日頃たくさんの親御さんとお話をする中で、親子の価値観・性格の違いを感じる場面が多々あります。
「こうした方が後で楽に決まっているのに、子どもが全然やろうとしません…
」
「子どもがなぜもっと計画的に動こうとしないのか、よく分かりません…
」
など、親御さんからご相談いただくことも多いです。
結果、「子どもの言動にイライラしてしまうんです。」とおっしゃる方もめずらしくありません。

みなさんこんにちは
りーぼ先生です
今回は、「親子の価値観の違い」をテーマに記事を書こうと思います。
親が「先々のことを考えて動くタイプ」である一方で、子どもが「行き当たりばったりタイプ」だと、親は子どもの様子を見てハラハラしてしまいますよね。
例えば朝の登校時間前、子どもは「出発時間の1分前に急いで準備すれば別に間に合うし〜
」と考えてお家でゆっくりしていても、親からすると「なんでそんなギリギリまで準備しないの
!?」「そんなんだと遅刻するかもしれないのに
!」と思ってしまうかもしれません。
また、親御さんが「集中して物事に取り組むタイプ」である一方で、子どもが「飽きっぽいタイプ」だと、こんなお話もよく聞きます。
例えば子どもがテレビを見ながらダラダラと宿題をやっていて、テレビに気を取られて何時間経っても宿題を終わらせていない様子を見て、親は「先にさっさと宿題を終わらせてしまえばいいのに
!」と気になって口出ししてしまう…などです。
このような場合、親から口出しされたとしても、子どもは自分の行動を変えようとはせず、「分かってるよ!」「僕(私)のことなんだから放っておいて!」など反発する、聞こえないフリをして無視する、「はーい」と適当に返事だけして流す、などがほとんどです
親子の価値観が異なるほど、親からの過干渉や、それに対する子どもからの反発が生じやすいです。
ですが、親子と言えど、人と人です。
価値観は違って当然です。
もともと違っていて当たり前の価値観ですから、無理に合わせようとする(合っていなければダメと考える)よりも、違いを理解し合うことが大事だと言えるでしょう。
また、学齢期の子どもたちは「好き嫌い」で物事を判断する傾向が強く(宿題は嫌いだからやりたくない、など)、さまざまな経験を通して、大人になるにつれて「好き嫌い」以上の価値観が備わってくるということも言われています。
子どもが大人と同等の価値観を持っていないからといって焦る必要は全くなく、むしろ、だからこそ「さまざまな経験をさせること」が必要だと考えられます。
「こうした方が後で楽に決まっているのに、子どもが全然やろうとしません…

「子どもがなぜもっと計画的に動こうとしないのか、よく分かりません…

など、親御さんからご相談いただくことも多いです。
結果、「子どもの言動にイライラしてしまうんです。」とおっしゃる方もめずらしくありません。

みなさんこんにちは


今回は、「親子の価値観の違い」をテーマに記事を書こうと思います。
親が「先々のことを考えて動くタイプ」である一方で、子どもが「行き当たりばったりタイプ」だと、親は子どもの様子を見てハラハラしてしまいますよね。
例えば朝の登校時間前、子どもは「出発時間の1分前に急いで準備すれば別に間に合うし〜



また、親御さんが「集中して物事に取り組むタイプ」である一方で、子どもが「飽きっぽいタイプ」だと、こんなお話もよく聞きます。
例えば子どもがテレビを見ながらダラダラと宿題をやっていて、テレビに気を取られて何時間経っても宿題を終わらせていない様子を見て、親は「先にさっさと宿題を終わらせてしまえばいいのに

このような場合、親から口出しされたとしても、子どもは自分の行動を変えようとはせず、「分かってるよ!」「僕(私)のことなんだから放っておいて!」など反発する、聞こえないフリをして無視する、「はーい」と適当に返事だけして流す、などがほとんどです

