現在も継続して新型コロナウィルスの影響は様々なところに出ていますね。
不登校支援の現場でも影響は少なからずあります。
そういった現状を踏まえながら、私たちは日々支援をしています。
訪問カウンセラーは感染対策を徹底したうえで、支援を継続し、再び子どもたちが学校に通えるよう全力で子どもたちのサポートをしています。

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こんにちは。どんきー先生です。

コロナ禍における不登校の現状として、コロナに感染したとかコロナ感染に対する不安などの理由から不登校になっているという事例が増えているようです。
実際、熊本市では小中学生にうち、感染者や濃厚接触者となったり基礎疾患があるなど、新型コロナ関連で登校できなかったのは2277人で全体の3.8パーセントあり、このうち1373人が「感染への不安」が理由だったというニュースが流れました。(参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/96a7ebaabf7c8ad9383382761b5905448ca38c66


このような事例の場合は、オンライン授業の活用や家庭内での学習など、子どもたちの教育機会の確保が優先されてくると思います。
しかし、難しいのは家庭の負担が増すということだと思います。
オンライン授業を受けるにしろ、中学生ぐらいであればやり方さえ教えてあげれば、自分で考えてできるかもしれません。
とはいえ、小学生の低学年となるとさすがに子どもだけに任すということは難しいでしょう。
また、家庭で子どもとの時間が増えることにより、母子密着が進んでしまい、母子分離不安などの影響が出てしまうことも懸念されます

実際、私たちの支援においても、小学校低学年のお子さんを持つ親御さんから母子密着、母子分離不安についてのご相談の件数が例年に比べて増えてきています。
例えば、コロナ不安から登校に影響があり、家にいる時間が増え、今まで一人でできていたこともできなくなり、少しでもお母さんが離れようものなら「ママ、ママ!」と、それこそ生後8ヶ月ぐらいの赤ちゃんがお母さんの姿が見えなくなると泣き叫ぶ、かのように叫び続けている。
なんていうご相談を受けるようになっています。

また、中学生でもコロナ禍による休校をきっかけに、
・生活リズムが崩れてしまった
・宿題ができなかった
・オンライン授業に参加できなかった

などの問題が発生し、それにより親子で言い合いになったりしたことで、親子関係が悪化し、その後不登校になった。というようなご相談も増えてきました。

このような問題では、コロナによる影響もさることながら、親御さんが子どもと関わる時間が増えたことにより、家庭の対応が過干渉過保護気味になってしまって、問題が起きているというケースも少なくないと思われます。

上記したような「コロナ感染不安」という不登校も増えてきていますが、このようにその不安から派生し、家庭内の親子関係にも影響を与え、それが原因となって不登校につながってしまっているケースも増えてきています。

コロナ感染不安からくる不登校は、状況が落ち着けば再び登校できるかもしれませんが、家庭内の親子関係などからくる不登校は家庭教育の実践により予防できることもあります。
私たちの過去のブログでは、家庭教育に関する情報を発信してきておりますので、ご興味がある方はぜひご覧ください

それでは、また次回ブログにてお会いしましょう。


どんきー先生






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