「がんばり屋さん」
「優等生」
「0か100か思考」
「完璧主義」
「人に自分の失敗した姿を見せたがらない(隠そうとする)」
「家の顔と外の顔が違いすぎる」

こういった性格傾向のお子さんの場合、頑張りすぎて頑張りの糸がとつぜん、

ぷつん…

と切れてしまうことがあります

hutoukouwomotuoya

こんにちは!まいどん先生です。
あんなにアイス大好き人間だったのに、あまり食べられなくなってしまい…(冷えて…)年齢を感じる今日この頃です…

さて、今回は「頑張りすぎて学校に行けなくなるケース」についてブログを書かせていただこうかと思います。

いわゆる優等生タイプだったり、親から見ても順調に学校に通えていると思っていたのに、本当に突然学校に行けなくなってしまうケースがあります。
元々予兆としてお子さんが「学校に行きたくない」「学校嫌だな」と訴えている場合は、親御さんも「ちょっとまずいかもなあ…」「学校お休みしちゃうって言わないかなあ…」と気にするようになるでしょう。
しかし、本当に突然「学校行きたくない」と言い出したケースの場合、親御さんも「えっ、なんで?!」とびっくりされると思います。

なぜ、表面上は順調に来られていたのに急に学校に行けなくなるのか?
理由は様々ですが、私たちのもとにくるご相談の多くのケースでは、お子さんが…

・宿題やテスト勉強を頑張りすぎていた
・友達関係を築く上で、自分のキャラを無理につくって演じたりと無理をしていた
・学校の先生や先輩に対し礼儀正しくふるまおうと頑張りすぎた
・周りに自分が失敗しているところを見られたくないことから、すべてにおいて100を目指そうとしていた


ということが殆どです。
テスト期間中連続で徹夜をしたり、宿題を夜中までこなすことが続いたり、友達に自分の弱さをみせまいと頑張りすぎたり…と、

自分のキャパ以上の頑張りを一定期間以上続けた

結果、急に頑張りの糸がぷつんと切れてしまいます。

まずはキャパ以上の頑張りを続けさせないということが大切なのではないかと思います。
もちろん、人の成長には「ギリギリ乗り越えられる課題を乗り越えようとする」ことは欠かせません。
勉強は足し算、引き算、かけ算…と理解がすすめば難しくなりますし、運動も簡単な動きから複雑な動きを求めたりと負荷がかかるからこそ成長ができるわけですので、ひとつ課題を乗り越えれば次の課題を与えることが大事です。

そんな次の課題を乗り越えようとする際、親の対応で大事なのは「応援」です。
頑張りの糸が切れやすいお子さんのケースを分析すると、親御さんの対応として…

・子どもの頑張りに目を向けることが少ない
 (「これくらいできて当たり前」と思って褒めることが少ない)
・褒めることよりも指摘のほうが多かった
・子が失敗した時などに否定的な言葉がけが多かった
 (「あなたはいつもそういうことをする」「だからダメなんでしょ」「だからこうしなさいって言ったのに」など)
・子どもの話に耳を傾けて話を聴くことが少なく、親の意見を伝えることが多かった



ということが多かったりします。

子どもたちは、親がおもう以上に日々頑張っており、親に認められたいと思っています。
親に見ていてもらいたいという思いもあります。

親は話を聴くこと、頑張っている姿を認めること、応援をしてあげること を意識してやりとりをすることで、「出来た」という達成感を持てるようになったり、「もっと出来なくてはならない」という強迫観念的な捉え方が減ったりします。

うまくいくことがあっても、うまくいかないことがあっても、無条件で子を愛してあげる姿勢がなによりも大事です。

もし、親御さんから見てお子さんが「最近頑張りすぎているかも?」「上を目指そうとしすぎて追い詰められているかも」と思われた際は、上記のことに気をつけて向き合ってみると良いかもしれません。

それでは、また次回ブログ記事にてお会いしましょう



まいどん先生

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