読者の皆様、こんにちは
最近カフェを巡るのが好きすぎて、休みの日は1日3軒朝から昼にかけてお散歩も兼ねて巡っています
ただこのご時世なのでコーヒーをテイクアウトして、近くの公園で座ってほのぼのとしております
落ち着いたらゆっくりと店内でたしなもうと意気込んでおります
改めまして、シン先生です
今日お伝えするのは『物事に取り組む際の”動機付け”について』です。
動機付けとは、ある行動がどのような時に起こり、継続し、どの方向を向いているのかを説明するときに用いられます。
人が行動をするとき、本人がなんらかの欲求(要求)を持ち、同時に欲求の対象が存在する時に起こると言われています。
つまり、「これがしたい」あるいは「これをする」と決めるときには、必ずその行動を取るための理由(欲求や要求)があるということです。
動機付けには「内的(内発的動機づけ)」と「外的(外発的動機づけ)」のふたつがあります。
内発的動機付けは「内面に沸き起こった興味・関心や意欲に動機付けされている状態のこと」を指します。その人の有能感と自己決定力に強い影響を与えます。
(有能感とは、「自分には○○ができる」と思う気持ちであり、自己決定力とは、文字通り自分で決める力や、「自分で決めることができると実感できる力」を指します。)
外発的動機付けは「行動の要因が評価や・賞罰・強制」などを指し、人為的な刺激によるものであると言われています。
このように、人の行動には内発的動機づけと外発的動機づけが関係するのですが、日頃訪問カウンセリングを行っていると、上記いずれかの動機づけによる子どもの行動を見ることができます。
例えば、好きなことに取り組むときは、
「うまくなりたい!」「強くなりたい!」「面白そう!」
といった内的動機付けが働き、自己決定感を持って物事に取り組む姿勢を見ることができます。
好きなことや得意なことに対しては、子どもたちは内発的動機づけにより行動を取っているということですね。
反対に、苦手なことに取り組むときには、
「勉強をしたらゲームができる」「お小遣いがもらえるから家のお手伝いをする」
といった外発的動機付けが働き、作為的に物事に取り組む姿勢を見ることができます。
嫌いなことや苦手なことに対しては、評価や報酬など外発的動機づけにより行動を取っているということです。
結果的に見れば物事に取り組む姿勢に変わりはありませんが、「どちらの動機づけによる行動だったのか」を見れば、どちらが望ましい動機づけによる行動かはご理解いただけるかと思います。
当センターの支援では、ご家庭の状況や子どもの性格傾向に合わせて内発的動機を持って子どもに対応するのか、または外発的動機を持って対応するのかしっかり分析した上でアドバイスを行っております。
また、外発的動機付けを利用し結果的に活動自体から得られる快感や満足感といった内発的動機付けを高める技法もあります
このことを『エンハンシング効果』といいますが、この点については、次回の私のブログでお伝えしたいと思います。
上記の行動心理を理解していれば、お子さんがどういった時に意欲的になるのかがわかりやすくなるかと思います
ぜひ、参考にしていただければと思います
この記事が読者のみなさんのお役に立てれば幸いです。
それでは次回お会いしましょう。
シン先生
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動機付けとは、ある行動がどのような時に起こり、継続し、どの方向を向いているのかを説明するときに用いられます。
人が行動をするとき、本人がなんらかの欲求(要求)を持ち、同時に欲求の対象が存在する時に起こると言われています。
つまり、「これがしたい」あるいは「これをする」と決めるときには、必ずその行動を取るための理由(欲求や要求)があるということです。
動機付けには「内的(内発的動機づけ)」と「外的(外発的動機づけ)」のふたつがあります。
内発的動機付けは「内面に沸き起こった興味・関心や意欲に動機付けされている状態のこと」を指します。その人の有能感と自己決定力に強い影響を与えます。
(有能感とは、「自分には○○ができる」と思う気持ちであり、自己決定力とは、文字通り自分で決める力や、「自分で決めることができると実感できる力」を指します。)
外発的動機付けは「行動の要因が評価や・賞罰・強制」などを指し、人為的な刺激によるものであると言われています。
このように、人の行動には内発的動機づけと外発的動機づけが関係するのですが、日頃訪問カウンセリングを行っていると、上記いずれかの動機づけによる子どもの行動を見ることができます。
例えば、好きなことに取り組むときは、
「うまくなりたい!」「強くなりたい!」「面白そう!」
といった内的動機付けが働き、自己決定感を持って物事に取り組む姿勢を見ることができます。
好きなことや得意なことに対しては、子どもたちは内発的動機づけにより行動を取っているということですね。
反対に、苦手なことに取り組むときには、
「勉強をしたらゲームができる」「お小遣いがもらえるから家のお手伝いをする」
といった外発的動機付けが働き、作為的に物事に取り組む姿勢を見ることができます。
嫌いなことや苦手なことに対しては、評価や報酬など外発的動機づけにより行動を取っているということです。
結果的に見れば物事に取り組む姿勢に変わりはありませんが、「どちらの動機づけによる行動だったのか」を見れば、どちらが望ましい動機づけによる行動かはご理解いただけるかと思います。
当センターの支援では、ご家庭の状況や子どもの性格傾向に合わせて内発的動機を持って子どもに対応するのか、または外発的動機を持って対応するのかしっかり分析した上でアドバイスを行っております。
また、外発的動機付けを利用し結果的に活動自体から得られる快感や満足感といった内発的動機付けを高める技法もあります
このことを『エンハンシング効果』といいますが、この点については、次回の私のブログでお伝えしたいと思います。
上記の行動心理を理解していれば、お子さんがどういった時に意欲的になるのかがわかりやすくなるかと思います
ぜひ、参考にしていただければと思います
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