「日々のお子さんとの関わりの中で、親御さんがPCMを実用的に活用できているか」
ということは、私たちにとっての大きな関心事の一つです
そこで、、、今回は、基本に立ち返ってPCMについてです！！！
ブログ読者の皆様こんにちは
ゆっきー先生です
では、早速PCMの基本から振り返っていきましょう！！！
PCMとは「ペアレンツカウンセリングマインド」の略称です。
日々の子育てやお子さんとの関わりにおいて、親御さんに意識してもらいたいマインド（テクニック含む）を１１本の柱にまとめたペアレンツキャンプのオリジナル家庭教育メソッドです
PCMには11本の柱があります
�．▲�ティブリスニング
�▲▲ぅ瓮奪察璽�
�Ｌ仁瓠∋惻─�提案を極力避ける
�せ劼汎吋譽戰襪硫駭辰鬚靴覆�
�タ討量簑蠅隼劼量簑蠅鯤�けて考える
��先回りして子どもの経験を奪わない
��不足不満を言わない
�┸討硫礎祐僂魏，敬佞韻覆�
��悲しい時には悲しい顔で、うれしいときにはうれしい顔で
��叱り役の立場を下げない
��ターン・テーキング
※後に使うため番号をふっています
それぞれの詳細については、このブログの過去記事にも解説があるかと思います。
気になる方はそれらをご覧いただくか、当センターの創設者が出している書籍をお読みくださいね。
今回は「知識」ではなく、「実用」に焦点を当てたいので、それぞれの説明については割愛します
では、具体例として、２パターンのよくあるケースを紹介します。
ケース事例��
●親から見て子の気になる点
・協調性が低い
（家族の都合に合わせない、友達付き合いの中で自己中心的に振舞う、横暴なところがある）
・我慢できない
（ゲーム時間、玩具やお菓子、親の関心などで自分の欲求が叶えられないと癇癪を起しがち）
家庭教育からの視点では、お子さんにこのような特徴がある場合、
ご家庭で愛情的な意味で厳しく（父性）対応する機会が少ない可能性が高く、子どもがわがまま放題振舞ってしまう子上位の家庭の傾向があると判断できます。
（※必ずしも上記のように分析できる訳ではありません。子が生来的にもつ体質や性質から形成される側面も大きいです。家庭教育は問題を取り巻く一つの要素だとお考え下さい。）
このケースへのPCMとしては、�↓き���の組み合わせが良さそうです
�□�親御さんの気持ちを伝え、子に自分の行動の結果と周囲への影響について考えさせる
�あ�親としての威厳を保って接する
��→叱った時に子が聞く耳を持つように、普段から叱る立場の威厳を保つ
��→親子の会話で子が自分本位に話している可能性があるので、会話のキャッチボールを意識する
のように、「子の行き過ぎたわがままをご家庭で調整できるようなPCMの組み合わせ」
を重点的に実践してもらうことで親御さんの気になる点が軽減しやすいかと思います
ケース事例��
●親から見て子の気になる点
・受け身
（自分から話を主導することが少ない、優柔不断で自分で物事を判断して決めることが少ない）
・心配性、繊細、神経質など
（特に初めて挑戦することに対しての不安感が強い、些細なことを気にし過ぎる傾向がある）
家庭教育からの視点では、お子さんにこのような特徴がある場合、
ご家庭で過保護や過干渉対応が多く、子が自分で考え行動した経験が少ないかもしれないと判断します。子は親の評価や価値観を気にし過ぎていて、同年代のお友達との価値観に差が生じたりします。
（※上記注釈同様）
この場合PCMとしては、�´��キΝЛ┃�の組み合わせが良さそうです
�、�子が自発的に話すような聞き方を心掛ける
��→子が自分で判断して行動するように親からの干渉を控える、または事実のみ伝えて子の行動を待つ
�ア�子の問題（学校の準備、宿題など）について子に任せるようにする
�Β�人間は失敗を繰り返すことで成長します。どしっと構えましょう！
�Б�親（大人）のレベルに合わせたら、子の行動に対する不足しか見えません。
�│�親と子は違う人間なので、親の価値観は伝える程度にしましょう。
