家庭教育で「必要な干渉と過干渉のライン引きが難しい」というご相談は日頃たくさんいただきます。

皆さんが参考にされるのは、皆さんのお母さんのご意見や、ママ友の話が主になるかと思います。
特に同学年のお子さんがいるママ友の話はとても参考になりますよね。
しかしながら、「なんで○○ちゃんのところはこれが出来て、うちの子はこれが出来ないの?同じような対応をしているはずなのに…」と疑問に思ったことはないでしょうか。

家庭教育では、基本的にはお子さんの成長の度合いやお子さんの性格傾向によりその子に合う対応が異なります。
学年別と言っても、低学年のうちは生まれ月で差が出る場合もあるので一概には言えませんが、「学年別でどこまでの干渉はしてもいいのか知りたい」という声が多かったので、ブログ記事にてまいどん先生が解説してみたいと思います

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小学校低学年(1〜2年生)
【必要な干渉】
・宿題の声掛け
・時間割の声掛け
・ルールに関する声掛け
・寝る時間の声掛け
【過干渉】
・手洗いうがいの声掛け
・お友達とのかかわり方

特に小学1年生のうちは、「家庭内での学習習慣の定着」を意識したい時期です。
学校に慣れてもらうことが第一ですので、学校生活に関係する声掛けは行いたいです。

今年度はコロナの件もあり当てはまらないところもあろうかと思いますが、基本的には1学期(前期)は親子で宿題をする、明日の準備をする ことは必要な干渉と言えるでしょう。
前もって親御さんから、「学校から帰ってきたら、(お母さんと)宿題をしようね。宿題が終わればお友達と遊んでいいよ」とお話をしておくとスムーズです。
時間割をそろえる(明日の準備をする)のも、親御さんの都合に合わせて「毎日〇時になったらお母さんと一緒にそろえようね」と決めておくとよいでしょう

ゲームやPCやTVなどの使用時間をルールで決めた場合は、「あと〇分でルールの〇分になるよ」と前もって伝えて時間内にゲーム等を終えられるように声掛けを何回か行ってみるとよいでしょう。

低学年の子は睡眠時間もとっても大事なので、予め親御さんの中で「〇時までに寝てもらいたい」と思う時間を設定し、その時間までにお風呂や歯磨きなど、寝る準備を終えるように声掛けをしましょう。
(この学年だと20〜21時頃の就寝が多いです)

ただし、いずれも親の声掛けがなくても1人で宿題をしたり時間を見て行動することを目的にしたいので、毎回声掛けを行うというよりも徐々に声掛けの頻度を減らしていくということが大切です。

また、コロナの件もあるので今は手洗いうがいやマスク着用の声掛けは必須ですが、そうではない時は「手洗いうがい=子どもの問題」と捉えて任せてみるとよいでしょう。
(そのためには、基本的には幼稚園のうちに手洗いうがいの声掛けをして帰宅後は自ら手洗いうがいが出来る状態にしておきたいです。)

また、お友達との関わりについては子ども同士の問題と捉えることも大事です。
おもちゃやゲームを貸さない時があったり、遊ぶ順番が守れない などの様子が見られても、お友達がいる前では口を挟まず任せておき、お友達が帰宅してから「お母さんがお友達だったら、おもちゃを貸してくれなかったら悲しい気持ちになるなあと思ったよ。○○はどう思う?」などと質問をしてどうやって遊ぶのが良かったかを穏やかに話しあう場を設けてみましょう。
お友達がいる状態で親があいだに入ってしまうと、その場では仲良く遊べても親がいない場では同じことを繰り返す可能性が高いです。

小学校中学年(3〜4年生)
【必要な干渉】
・宿題の声掛け(ヒントを与える)
・時間割の声掛け(ヒント与える)
・ルールに関する声掛け(ヒントを与える)
・寝る時間の声掛け
【過干渉】
・手洗いうがいの声掛け
・お友達とのかかわり方

