「共感だけでは意味がないです!
ダメなことはダメって言いましょう!」


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ブログ読者の皆様、こんにちは
カケル先生です。

冒頭での言葉は、家庭教育支援コースを受講されている親御さんに私から伝えた言葉です。
今日はそのご家庭のお話をさせていただきます。

支援期間3ヵ月で、お子さんは小学3年生の女の子です。
そのご家庭の親御さんの傾向としては、

・子どもに対してどちらかと言えば放任主義

・親の価値観を押し付けがち

・子どもの発言を頭から否定してしまう(「いや、それは違うでしょ!的な」)


などが挙げられました。

結果、子どもは自分の意見を言うことができず、家でも学校でも苦労していました。
そのため、支援当初はこのご家庭ではアクティブリスニング(傾聴)を学んでいただきました。
アクティブリスニングで子どもの話をしっかり受けることで、子どもはこれまで親御さんに言いづらかったことを話すことができます。

アクティブリスニングを続けること数ヶ月、支援当初に比べて親御さんは子どもが話してきたことをしっかり聴くことができるようになりましたその結果、子どもは家庭内でもお母さんに対して言いたいことを言えるようになったのです

しかし
言いたいことを言えるようになったものの、度が過ぎて子どもは“ワガママ”の部類に入っていました
なぜそうなったのか、分析を進めると、親御さんが子どもの話に共感しすぎたことによるものでした。

共感的に話を聴くことに問題はないのですが、時には非受容の姿勢も必要です。
非受容とは、読んで字の如く、親は受け入れられないと伝えることです。
それでは、共感のみの会話と、非受容を使った会話の違いを見ていきましょう。

子「このピーマン食べたくない。嫌い」
親「そう嫌いなのね。食べたくないのね(共感)
子「うん。だから残す!」
親「残したいんだ。分かったよ。(共感)

いかがですか?
アクティブリスニングという点だけで見ると上手にできていますが、全てを受け入れ過ぎて子どもの思うままになっています。こうなればワガママまっしぐらですよね

ではアクティブリスニングを使いながらも、子どもをワガママにさせない上手な話の聴き方はどうすれば良いのでしょうか。

それが非受容をいれた会話になります(*^_^*)
以下ご覧ください♪

子「このピーマン食べたくない。嫌い」
親「そう嫌いなのね。(共感)でもせっか作ったのに食べたくないって言われると、お母さん悲しいな(アイメッセージを使った非受容)
子「だって苦いもん…だめ?」
親「ピーマン苦いよね。(共感)美味しくなるように作ったから食べてくれると嬉しいよ(アイメッセージを使った非受容)
子「分かった」

共感+非受容
この形を親御さんが学ばれてからは、子どものワガママが減りました。

この3ヶ月でアクティブリスニングを学び、子どもの“自分の言いたいことを言えない”という問題を解決できました。さらに言いたいことは言うようになったけどダメなことはダメという考えも子ども自身が持つことができています

家庭教育を親御さんが学べば、子どもへの変化は表れます
もっと家庭教育を真剣に学びたいという方は、是非ペアレンツキャンプにご相談ください♪

それでは次回のブログ記事でお会いしましょう♪


カケル先生

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