��→感情的なやりとり（非言語コミュニケーション）が少ない可能性が考えられます。
子の言語能力は大人と比べて低いので、感情表現は大切です。
のように、「子を一人の人間として尊重し自立心を育むためのPCMの組み合わせ」
を重点的にしてもらいます。
参考にしてもらえると嬉しいです
また、例からも言えることですが、
「実用化」において大事なことはカスタマイズ（個別化、具体化....）です
PCMで言えば、「11つの柱を全てを理解して使えること」は大事ですが、
「日々の中で11つの柱全てを実際に使う」のは必ずしも必要ではありません。
大枠（一般的、一般化、抽象化…）の考え方はどちらかというと、
使用目的ではなく「物事の正確な理解」や「全体像の把握のために」知っておくことが大事です
要は知識として持っていて、「適切な状況で適切に使えるようにしておく」、
または、「必要があれば考慮にいれて判断できるようにしておく」ということですね
また、もっと言うと、、、
家庭教育全体で「大枠」とは、
「子どもの年齢に応じた（子どもの発達段階に合わせた）対応」
「子どもの性差に配慮した（男女で一般的に見られやすい傾向）対応」
などに当てはめて考えることだと言えるかと思います。
これらについて何も知らないと、子育てがし辛いだけでなく、
過保護になりやすかったり、無用な自責やストレスなども感じやすいです。
よって、大枠の知識を知ることはめちゃくちゃ大事です！！
ただ、同じように「実用」の観点で言えば、
「それだけに縛り付いて考えると、合理的でもなく、実用的でもなくなるよね。」
のような考え方だとも言えます。
実際の子育てにおいては、一般論（大枠）だけでは抜けている要素が沢山ありますよね。
お子さんの今現在を形づくる要素としては例えば、、、
本人の性格傾向、精神的・能力的な性質、身体生理的な特徴、
家族の構成、関係性、親の職業、今までから現在のご家庭での接し方、
住んでる地域の周辺環境、通ってきた園、学校、今までから現在の友達関係や周囲の人間関係、
趣味、習い事、好き嫌い......
挙げだしたらキリがないくらいありますよね
お子さん一人一人、ご家庭一軒一軒ごとに、本当に個性があります('ω')
これらは全てカスタマイズ（具体化、個別化）で考える範疇になります
実用的PCMを考える上では、これらを考慮してカスタマイズすることが大事です
しかも人間なので、前上手くいった方法がいつも上手くいくとは限りません
今の周囲の環境や、抱えている問題、成長とあわせて結果が変わって当然です
私たちは機械ではないため、「誰にでもにぴったり当てはまる正解」もなければ、
これやっときゃ間違いないのような、「あらゆる状況に使える正解」もありません。
（ちなみに心理学に否定的な人たちは、人には一人一人個性があるから一般論は信用できないらしいです。特にばりばりの理系の人たちです。そう言いたい気持ちにもなりますよね。）
そういう意味では、PCMをカスタマイズしてもらうことは必要不可欠です！！
また、状況に最適なPCM（カスタマイズ外も含め）を選んで実践することは、それ以上に大事です。
そして、それと同じくらい、PCMだけに頼り過ぎずに、「より広い枠組みで状況に合わせてどのように対応したら良いのか」を考えて対応することも大切です
何でもそうですが、1つの価値観に縛られ過ぎると実践的な意味で合理的でなくなってしまいます。
家庭教育やPCMについても、どちらかと言えば、
数学や物理のような「いつも一つの正解があるものでなく」
国語や英語のように「模範解答はある。ただそれ以外にも何通りもの正解が考えられる考え方」
だと捉えると分かりやすいかと思います。
PCMが定着してきたら、もっと家庭に合う良い方法かないか？
など考えても面白いかもしれませんね（∩´∀｀)∩
これからも、より良い家庭教育の実践の階段を一段ずつ上がっていきましょうね
ゆっきー先生
