皆さんは、お子さんの食べ物の好き嫌いをなくすことを諦めていませんか?
または、お子さんの食べ物の好き嫌いをなくそうと苦労している方は多いのではないでしょうか
ただ、実際のところ、食べ物の好き嫌いは、食わず嫌いなども多いものです
最初は好きじゃなかったけど、食べているうちに段々好きになってくることなどありませんか?
「そういえば子どもの頃はピーマンが嫌いだったけど、いつの間にか食べられるようになったな」
などの経験がある方も多いかと思います
食べ物の好き嫌いが多い人ほど、始めて見る食べ物に躊躇してしまったり挑戦できなかったりします。
苦手意識があると、挑戦する気持ちが少なくなったり、苦手を克服しようとする気持ちが低くなってしまいますが、食べ物の好き嫌いでも一緒なのかもしれませんね
では、食べ物の好き嫌いをなくすとまではいかなくても、
せめてお子さんが苦手なものに頑張って挑戦する良い方法はないのでしょうか
もちろん、お子さんの食べ物の好き嫌いを完全に無くせる訳ではありませんが、
頑張って克服させられる(かもしれない)方法はあります
その方法とは、
………………………アイメッセージです
アイメッセージの「アイ」は、英語の“I”です。
主語を「私」にするメッセージだと覚えてもらえると分かりやすいかもしれません
一方で、主語を「あなた」(You)にするメッセージもあります。
例えばどんなものかというと、「(あなたは)ご飯は残さず食べなさい!」というようなものです。
ペアレンツキャンプでメシテイ(命令・指示・指定)と呼んでいるものですね
アイメッセージは、メシテイでもなければ、感情的に怒るものでもありません。
アイメッセージのポイントは、「相手の行動によって引き起こされた自分の感情を相手に伝えること」です
アイメッセージを効果的に使うと、お子さんは相手の気持ちを考えて行動できるようになったり、自分の行動が周囲にどのような影響を与えるのかを考えることにも繋がります。道徳的な教育の視点からも、是非しつけに取り入れていただきたい手法ですでは、具体的にどんなアイメッセージを使うと、お子さんが頑張って嫌いな食べ物を食べてくれる(かもしれない)のでしょうか
今回は、2つのパターンからのアイメッセージを紹介します。
作り手の気持ちの面からアプローチする
「あなたが嫌いなものを毎回残しているのを見ると、お母さんはせっかく作ったのに悲しい気持ちになるなあ。(悲しい顔で)」
「あなたが頑張って残さず(嫌いな)なすびを食べていると、はお母さんはうれしいな!」
特に、年齢の低いお子さんは、お父さんお母さんの気持ちに敏感です。そのような点からも、アイメッセージを使った食べ物の好き嫌いへのアプローチは効果的かもしれません
栄養面のことを考えてアプローチする
「あなたが嫌いなものを毎度残していると、十分な栄養が取れてないからお母さんは心配だなあ。」
「あなたが頑張って嫌いな(魚)を食べていると、お母さんは栄養を考えて献立を考えたからうれしいな。」
また、外で遊びまわるような元気なお子さんであれば、「魚を食べると骨が丈夫になって走るのが早くなるかもしれないよ。」などと、栄養素に基づいたお子さんへのメリット(利益)を結びつけると、一層効果があるかもしれませんね
他、十分にご飯が食べられない子どもたちがいることや、生き物や生産者への感謝など
、アイメッセージと組み合わせて伝えられると教育としてもよいかもしれません
異性の目を気にし始める思春期のお子さんであれば、「大人になったら野菜も食べられたほうがモテるよ。」などと、根拠は薄くても多数派の意見らしいことを伝えると、頑張って食べるかもしれませんね
アイメッセージを上手く使って、お子さんの食べ物の好き嫌いに上手く対応していってくださいね
ゆっきー先生
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