親子の価値観が異なるほど、親からの過干渉や、それに対する子どもからの反発が生じやすいです。
ですが、親子と言えど、人と人です。
価値観は違って当然です。
もともと違っていて当たり前の価値観ですから、無理に合わせようとする(合っていなければダメと考える)よりも、違いを理解し合うことが大事だと言えるでしょう。
また、学齢期の子どもたちは「好き嫌い」で物事を判断する傾向が強く(宿題は嫌いだからやりたくない、など)、さまざまな経験を通して、大人になるにつれて「好き嫌い」以上の価値観が備わってくるということも言われています。
子どもが大人と同等の価値観を持っていないからといって焦る必要は全くなく、むしろ、だからこそ「さまざまな経験をさせること」が必要だと考えられます。
その上で、意識するべきことを3点挙げておきます。
1.親の価値観が正しいという前提に立たない
例えば先ほどの例のように「子どもが計画的に動かない」状況があったとしても、それが悪いというわけではありません。
計画的に動くのが合う人もいれば、追い込まれた方が力を発揮できる人もいます。
親が前者であっても、子どもは後者かもしれません。
どちらが正しい、間違っているというものではありませんし、それ自体を否定するのは避けておきましょう。
2.子ども自身に考えさせる
ただし、上記の例で言うと、「追い込まれた方が動きやすい」子の場合、失敗することは多くなりやすいです。
「ギリギリから準備を始めたら遅刻しそうになって走らなければいけなくなった」あるいは「実際に少し遅刻してしまった」というような失敗が想定されます。
この場合も、まずはその失敗経験から子ども自身に「ではどうすればいいか?」を考えさせることが大切です。
子どもが自分で考え、時には失敗もしながらさまざまな経験を積んでいくことで、それに応じて価値観は変わっていきます。
逆に、失敗する前から親に「こうしなさい」など命令・指示・提案されていると、そういった経験から学ぶ機会が失われてしまい、今以上の価値観が育ちづらくなります。
3.子どもの意見を受け止める
とはいえ、親の価値観や考えを子どもに知ってもらうことで、子どもにとってはそれが「自分で考えるための材料の一つ」にもなります。
また、親子でお互いを理解し合うことが、良好な親子関係にも繋がります。
親が子どもの価値観を理解することが大事であるのと同時に、子どもが親の価値観を理解することにも大きな意味があると言えます。
ですが、親が自分の価値観を子どもに押しつけようとしてしまうと、子どもも反発心が強くなり、親の言うことを「聞きたくない」「その通りにしたくない」と思うようになっていきます。
この場合も、まずはその失敗経験から子ども自身に「ではどうすればいいか?」を考えさせることが大切です。
子どもが自分で考え、時には失敗もしながらさまざまな経験を積んでいくことで、それに応じて価値観は変わっていきます。
逆に、失敗する前から親に「こうしなさい」など命令・指示・提案されていると、そういった経験から学ぶ機会が失われてしまい、今以上の価値観が育ちづらくなります。
3.子どもの意見を受け止める
とはいえ、親の価値観や考えを子どもに知ってもらうことで、子どもにとってはそれが「自分で考えるための材料の一つ」にもなります。
また、親子でお互いを理解し合うことが、良好な親子関係にも繋がります。
親が子どもの価値観を理解することが大事であるのと同時に、子どもが親の価値観を理解することにも大きな意味があると言えます。
ですが、親が自分の価値観を子どもに押しつけようとしてしまうと、子どもも反発心が強くなり、親の言うことを「聞きたくない」「その通りにしたくない」と思うようになっていきます。
そうならないよう、親が先に「子どもの意見をきちんと受け止めてあげること」が大事です。
親が「そうなんだね。」「そう考えているんだね。」と子の意見を受け止めてあげていると、子も親の意見に耳を貸してくれやすくなります。
以上、今回は親子の価値観の違いと、それに対する考え方をお伝えしました
それでは、また次回のブログ記事でお会いしましょう
親が「そうなんだね。」「そう考えているんだね。」と子の意見を受け止めてあげていると、子も親の意見に耳を貸してくれやすくなります。
以上、今回は親子の価値観の違いと、それに対する考え方をお伝えしました

それでは、また次回のブログ記事でお会いしましょう
