まいどん先生です前回のブログの続きです。

前回、「不登校は誰にでも起こること」「不登校の原因は環境要因あるいは性格傾向要因のいずれかで考えることができる」ということを発信いたしました。
お子さん1人ひとりに個性があり、一見短所に見える性格も長所と捉えることもできます。

しかしながら、極端に「神経質」「完璧主義」「不安になりやすい」という傾向が強く出てしまうと、学校生活のみならず家庭内での生活においてもバランスを崩してしまいます
そうなると安定した精神状態で生活ができなくなってお子さんがつらくなってしまうため、ケースによってはお子さんの性格として強く出ている傾向を緩和させるような対応が家庭内で求められます。

今回は、休校明け(長期休み後)に行き渋りが出やすいお子さんの性格傾向について詳しく解説をしていきたいと思います

1、神経質

神経質なお子さんは、細かいことまで気に病んでしまうタイプです。
例えば…
「休校前に友達とちょっとした言い合いをしたままなのがずっと気になったまま」
「新しい担任の先生の性格が掴めず学校再開後どうしたらいいか気になる」
「クラスに仲の良い子がいないので学校再開後登校出来るか気になる」
など、「それは今気にしても仕方がないよね」と思うような内容でも気になってしまいます。

些細なことで気に病んでしまうため、様々なことが同時に気になってしまうことも多いです。
人間だれしも気になることが同時に沢山あると、雪だるま式に悩みや不安が膨らみがち。
はじめはちょっとしたことが気になっていただけだけれども、時間の経過とともに気になることが増えたり悩みが悪化しやすいです。

宿題が出来ていなかったり、些細な友達とのやりとりが引っかかって長期休み後行きにくいケースによく見られます。

2、完璧主義

完璧主義なお子さんは、ひとつも欠点がなく、完璧であることに目標基準をも設定するタイプです。
完璧に物事をこなせないと納得がいかず、過度に高い目標設定をしていることが特徴です。

このタイプのお子さんは、
・漢字の練習でひとつ気に入らない字を見つけると、一列全部消して書き直そうとする
・調べ学習である程度手を抜いたり要約して書きこんでいいところも一言一句書きうつそうとしたり、取り組みだしたら何時間でもかけて完成させようとする
・人に失敗した姿を見せられない/見せたくない
・失敗が嫌でチャレンジをしない
といった面があります。

「そんなに頑張らなくても、少しは力を抜いてもいいのに」と周りから思われるお子さんが完璧主義と思われがちですが、実は「チャレンジしない」お子さんにも当てはまる場合があります。
自分の得意分野であればトコトン頑張ったり取り組めるけれども、苦手分野になると途端にチャレンジしないお子さんに多いです。

GW明けの不登校のケースに多い傾向にあります。
進学年スタート時は張り切りますが、GWや長期休み後頑張りの糸が切れてしまって急に「学校行きたくない」と言い出したり体調不良を訴え出すことがあります。

3、不安になりやすい

1の神経質と似ているところがありますが、特徴としては

・気持ちが落ち着かない
・どきどきして心細いと感じやすい
・何かにつけて緊張しがち
・先々のことを考えすぎて、常に不安に思うことの対処法を考えている
・ひとつの物事に対する捉え方が極端にネガティブ
 (例:親がちょっとしたケガをしたのを見て「死なないで」と泣き出す、コップを割っただけで「自分なんてバカ」と言う など)
といった面があります。

常に緊張状態にあるため、ため息が多く出たり疲れやすいといった面もあります。

苦手な発表や教科があると休みたいという発言が出たり、実際に休んでしまい、休みが長期化すればするほど他の不安事が出てきて学校のことを考えることそのものがストレスになってしまうこともあります。

4、嫌なことから逃げの選択をしがち

2の完璧主義と似ている面もありますが、チャレンジや苦手なことから逃げの選択をしがちなお子さんもいます。
失敗に極端に弱かったり、面倒なことが嫌いだったり、やりたくないことを先延ばしにしがちだったり、ちょっとしたこと(不機嫌になるような出来事)で「もうこれやらない」と言ったり「学校に行かない」など極端なことを言いがちです。

感情のコントロールが苦手で、不機嫌になると途端に目の前のことが嫌になったり立ち止まってしまう面もあります。
感情のコントロールが出来るようになったり、失敗体験を積んでいけば嫌なことから逃げずに立ち向かえるお子さんも多いです。

好きなことは進んで取り組めるけれども、苦手なことからは逃げの選択をしやすいため、好きな教科だけ参加することもあり、別室登校や五月雨登校に発展することが多いです。

5、自立面に課題がある

本来その年齢の子であれば出来るようなことでも、親御さんに頼っってしまい自分でこなそうとしないタイプです。

中学1年生のお子さんを例に挙げると…
・長期休みの宿題を自分で管理したり計画を立てられない
・お茶を自分で入れられない、ちょっとしたご飯の作り方が分からない(カップ麺、卵かけごはんなど)
・習い事のスケジュールを自分で把握できない
・学校の準備が1人で出来ず親を頼る
といった感じで、中学1年生であれば本来親を頼らずともできるであろうことができない場合があります。

なぜそうなったかを分析していくと、お子さんの中で「親がやってくれる」という思い込みがある場合が殆どです。
どうせお母さんがやってくれると思っていれば、お母さんがいない時に自分でも出来るように…とちょっとしたご飯の作り方を親に聞いたり、親が作っているのをみて学ぼうとしません。
「自分でやるんだ」という意識がないと、自ら進んで技術を得たり学習をしようとせず他人任せになりがちです。

まとめ

今回は長期休み後に行き渋りが出やすいお子さんの性格傾向をご紹介しました。
あくまでもこういった性格傾向が強く出すぎていると学校環境に不適応を起こしてしまう可能性があるということですので、必ずしもこのような性格傾向だから行き渋りや不登校になるわけではありません。
何度でも書きますが、不登校は誰にでも起こる問題です。
順調に通えていたお子さんが突然不登校になったケースをこれまでの支援で数多く見てきました。

そして、どのケースにも当てはまる考え方としては、お子さんには生まれ持っての個性があり、否定するのではなく緩和させたほうが良い面は緩和させ、伸ばした方がいい面は伸ばす方向で家庭教育の実践をしていく ということかと思います。

短所があるからダメなのではなく、お子さんの性格傾向を親御さんが理解した上で、学校環境に適応できる子を育てていく意識を持つことが大事です。

また、上記のような性格傾向に当てはまっていても、お子さんを取り巻く環境によってそのお子さんに合う家庭教育のカタチは異なります。
もし、学校再開後の継続登校が不安であったり、実際に不登校に発展しそうあるいは行き渋りが強くなったケースでは早めの対応をおすすめします。
不登校は早期発見、早期対応が大事です。
長期化すればするほど解決に時間がかかる可能性があります

現状、「まだ学校は再開していないけれども休校前の様子を見ているとちゃんと通えるか不安」というご相談を多くいただいております。

もしこのブログを読んでいる方で私たちの支援にご興味がある場合は、お気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください
まずはメールにてお返事いたします

※不登校に関する捉え方は様々です。
今回の記事はあくまでも私たちの考え方であり、不登校の分析=この考えがすべて ではないということはご理解いただけますと幸いです。

まいどん先生

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