訪問カウンセラーは、事前に入るご家庭の担当復学カウンセラーと打ち合わせをして、様々な状況を想定しながらカウンセリングします。

しかし、訪問カウンセリング現場ではその時々の状況が変わることがあります。
打ち合わせした内容だけでは全てを網羅するということはでき兼ねるのです。
子どもであっても感情を持った1人の人間です。
その人間を相手にしているので、想定と違うというパターンも実際あります。
その点を考慮した上でカウンセリングすることが訪問カウンセラーは求められます。
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10月も早くも1週間が過ぎようとしています。
ついこの間までうだるような暑さだった毎日が嘘のようですね

みなさん、こんにちは。スージー先生です。

今回は「小学校低学年の子どもの行き渋りの対応」について書いていきたいと思います
その中でも、体調不良がきっかけで行き渋りをするようになった小学校低学年のケースを挙げてみたいと思います。

私達訪問カウンセラーは、復学を果たした子どもの継続登校のステージで登校のサポートも行います。
登校日の朝に子どもが行き渋るということは珍しくありません・・・

行き渋りに関する子どもの発言は、子どもによって様々です。
体調不良を訴える子もいれば、ただ単に「行きたくない」と突然訴えてくる子もいます。
特に小学1年生の子どもであれば、「嫌だ」「行きたくない」などの単語を発する子が殆どで、具体的に「何が嫌で行きたくない」などと文章化して発言する子は少ないでしょう。

何かがあるからというような具体的な理由の部分よりも、まずは自分の「嫌だ」という感情が優先される為にその様な表現に至ることが多いと考えられます。
表現ができないという訳ではありませんので、後から親御さんが「どうして嫌なの?」などと聞くとちゃんと言える子も多いですが、近年では理由を挙げられない子も増えてきました。 

また、小学校低学年のお子さんでは体調不良をきっかけに「それが心配だ」という理由を挙げていき渋る子が多いのも現状です。
例えば・・・
学校で嘔吐してしまった子が、「またあの時と同じようになるんじゃないか・・・」という不安を抱える子
学校に行く朝になると気分が悪くなり、それ以降不安で仕方がない子

これらの子ども達は、一度体調不良があった時の辛さがフラッシュバックのような形で思い出されてしまうが為に、不安が募るケースであると見受けられます。
フラッシュバックを繰り返すことで、嫌だったという部分のみが強く子どもに印象を残します。
その結果、「心配」「どうしよう・・・」「またならないかな?」などと不安を口にして体が動かないということも良く見られます。


その際、訪問カウンセラーは子どもと二人三脚で一緒に乗り越えるという状況を作ります。
何か子どもにとって嫌なことがあったとしても、カウンセラーと一緒に準備をしその状況を乗り越えます。
子どもの気持ちにも寄り添いますが、1番は「大丈夫だよ」という安心感を与えてあげるということがキーポイントになるでしょう。

子どもに寄り添う人が親御さんであると、子どもは必要以上に甘えが出てしまうことも往々にして考えられます。
小学校低学年ぐらいの子ですと、親御さんに対しての甘え方は1番熟知している子が殆どですので、親御さんが心配してくれるような発言や行動をすることが多く見受けられます。

しかし、私達訪問カウンセラーですと親御さんとはまた違った存在ですので、ある一定の距離感を保ちながら人を頼る練習ができるのです
親御さん以外の人を頼るという経験を増やしていくと、学校生活でもお友達や先生を頼るきっかけにも繋がります。
訪問カウンセラーで人を頼る練習をして、逞しく育ってくれるケースは私自身多く見てきました

実際、子どもや親御さんからこんなことがあったんですよと見ていた子どもが人を頼る経験ができていたことを知ると、嬉しく感じるものです

私自身、実際の訪問カウンセリング現場で子どもが「心配」「不安」「どうしよう・・・」などと言って登校日の朝に動かなくなってしまう子を何人も見てきました。
その子どもの状況により、寄り添う対応や不安を一つ一つ解決する散弾を一緒に考えてあげるという対応などしてきました。

しかし、小学校低学年のケースでは、最後は気持ちの面での切り替えがどれだけできるかという点に焦点を当てることが殆どです。

気持ちの面で切り替えができていない子のケースでは、最終的に私は子どもに向き合い、子どもの目を見て「大丈夫!」とハッキリと伝えます。
子どもの心の中にあるモヤモヤした気持ちを払拭すべく、ハッキリとしっかりした声で伝えるのです。
それを聞いた子ども達は「うん」と気持ちを切り替えて前に進んでいきます。

状況にもよりますが、時には理屈や根拠のない自信たっぷりな「大丈夫」という言葉が子どもの背中を押してあげることもあるのです。
それだけの対応で全てが上手くいくということではありませんが、小学校低学年ぐらいのケースですとその言葉を胸に頑張ってくれる子は多いと思われます。

ただ、これができるのも子どもとの信頼関係があってこそであると考えられます。
突然来た大人に「大丈夫」と言われても、子どもは「はい、そうですね。」とはなりませんからね。

今回は小学校低学年の子のケースとしてご紹介しました。
私達が普段どの様な対応をしているか、少しでもみなさんに伝わればと思います。


それではまた次回のブログ記事でお会いしましょう


スージー先生

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