ペアレンツキャンプの復学支援では、訪問カウンセラーが直接ご家庭にお伺いし、学校への復帰を目指すためのサポートを行う場合があります。
これまで私が実際に訪問カウンセラーとして子どもの様子を間近で見ている中で、友達という存在の大きさを感じる場面が何度もありました。
今回はそのことについてお話をしたいと思います。
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皆さんこんにちはりーぼ先生です

学校を長期間お休みしている子にとっては、友達やクラスメートにどう思われているか?が大きな不安になっている場合があります。
そのような場合、「子どもが学校に戻ったときに、できる限り自然に友達の輪に入りやすくなるように」という目的で、復学前に友達と会って話ができるような機会を作ることがあります。
訪問カウンセラーがそこに同席し、子ども同士のやりとりをすぐそばで見守ることもあります

私がこれまで同席させていただいたケースでも、復学を間近に控えた子どもに対して、あるお友達が「クラスはみんないい人ばかりだから、何も心配しなくて大丈夫だよ。」と声をかけてくれていました
「不安だと思うから朝お家に迎えに来ようか?」と聞いてきてくれた子もいました。
友達からそういった言葉をかけてもらえるのは、本人もとても心強かったことと思います。

また、ある小学生の男の子が無事復学日を迎え、朝お友達と一緒に学校に向かう道中、緊張で足が止まりそうになった場面がありました。
そのとき、友達が横で黙って手を繋いでくれ、学校までずっと離さずに歩いてくれました

復学日に学校の門の近くで身体が固まってしまった女の子もいましたが、そのときもクラスメートの子たちが何人も迎えに出てきてくれました。
みんなから「一緒に入ろう」と声をかけてもらい、その女の子は少しはにかんでみんなと一緒に門に入っていきました

これらのケースではいずれも、友達の支えもありながら本人が緊張や不安を乗り越え、今では当たり前のように登校できるようになりました
特に10代の多感な時期は、友達との関係に悩むこともあると思いますが、反対に友達の存在が支えになることもあります。
それをそばで見ていると、友達って偉大だなぁとつくづく感じます

また、人に上手に頼ることができるというのも一つの力です。
不登校の子の中には、「周りに迷惑をかけたくない」と考える子も多いです。一人で抱え込んでしまい、身動きがとれない子もいます。
訪問カウンセラーや周りのお友達に頼ったり支えてもらったりするというのも大事な経験になるでしょう。

不登校から復学したからこそ気がつくことのできる、周りの優しさや温かさもあると思います。
子どもたちがそれを受け取り、今後も力強く前に進んでくれるように…と思いながら、訪問カウンセラーとしても引き続き尽力していきたいと思います

それでは、また次回のブログ記事でお会いしましょう!

りーぼ先生


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