みなさんこんにちは

きりこまち先生です
今年は2月でも随分暖かいですね。日によっては日中の日差しが強く、ダウンコートだと暑いくらいの時もあります



さて今回は嬉しいご報告です
現在支援を行っているご家庭の中には少なくない割合で受験生のお子さんが含まれています

皆不登校だった過去を乗り越え、それぞれに自分なりの努力をしながら受験の日を迎えていきました。
親御さんからは「合否はまだわかりませんが、あれだけ長く学校を休んだ子が他の子ども達と同じように受験生として試験に向き合えるようになったことが嬉しいです！」とコメントをいただきました

残念ながら学校をお休みしていた時期が長くなっていると、学校によっては受験資格すら失われてしまいます。
受験できるとしても、休んでいた期間についての理由を面接で聞かれたり、明言はされないものの多少の減点対象として扱われることもあります。

そういった意味で、不登校を経験したお子さんの受験は決して簡単なものではありません。

当センターでは復学はあくまでも支援全体を通してみた場合、一つの節目でしかないと考えています。
復学を果たし、継続的な登校を安定させ、進学、進級を経験しながら自立していくこと、これが最終的な目標値です。

ですので、中学3年生のお子さんには必然的に受験のサポートも行っています

塾や家庭教師に苦手意識を持つ子であれば、カウンセラーがその役割を担って勉強することもあれば、親御さんとの関係性が確立できていない子とオープンキャンパスに赴くこともあります

受験日当日に緊張で動けなくなってしまった子を試験会場まで送って行ったなんてこともありましたね。

そういったサポートの甲斐もあり、2月中旬までに合格発表があった支援中のご家庭はすべて合格の通知が届いたそうです

みんな本当によく頑張りました

今回合格を勝ち取った子どもたちの中には中学生になってから1年以上登校ができていなかったお子さんや、復学時の成績が学年で最下位だった子、人の視線に敏感で試験会場等では気持ちが悪くなってしまう子、などが含まれていました。

それぞれが持っている背景、性格傾向、苦手などはどれも簡単に克服できるものではありませんでしたが、見事に乗り切ってくれました。

合格後も気をぬき過ぎないように引き続きサポートしていく予定です

合格おめでとうございます



きりこまち先生

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