緊急事態宣言が解除され、プライベートで自粛していた私は・・・
先日バイクでツーリングに飛び出しました!
この季節は晴れることも多く、過ごしやすいので毎年この時期はバイクで出かけていたのですが、コロナによる自粛でお預けでした(´Д⊂)
やっぱりツーリングで外に出るのは気持ちがいいです!

バイク

ブログ読者の皆さん、こんにちは!
チャマル先生です!

今回は「新小1の環境不適応」についてお話します。

幼稚園・保育園から卒園して、ピカピカのランドセルを背負い、新しいスタートの幕開けともいえるのが、新小学1年生です。最初はウキウキ気分で通う子どもですが、何か月か過ぎたある日・・・


「学校が怖い・・・」
「プールが嫌だ・・・」
「ママと一緒じゃないと学校に行けない・・・」

というような発言が子どもから出てきました。

楽しそうに通ってた子が突然、このようなことを話すことがあります。
親御さんとしても、とても驚くことでしょう。
このように小学1年生の子どもが学校環境に適応できずに行き渋りや不安を訴えるようなことはよくあります。
しかし、嫌々ながらにでも通っていけば学校環境に慣れていつの間にか元気に「行ってきまーす!」と出て行くようになる…というケースも沢山みてきました。

また、小学校に入学したばかりの子が
(1)集団行動が取れない
(2)授業中に座っていられない
(3)先生の話を聞かない

など、学校生活になじめない状態が続くことを小1プロブレムと言います。

この小1プロブレムの要因は家庭のしつけや学校の指導力不足だけにあるのではありません。

家庭と地域の連携が希薄であるとか、核家族化が進んだことでコミュニケーションをとる機会が減ってきたことにより、十分に人と関わる力や基本的な生活習慣が身に付いていないことも要因のひとつであると考えられています。
家庭教育を実践する上で皆さんに知っていただきたいその他の要因としては以下の2つです。

1.幼稚園・保育園と小学校の環境の違い
今まで「保育的」に関わってきていた先生が、小学校に上がってからは「教育的」な関わり方に変わります。
そのため、幼稚園・保育園の時よりも小学校の方が自分で考え自分で行動すること、他者との協調性が求められます。
そうした環境の違いにストレスを感じてしまう子どもは少なくありません。

2.母子依存によるもの
幼稚園・保育園ではお母さんの送ってもらったり迎えに来てもらったりと、どこかでお母さんの介入があります。
ですが小学校では基本的に子どもが家を出た瞬間からお母さんの介入はありません。
自分の足で学校まで登校し、授業や給食時間など今まで頼りにしていたお母さんの姿はありません。
そのため学校内でお母さんがいないと、「学校が怖い」という気持ちになってしまうのです。

ペアレンツキャンプでも、こうした小学1年生の行き渋りや母子登校で相談されるケースは多くあります。
それらのケースで共通して言えるのは、多くのケースでは過去の家庭教育が過保護・過干渉の傾向がある ということです。

親御さんから・・・
宿題をしなさい!
傘を持っていったらどう?
明日の用意を今した方がいいんじゃない?

と、いうように子どもへの「命令・指示・提案」が家庭内で多く飛び交っているケースでは、過干渉過保護の対応をしている可能性が高いです。
命令・指示・提案」が多くなると子どもの「自分で考える機会」がなくなってしまいます。
もちろん年齢的にもまだまだ親御さんからのアドバイスは必要だとは思いますが、幼稚園・保育園と同じような対応にならないように気を付ける必要があります。

そのために、まずは子どもを見守るというところを意識していきましょう。

え?私はいつもそうしているつもりなのに・・・

と、思う親御さんもいらっしゃると思います。

ですが子どもが何かに躓きそうになった時、親御さんから見て「あっ!これは失敗しそうだからアドバイスしないと!」と感じて、ついつい口を挟んでしまうことも少なくないのではないでしょうか。

親御さんからすれば愛する子どもを思っての行動だというのは分かります。
自分が同じように失敗してきた経験を子どもにもさせたくない、という親御さんの気持ちも分かります。
なればこそ、子どもに「失敗させる経験」は必要だと考えます。

上記と重複しますが子どもが転んだ時に、起こしてくれるお母さんは小学校にはいません。
小学校では自分で起き上がる力が求められます。
家庭内でも子どもが自分の失敗を、自分で起き上がれるように練習をさせてあげましょう!

それでは次回のブログにてお会いしましょう!


チャマル先生


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