2022年がスタートして早くも3週間が経とうとしていますね。
皆さんは、今年の目標を立てられましたか?
毎年、年明けにまずは一年の目標を立てる!という方も多いのではないかと思います
ただ、年明けに立てた目標に向かって、一年間継続して取り組み続けるというのは、なかなか至難の技です…
それどころか、年末になって一年を振り返ったときに、「目標を立てたような気がするけれど、どんな目標だったか忘れた…」「そもそも目標を立てたかどうかすら覚えていない…」ということもあるかもしれません
せっかくなので、今回の記事では、目標を達成するための「スモールステップ法」についてお話ししたいと思います。
皆さんこんにちはりーぼ先生です
さて、冒頭で「スモールステップ法」というワードを挙げましたが、皆さんお聞きになったことはあるでしょうか。
これは、最終的な目標達成までの道のりを小さなステップに分ける方法で、家庭教育の中でも活用することができます。
例えば、平均台をまだほとんど渡ることのできない子が、「一度も落ちずに5mの平均台を渡りきる」という目標を立てたとします。
ですが、平均台の上で一歩踏み出すのすらフラフラしてしまう子が、いきなり5mを渡りきるのはまず無理でしょう。
子ども自身、目標が遠すぎて「無理かも」と尻込みしてしまったり、途中で「できないからやーめた」と諦めてしまう可能性も大いに考えられます
このような場合、まずは「50cmのところまで歩いてみよう」「1mのところまで歩いてみよう」など、目標を小さく区切って挑戦させてあげた方が、子どもも「やってみようかな?」と一歩を踏み出しやすくなり、成功体験を積みながらモチベーションの維持もしやすくなります。
このように、最終目標までのステップを細分化し、ひとつずつ達成していくやり方がスモールステップ法です。
子どもが新しく何かに挑戦したり、何か目標を持って取り組んだりするときに、こういった方法を取り入れてみるのもひとつです
スモールステップで目標達成を目指す場合は、以下の3点を意識するようにしておきましょう。
1、最終目標に向かうためのステップになっているか?を考える
例えば「文章力をアップさせる」という最終目標をたてたとして、そのために「1ヶ月に10冊小説を読む」というステップを用意したとします。
さらに、その前段階として、より簡単な「まずは1ヶ月に10冊漫画を読むことから始める」というステップを考えたとします。
しかしながら、この場合、人によっては漫画を読むことに夢中になり、その次の「小説を読む」というステップに対しての意識が薄れ、結果的に「文章力をアップさせる」という本来の目標までなあなあになる、、というようなこともあります
「そのステップが自分にとって、最終目標を達成するための道筋になるか?」という点は吟味しておく必要があると言えます。
2、「できた!」という実感を持てるようにする
できるようになったことはきちんと認め、労うようにしましょう。
それが次のステップへの動機付けにもなります。
3、次のステップに進むタイミングを考慮する
よくあるのが、1つのステップをクリアしたとたんに、すぐに次のステップを用意する、というパターンです。
特に親が子に対してこういった対応をすると、子は目標達成のモチベーションが維持できず、息切れしやすくなります。
タイミングは慎重に考えるようにしましょう。
また、不登校からの復学や教室復帰、母子登校の解消などを目指す場合にも、この「スモールステップ法」を用いるケースがあります
ただし、特に登校面に関しては、スモールステップ法が合うケースもあれば、合わないケースもあります。
スモールステップを採用するにあたっては、
・長期戦になりやすい
・途中のステップで停滞してしまうことがある
といった点を念頭に置いておく必要があります。
これらを考慮したときに、スモールステップを用いるよりも、最初にあえて一番高いハードル(例えば復学初日に1限目から6限目まで教室で授業を受けるというような)を越えさせて本人の不安感を取り除いてあげた方が、継続した登校が果たせるケースもあります。
家庭教育的な観点でも、不登校復学の道筋としても、スモールステップ法はひとつの選択肢ではあります。
それを活用するのが適切かどうかは、本人の性格傾向や能力、これまでの経験や現在の状況などによっても変わってきます。
また、家庭教育のお話とは少し逸れますが、冒頭にお話ししたような「一年の目標」をご自身で決めた場合も、自分なりにスモールステップを用意すると良いかもしれません。
当初は「一年間でこういうことを達成しよう」と思っていても、途中でダレてしまったり、なんとなくうやむやになってしまったりするものです
意識して取り組み続けるためには、一年=12ヶ月という期間をより細分化し、例えば1ヶ月ごとに課題を設けるなどの工夫をしてみましょう
それでは、また次回のブログ記事でお会いしましょう
皆さんは、今年の目標を立てられましたか?
