましょう
子どもがやらないことによって次のような流れになり、親御さんが困る状況になるのであれば具体的に困る点を伝えて子どもがどうするのか様子を見ていきましょう。
子どもが部屋を片付けない→親御さんが子ども部屋に掃除機をかけられない→親が困る
具体的に親御さんが困る点を伝える：
「お母さんあなたの部屋に掃除機をかけたいけど、今の状態だったら掃除機なんてかけられなくて困るわ。」など。
子どもがお風呂に入らない→お風呂に入らないことで子どもが着た服の汚れが酷い→洗濯に手間がかかって困る
具体的に親御さんが困る点を伝える：
「最近あなたが着た服の襟や袖の汚れが取れなくて困るわ。毎日お風呂に入って清潔にしておいてくれると洗濯も簡単で済むから助かるわ。」など。
�⊃道劼竜�離感を意識する
物理的に親子が一緒に過ごす時間が増えると、親子間の距離も縮まりやすいです。
親子間の距離が縮まることで子どもと友達のような感覚で楽しく過ごすことが出来るという利点がある反面、距離が縮まり過ぎると親の立場が損なわれるという一面もあります。
子どもと楽しく過ごすこと自体は問題ありませんし、友好な家族関係を築く上で必要だと思います。
しかし、何事も過ぎるとよくない点が浮き彫りになります。
子どもの行動にばかり目が行くという親御さんも、子どもとの距離が近い傾向にあると考えられますので、少し距離をとってみた方がよいと思われます。
親御さんだけで少し買い物に行ってみる、散歩してみる、違う部屋で過ごしてみるなど物理的な距離をとるのも良いでしょう。
少しの時間でも子どもと離れることによって、親御さんの気持ちの整理やリフレッシュとなることも多いです。
長時間のリフレッシュは難しいと思いますので、こまめに親御さん自身が息抜きできる環境を作っていきましょう
また、物理的な距離だけでなく子どもの側にいるけれど必要以上の干渉をしないことも大事です。
ことあるごとに親御さんが子どものすること一つ一つに口出しをしてしまうのではなく、ある程度見守り、必要な場合のみ干渉する方が親子の距離感も丁度良いでしょう
�４蕎陲鮖劼匹發砲屬弔韻覆�
「そんなこと出来れば苦労しないわよ・・・。」と思われている親御さんもいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、多くの親御さんは子どもに強く当たってしまった後に後悔されています。
中には「私が上手くやらないからこうなるんだ。」とご自身を責められる方も少なくありません。
感情をぶつけるということは、それだけ親御さん自身に余裕がないとも言えます。
ご自身を責めてしまう前に、「あぁ、私は今余裕がなくなっているんだ。」と気づくきっかけとしましょう。
そして、何故余裕がないのか、何が今自分を圧迫しているのかなどを冷静に考えていくと良いかと思います。
自分で考えることすら上手くできない状況なのであれば、それは自分自身が危険信号を出していると捉えましょう。
お一人で抱え込み過ぎず、私たちのような専門家を頼ってください。
人を頼るこは恥ずかしいことでも何でもありません。
むしろ、親御さんが人を頼らず頑張り過ぎてしまうご家庭のお子さん程、親御さんと同様誰かを頼るのが苦手な傾向にあります。
親御さんもひとりの人間です。誰かを頼ることも時には必要です。
上手く話せない、何を言えばいいんだろう・・・という方でも大丈夫です。
お気軽にご相談ください
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今回は春休みの過ごし方として、親御さんが気を付けておきたい点を3点挙げました。
春休み中意識して過ごしてみてくださいね
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