早い方は既に夏休みに入っていますね
明日から夏休みという方が今年は多いようです。
何度聞いても「夏休み」という響は良いものですね

大人になってからは「夏休み」なんてありませんし、子ども達が羨ましい限りです・・・（笑）


さて、本日はスージー先生が夏休みに入る今のタイミングで親御さんからお子さんに伝えておきたい労いと目標についてブログ記事を書きたいと思います。

今年は、例年にない新型コロナウイルスの影響で子ども達も環境の変化が多かったことでしょう。
これまでにない約2ヶ月半という長い休校期間。
マスクを付けての登校、休み時間は友達同士で話すのは極力避けるよう指示が出る。
分散登校や時差登校やオンライン授業など・・・・
学校によって様々ではあるものの、これまでと同様の学校生活を送れたお子さんは居なかったのではないかと思われます。

大人でさえ、自粛期間を家で過ごすのに疲れた方もいらっしゃるでしょうし、毎日マスクをしての通勤にホトホト困っておられる方も多いでしょう。
私もマスクをつけて階段を上らないといけない状況が1番キツイです・・・

当センターへいただくご相談も、休校明けから件数が増えました。
その殆どが休校明けからお休みするようになったというものでした

大きく変わってしまった学校生活についていけなかった子も多いようです。
環境の変化というものは突然訪れることが多く、その多くが誰も予想だに出来ないことでしょう。
だからこそ、どんな環境の変化にも適応できる能力を付けて欲しいなと考えるのが親の望みですよね

夏休みまでの2ヶ月程、どの子も頑張ったと思います。
親御さんからは、そのお子さんの頑張りをしっかり認めてあげましょう
「すごいね」
という褒め方ではなく、あくまでも
「よく頑張ったね」
という労いの言葉を伝えていきましょう

その方が子ども達も誇らし気なのではないかと感じます

一例ではありますが、どの様な労い方があるのかご紹介しますね。
「このコロナの休校期間から今日まで本当によく頑張ったな。学校も普段の生活とは違い、マスクをしたり手洗いを入念にしたりと今までにないことも多かっただろう。そこで戸惑いもあったと思うが、その中でも学校に行く姿を見れたのは、お父さんとしても誇らしかったぞ。」

この様に伝えてみると、言われたお子さんも嬉しいでしょう。
「また頑張ろう！」とお子さんが前向きに思ってくれると尚良いですね



更に、夏休み明けや夏休みの過ごし方の中で目標をお子さんと一緒に考えてみましょう

お父さんからお子さんにこの夏休みの間までに何を頑張ったのか聞いてみましょう。
「この夏休み入るまで、何か頑張ったことはあったか？」

あったと答えた子に関しては、その内容を聞いた上で労いましょう。
そして、夏休みや夏休み明けに頑張る目標を考えさせてみましょう

ないと答えた子に関しては、「そうか」とその現状を受け止めましょう。
決して何もなかったからと言ってお子さんを責める必要はないと思います。
その上で、「次は夏休みでも夏休み明けでも構わないから、自分なりに目標を決めて頑張れると良いと思うぞ。立てるとしたらどんな目標を立ててみる？」と聞いてみても良いでしょう。
もし、どうしてもお子さんだけでは考えられないということであれば親御さんの助言もあって良いと思います。

一旦目標が決まれば、その目標に対してお子さんがどの様に頑張るのか見守っていきましょう
親御さんが何度も「〇〇しなくていいの？」や「〇〇するって目標立てたわよね？」なんて言い方をしてしまうと、子どものやる気を削いでしまうことにも繋がります。
避けておきましょう

夏休みの目標を立てたご家庭に関しては、夏休みの終わりに一度親御さんから「どうだった？」と目標達成できたのかどうか子どもに確認してみましょう。
あくまでも子ども自身に自己評価させることで、振り返ることも出来ます。
そして、もし目標達成出来なかったとしても「何故できなかったのか？」「もっとこうすれば良かった」など次に繋がるような考え方を子どもに練習させることも出来るでしょう
考えて出した答えを更に子どもが実践するという流れが出来ていくと、自然とトライ＆エラーが出来るようになっていきますね

こういった考え方を繰り返していけば、子どもが何か問題に直面した時に自分で考えて行動するようになるかもしれません。

夏休みに入るこの時期に、ご家庭でも取り入れてみていただければと思います。



スージー先生

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