毎年、年明けにまずは一年の目標を立てる!という方も多いのではないかと思います
ただ、年明けに立てた目標に向かって、一年間継続して取り組み続けるというのは、なかなか至難の技です…
それどころか、年末になって一年を振り返ったときに、「目標を立てたような気がするけれど、どんな目標だったか忘れた…」「そもそも目標を立てたかどうかすら覚えていない…」ということもあるかもしれません
せっかくなので、今回の記事では、目標を達成するための「スモールステップ法」についてお話ししたいと思います。
皆さんこんにちはりーぼ先生です
さて、冒頭で「スモールステップ法」というワードを挙げましたが、皆さんお聞きになったことはあるでしょうか。
これは、最終的な目標達成までの道のりを小さなステップに分ける方法で、家庭教育の中でも活用することができます。
例えば、平均台をまだほとんど渡ることのできない子が、「一度も落ちずに5mの平均台を渡りきる」という目標を立てたとします。
ですが、平均台の上で一歩踏み出すのすらフラフラしてしまう子が、いきなり5mを渡りきるのはまず無理でしょう。
子ども自身、目標が遠すぎて「無理かも」と尻込みしてしまったり、途中で「できないからやーめた」と諦めてしまう可能性も大いに考えられます
このような場合、まずは「50cmのところまで歩いてみよう」「1mのところまで歩いてみよう」など、目標を小さく区切って挑戦させてあげた方が、子どもも「やってみようかな?」と一歩を踏み出しやすくなり、成功体験を積みながらモチベーションの維持もしやすくなります。
このように、最終目標までのステップを細分化し、ひとつずつ達成していくやり方がスモールステップ法です。
子どもが新しく何かに挑戦したり、何か目標を持って取り組んだりするときに、こういった方法を取り入れてみるのもひとつです
スモールステップで目標達成を目指す場合は、以下の3点を意識するようにしておきましょう。
1、最終目標に向かうためのステップになっているか?を考える
例えば「文章力をアップさせる」という最終目標をたてたとして、そのために「1ヶ月に10冊小説を読む」というステップを用意したとします。
さらに、その前段階として、より簡単な「まずは1ヶ月に10冊漫画を読むことから始める」というステップを考えたとします。
しかしながら、この場合、人によっては漫画を読むことに夢中になり、その次の「小説を読む」というステップに対しての意識が薄れ、結果的に「文章力をアップさせる」という本来の目標までなあなあになる、、というようなこともあります
「そのステップが自分にとって、最終目標を達成するための道筋になるか?」という点は吟味しておく必要があると言えます。
2、「できた!」という実感を持てるようにする
できるようになったことはきちんと認め、労うようにしましょう。
それが次のステップへの動機付けにもなります。
3、次のステップに進むタイミングを考慮する
よくあるのが、1つのステップをクリアしたとたんに、すぐに次のステップを用意する、というパターンです。
特に親が子に対してこういった対応をすると、子は目標達成のモチベーションが維持できず、息切れしやすくなります。
タイミングは慎重に考えるようにしましょう。
また、不登校からの復学や教室復帰、母子登校の解消などを目指す場合にも、この「スモールステップ法」を用いるケースがあります
ただし、特に登校面に関しては、スモールステップ法が合うケースもあれば、合わないケースもあります。
スモールステップを採用するにあたっては、
・長期戦になりやすい
・途中のステップで停滞してしまうことがある
といった点を念頭に置いておく必要があります。
これらを考慮したときに、スモールステップを用いるよりも、最初にあえて一番高いハードル(例えば復学初日に1限目から6限目まで教室で授業を受けるというような)を越えさせて本人の不安感を取り除いてあげた方が、継続した登校が果たせるケースもあります。
家庭教育的な観点でも、不登校復学の道筋としても、スモールステップ法はひとつの選択肢ではあります。
それを活用するのが適切かどうかは、本人の性格傾向や能力、これまでの経験や現在の状況などによっても変わってきます。
また、家庭教育のお話とは少し逸れますが、冒頭にお話ししたような「一年の目標」をご自身で決めた場合も、自分なりにスモールステップを用意すると良いかもしれません。
当初は「一年間でこういうことを達成しよう」と思っていても、途中でダレてしまったり、なんとなくうやむやになってしまったりするものです
意識して取り組み続けるためには、一年=12ヶ月という期間をより細分化し、例えば1ヶ月ごとに課題を設けるなどの工夫をしてみましょう
それでは、また次回のブログ記事でお会いしましょう