私たちは日々『親子の笑顔のために』をスローガンに多くのご家庭の支援をしています。
特に、受講を開始して間もないご家庭を支援していると、親の持つ「理想の子ども像」によってその親子自身が苦しめられているのではないか、と感じることがあります
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皆さんこんにちはりーぼ先生です

特にお盆期間は大雨による被害も多かったようですが、皆様の地域では大丈夫でしょうか?
各地で天気のすぐれない日が続いていましたが、そろそろ晴れ間も増えてきそうですね

さて、今回は子育てにおける「理想」についてのお話です

もちろん、親子ともに幸せになるための「理想」であれば問題ないでしょう。
ですが、その「理想」によってかえって親や子が追い詰められていたり、親子関係が崩れてしまっていたりという様子を見ると、時には「理想」を手放すことも必要なのではないかと感じられます。

子育てにおいて、親の役目としては、「理想の子どもに育てること」ではなく、あくまで「子ども自身が理想を持ってそれに向かって頑張ろうとするのであれば、それをサポートしてあげること」ではないでしょうか。

例えば、「将来困らないように、今のうちからたくさん勉強しておいた方が良い」というように考えて、親御さんが子どもに自学習を促している場合、中には子どもの気持ちが置いてけぼりになっているケースがあります。
あるいは、「子どもがたくさん友達を作って楽しく過ごせるように」といった考えから、親御さんは子どもに「自分からもっとお友達を誘わないと!」「お母さんから声かけておくから○○ちゃんと一緒に遊んできたら?」と何度も声かけをしていたものの、当の本人は「別にそこまでしなくていいのに…」と思っていた、というケースもあります。

これらはほんの一例ですが、こういったケースでは、子どもが描いた理想像ではなく、親が描いた理想像を子どもに押し付けてしまっていることが考えられます

こういった親御さんの傾向としてよく見られるのが、理想の子どもと現実の子どもを引き算して、「あれができていない」「これが足りない」と考えてしまいやすいことです。
そして、できていない部分を補うために、あれをしなさい、これをしなさいと子どもに過剰に求めてしまう…というパターンです。

親御さんがこういった傾向にある場合、子どもも「こうすべき」という理想と「それをできない自分」という現実の間で自信を失っていることが多く見られます。
その結果、「できない自分」が浮き彫りになる学校生活から逃れるために、学校を休むという選択をしてしまう子もいます


子育てにおいては、まず「理想の子ども像」ではなく「今現在の我が子」が起点になるかと思います
そもそもの起点を見失わないようにするためには、子ども自身が何を考え、何を大事にしようとしているのか、理解しようとすることが必要なのではないでしょうか
その上で、「理想と現実を引き算して、足りないもの探しをする」のではなく、「"できるようになるとより良いこと"を足し算していく」という考え方を取り入れてみるのもひとつかもしれません

それでは、また次回のブログ記事でお会いしましょう

りーぼ先生


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