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ということは、私たちにとっての大きな関心事の一つです
そこで、、、今回は、基本に立ち返ってPCMについてです！！！
ブログ読者の皆様こんにちは
ゆっきー先生です
では、早速PCMの基本から振り返っていきましょう！！！
PCMとは「ペアレンツカウンセリングマインド」の略称です。
日々の子育てやお子さんとの関わりにおいて、親御さんに意識してもらいたいマインド（テクニック含む）を１１本の柱にまとめたペアレンツキャンプのオリジナル家庭教育メソッドです
PCMには11本の柱があります
�．▲�ティブリスニング
�▲▲ぅ瓮奪察璽�
�Ｌ仁瓠∋惻─�提案を極力避ける
�せ劼汎吋譽戰襪硫駭辰鬚靴覆�
�タ討量簑蠅隼劼量簑蠅鯤�けて考える
��先回りして子どもの経験を奪わない
��不足不満を言わない
�┸討硫礎祐僂魏，敬佞韻覆�
��悲しい時には悲しい顔で、うれしいときにはうれしい顔で
��叱り役の立場を下げない
��ターン・テーキング
※後に使うため番号をふっています
それぞれの詳細については、このブログの過去記事にも解説があるかと思います。
気になる方はそれらをご覧いただくか、当センターの創設者が出している書籍をお読みくださいね。
今回は「知識」ではなく、「実用」に焦点を当てたいので、それぞれの説明については割愛します
では、具体例として、２パターンのよくあるケースを紹介します。
ケース事例��
●親から見て子の気になる点
・協調性が低い
（家族の都合に合わせない、友達付き合いの中で自己中心的に振舞う、横暴なところがある）
・我慢できない
（ゲーム時間、玩具やお菓子、親の関心などで自分の欲求が叶えられないと癇癪を起しがち）
家庭教育からの視点では、お子さんにこのような特徴がある場合、
ご家庭で愛情的な意味で厳しく（父性）対応する機会が少ない可能性が高く、子どもがわがまま放題振舞ってしまう子上位の家庭の傾向があると判断できます。
（※必ずしも上記のように分析できる訳ではありません。子が生来的にもつ体質や性質から形成される側面も大きいです。家庭教育は問題を取り巻く一つの要素だとお考え下さい。）
このケースへのPCMとしては、�↓き���の組み合わせが良さそうです
�□�親御さんの気持ちを伝え、子に自分の行動の結果と周囲への影響について考えさせる
�あ�親としての威厳を保って接する
��→叱った時に子が聞く耳を持つように、普段から叱る立場の威厳を保つ
��→親子の会話で子が自分本位に話している可能性があるので、会話のキャッチボールを意識する
のように、「子の行き過ぎたわがままをご家庭で調整できるようなPCMの組み合わせ」
を重点的に実践してもらうことで親御さんの気になる点が軽減しやすいかと思います
ケース事例��
●親から見て子の気になる点
・受け身
（自分から話を主導することが少ない、優柔不断で自分で物事を判断して決めることが少ない）
・心配性、繊細、神経質など
（特に初めて挑戦することに対しての不安感が強い、些細なことを気にし過ぎる傾向がある）
家庭教育からの視点では、お子さんにこのような特徴がある場合、
ご家庭で過保護や過干渉対応が多く、子が自分で考え行動した経験が少ないかもしれないと判断します。子は親の評価や価値観を気にし過ぎていて、同年代のお友達との価値観に差が生じたりします。
（※上記注釈同様）
この場合PCMとしては、�´��キΝЛ┃�の組み合わせが良さそうです
�、�子が自発的に話すような聞き方を心掛ける
��→子が自分で判断して行動するように親からの干渉を控える、または事実のみ伝えて子の行動を待つ
�ア�子の問題（学校の準備、宿題など）について子に任せるようにする
�Β�人間は失敗を繰り返すことで成長します。どしっと構えましょう！
�Б�親（大人）のレベルに合わせたら、子の行動に対する不足しか見えません。
�│�親と子は違う人間なので、親の価値観は伝える程度にしましょう。
