今回は「子どもの朝起こすときの声掛け」についてお話しようと思います。
子どもが目覚まし時計の音で起きない時は、親御さんが子どもに声をかけて起こしていると思います。
ですが、朝の声かけの仕方によってはその日の登校に影響することもあります。
子どもの朝はデリケートなのです。


ブログ読者の皆さん、こんにちは
チャマル先生です
今年は例年より寒い日が続くので、朝布団から出るのが辛い毎日です
いつも布団から出るときは、大きく深呼吸をしてから気合を入れて起き上がるようにしています
寒い朝
それでは本題に入りましょう。
皆さんは、朝子どもを起こす時はどのように起こしていますか?
起こし方のパターンはいくつかあると思います。

〇リビングから子どもの寝室に向けて大声で起こす。
〇子どもの寝室を開けて、起こしに行く。
〇声をかけても気づかないので、布団を剥ぎに行く。


などなど、ご家庭によって朝の起こし方は様々かと思います。
その際、子どもからの反応が・・・

「うるさいなぁ!今から起きるよ!」

と反発されることはないでしょうか。
朝起きてすぐの時はまだ脳が動いておらず、理性よりも感情が優位に立っている状況で、イライラしたり不安な感情が勝ちやすい状態です。
その結果、子どもから「もういい!今日は学校休む!!」と学校をお休みするケースもあります。
とくに一度、不登校を経験している子どもの場合は他の子どもに比べて学校をお休みするハードルが低くなっていることが多く、すぐに休むと発言してしまう子どもも少なくありません。

子どもの寝起きが悪く、普通に声をかけても反発されることもあるかもしれません。
ですが朝の声掛けと同時に不足不満を伝えてしまっているご家庭も多いように感じます。

例えば、下記のような起こし方です。
「〇時だから早く起きなさい、夜更かししているから起きられないんでしょ!」
「早く起きなさい、こんな生活をしているから部屋の片づけもできないのよ!」

親御さんの朝は忙しいことがほとんどです。
家族の朝食を作ったり、朝にしかできない家事をしたり、仕事の準備をしないといけなかったりと朝からバタバタしているご家庭の方が多いでしょう。
忙しくてバタバタしている朝に、子どもがスムーズに起きてくれないとついつい不足不満をぶつけてしまうこともあると思います。

子どもが遅刻をしないように起こしているだけなのに、願ってもない結果に終わてしまうと親御さんもとても悲しいですよね

では、どうすればいいのか?
私たちは親御さんに子どもを朝起きの声掛けとして時間のみ伝えるようにアドバイスをしています。

「〇時だよ」というような形です。

「起きなさい!」という命令・指示に対して子どもが不機嫌になる場合もあります。
時間のみ伝えることで子どもに命令・指示や不満不足を伝えることなく子どもに起きるよう伝えることが出来ます。

ですが、遅刻ギリギリになっていても時間のみ伝える起こし方では、子どもに「急がないとマズイ」という雰囲気が伝わりづらいでしょう。
そこで初めて肩を叩いたり、体をゆすったりして起こすように意識してしましょう。

この、寒い時期は子どもに限らず大人でも寝起きが悪い時もあります。
そういう時期だからこそ、子どもがスムーズに登校できるように慎重に対応していきましょう。

それでは次回のブログ記事にてお会いしましょう!


チャマル先生


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