低学年との差は「ヒントを与えるまでに留める」ということです。
というのも、2年間で親御さんが「ここはこうするんだよ」とある程度の正解を示して誘導してきています。
さすがに3年目にもなれば、過去のやりとりから「ここはこうしたらいいってお母さん(お父さん)言ってたな」と思い出しながら自分で考えて行動出来るようになっていることが多いです。
親が声掛けをせずとも自分で考えて行動出来るのに、「そろそろ宿題しなさい」「時間割そろえるよ」などの声掛けをしてしまうのはもったいないです。
指示が多いと子は「指示待ち状態」になってしまい、親に指示をされないと行動出来ない子になってしまう可能性もあります

ですので、「前はこの時間何してたっけ?」「お母さんなら○○しておいたほうが夕方楽だと思うけど、どう思う?」といったヒントまでに留めておくとよいでしょう。

小学校高学年(5〜6年生)
【必要な干渉】
・寝る時間の声掛け
【過干渉】
・宿題の声掛け(ヒントを与える)
・時間割の声掛け(ヒント与える)
・ルールに関する声掛け(ヒントを与える)
・手洗いうがいの声掛け
・お友達とのかかわり方

高学年にもなると、いつも行っていることに関しては親が命令・指示・提案をすることがなくなってきます(あるいはその状態を目指すとよい)
宿題や時間割などについても、子どもの問題なのである程度宿題をやり残していたり、持って行くのを忘れたりしても困るのは子どもです。
親が先回りをしてアドバイスをせず失敗から学ぶこともあるだろうと捉えて見守るような対応がベターと言えるでしょう。

中学1年生
【必要な干渉】

・寝る時間の声掛け
・テスト前の勉強の声掛け
【過干渉】
・宿題の声掛け(ヒントを与える)
・時間割の声掛け(ヒント与える)
・ルールに関する声掛け(ヒントを与える)
・手洗いうがいの声掛け
・友達とのかかわり方
・部活選び

新中1は、新しい経験をする学年です。
「最低でもテスト1週間前には勉強をするものなんだよ」と言って声掛けをしてみたほうがいいケースはあります。
とはいえ、「勉強しなさいよ!」と指示するのはなく、「こうするのが当たり前なんだよ」と教えたら基本的には子の問題と捉えて勉強について厳しくいわないほうが自主的に勉強に取り組める子が多かったりします。

中学2年生
【必要な干渉】
・寝る時間の声掛け
【過干渉】
・宿題の声掛け(ヒントを与える)
・時間割の声掛け(ヒント与える)
・ルールに関する声掛け(ヒントを与える)
・手洗いうがいの声掛け
・友達とのかかわり方
・部活選び
・テスト前の勉強の声掛け

中2は学校に慣れて一番やんちゃが出来る時期でもあったりします。
この時期から受験を見据えて塾に行かせたい、勉強をさせたいと思われる親御さんも増えてきます。
しかしながら、嫌々通わせる塾はトラブルがおきやすいため、塾通いの際は本人としっかり相談をして納得させたうえで通わせたほうがよいでしょう。

中学3年生
【必要な干渉】
・受験勉強の声掛け
・志望校選びについて
【過干渉】
・宿題の声掛け(ヒントを与える)
・時間割の声掛け(ヒント与える)
・ルールに関する声掛け(ヒントを与える)
・手洗いうがいの声掛け
・友達とのかかわり方
・部活選び
・テスト前の勉強の声掛け

中3は受験の学年です。
いかに受験生としての自覚を持たせ、本人がやる気を持って勉強に取り組めるようになるかを考えながら関わると良いでしょう。
(受験生の親御さんに向けた記事は過去のブログ内でアップしていますので、ご興味がある方はそちらもご覧ください)
志望校選びも完全に子ども任せ、あるいは親任せにするのではなく、親も情報収集はしておくとよいでしょう
最終的には子どもに判断させたほうが、高校進学後の継続登校率が高いと言えます。


いかがだったでしょうか。
お子さんによって当てはまらないケースもありますが、極力どのご家庭にも当てはまるように書かせていただきました。

「もっとうちの子にあった対応を学んでみたい」
「自立・自律心を育む家庭教育を学んでみたい」

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まいどん先生

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