��→感情的なやりとり（非言語コミュニケーション）が少ない可能性が考えられます。
子の言語能力は大人と比べて低いので、感情表現は大切です。
のように、「子を一人の人間として尊重し自立心を育むためのPCMの組み合わせ」
を重点的にしてもらいます。
参考にしてもらえると嬉しいです
また、例からも言えることですが、
「実用化」において大事なことはカスタマイズ（個別化、具体化....）です
PCMで言えば、「11つの柱を全てを理解して使えること」は大事ですが、
「日々の中で11つの柱全てを実際に使う」のは必ずしも必要ではありません。
大枠（一般的、一般化、抽象化…）の考え方はどちらかというと、
使用目的ではなく「物事の正確な理解」や「全体像の把握のために」知っておくことが大事です
要は知識として持っていて、「適切な状況で適切に使えるようにしておく」、
または、「必要があれば考慮にいれて判断できるようにしておく」ということですね
また、もっと言うと、、、
家庭教育全体で「大枠」とは、
「子どもの年齢に応じた（子どもの発達段階に合わせた）対応」
「子どもの性差に配慮した（男女で一般的に見られやすい傾向）対応」
などに当てはめて考えることだと言えるかと思います。
これらについて何も知らないと、子育てがし辛いだけでなく、
過保護になりやすかったり、無用な自責やストレスなども感じやすいです。
よって、大枠の知識を知ることはめちゃくちゃ大事です！！
ただ、同じように「実用」の観点で言えば、
「それだけに縛り付いて考えると、合理的でもなく、実用的でもなくなるよね。」
のような考え方だとも言えます。
実際の子育てにおいては、一般論（大枠）だけでは抜けている要素が沢山ありますよね。
お子さんの今現在を形づくる要素としては例えば、、、
本人の性格傾向、精神的・能力的な性質、身体生理的な特徴、
家族の構成、関係性、親の職業、今までから現在のご家庭での接し方、
住んでる地域の周辺環境、通ってきた園、学校、今までから現在の友達関係や周囲の人間関係、
趣味、習い事、好き嫌い......
挙げだしたらキリがないくらいありますよね
お子さん一人一人、ご家庭一軒一軒ごとに、本当に個性があります('ω')
これらは全てカスタマイズ（具体化、個別化）で考える範疇になります
実用的PCMを考える上では、これらを考慮してカスタマイズすることが大事です
しかも人間なので、前上手くいった方法がいつも上手くいくとは限りません
今の周囲の環境や、抱えている問題、成長とあわせて結果が変わって当然です
私たちは機械ではないため、「誰にでもにぴったり当てはまる正解」もなければ、
これやっときゃ間違いないのような、「あらゆる状況に使える正解」もありません。
（ちなみに心理学に否定的な人たちは、人には一人一人個性があるから一般論は信用できないらしいです。特にばりばりの理系の人たちです。そう言いたい気持ちにもなりますよね。）
そういう意味では、PCMをカスタマイズしてもらうことは必要不可欠です！！
また、状況に最適なPCM（カスタマイズ外も含め）を選んで実践することは、それ以上に大事です。
そして、それと同じくらい、PCMだけに頼り過ぎずに、「より広い枠組みで状況に合わせてどのように対応したら良いのか」を考えて対応することも大切です
何でもそうですが、1つの価値観に縛られ過ぎると実践的な意味で合理的でなくなってしまいます。
家庭教育やPCMについても、どちらかと言えば、
数学や物理のような「いつも一つの正解があるものでなく」
国語や英語のように「模範解答はある。ただそれ以外にも何通りもの正解が考えられる考え方」
だと捉えると分かりやすいかと思います。
PCMが定着してきたら、もっと家庭に合う良い方法かないか？
など考えても面白いかもしれませんね（∩´∀｀)∩
これからも、より良い家庭教育の実践の階段を一段ずつ上がっていきましょうね
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