この1年コロナ禍での中での復学支援では難しい判断を求められる機会がより多くなってきています。
その子にとってその家庭にとって復学支援として何が求められるのか、何を目標として私たちは支援しているのか、そのあたりを慎重に判断しながら支援をしていく1年となりました。

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みなさん、こんにちは。
どんきー先生です

私たちの支援では私たちカウンセラーが直接お家に入らせていただき、子どもたちと直に会って対応をしていきます。
カウンセリング現場においての子どもたちの様子は様々です。
その反応を見て私たちはその場その場で専門的な判断をしていきます。

子どもたちと会って不登校になったいきさつやきっかけをひも解いていくと、複雑な内容である場合も稀に見られます。
そういった場合、「今通っている学校に復学をすべきか否か」という点についての判断が子どもも親も、そしてカウンセラーも迷います。

学校に通い続けるのは子どもなのですから、子どもの意見は大切。
親御さんとしても、子どもの状況と心の中に秘めていた思いがわかった結果、「学校に再び通うのがいいと思っていたけれど、無理させない方がいいかもしれない」と復学自体どうすべきか悩まれることもあります。

そういった、判断がとても難しいケースとこの1年、向き合ってきました。

カウンセラーとして、たとえ結果的にどのような道に進んだとしても、子どもや親御さんに自分の選択に後悔してほしくありません
私たちとしても、出来る限りのことはやりつくし、懸命に対応をしました。

子どもに寄り添いつつも、親御さんにはできる限りのアドバイスをしました。
ただ、私たちは直接子どもに対して対応をしますが最終的には親御さんがどう判断されるかにかかっています。

私たちの支援を離れても、親御さんとお子さんは家族である限りずっと一緒にいる訳ですから、その判断は私たちができるものではありません。

支援の入り口では、親御さんとカウンセラーの向かう方向性は同じでも、目指す出口は別々ということもあります。
今回、結果的には復学ではなく別の道を選択されたご家庭もありましたが、それでも親御さんは支援を受けたことは後悔されていませんでした。
最後は、どのような結果になったとしても、私たちはそのご家庭の味方であることをお伝えしました。

また、この支援期間に学んでいただいた家庭教育というものは子どもさんや親御さんがどの道を進むにしても必ず活きてくると思います。
教育機会確保法の成立以降、不登校支援において復学がすべてということではなくなりました。
この法律で掲げている一つの目標は子どもたちの社会的な自立を目標と掲げています。
私たちの支援においても最終の目標はあくまで子どもの社会的な自立と家庭の自立です。
その目標を達成するための一つの手段として復学があると私たちは考えています。
復学という手段を取らなくても自立に向かっていけるケースでは復学という手段に頼らないことも一つの判断です。
このコロナ禍における1年の支援を通じ、私たちの目指す目標というものを再確認できたような1年になりました。これからも私たちはブランドステートメントにある「親子の笑顔のために」「家庭教育の先生」として、子どもたちの社会的な自立を目指し支援をしていきます。


これからもペアレンツキャンプへの応援、宜しくお願いいたします


どんきー先生


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