みなさんこんにちは

きりこまち先生です

早いものでもう1月も終わりですね
高校、大学入試ともにこれから本番を迎えていきますが、正しい場所で適切な量成された努力は必ず報われます。
受験生のみんなに良い知らせが届きますように

book_dokusyo_kansoubun_girl



今回は復学ケースのご紹介の続きです。
前回後2回の更新で完結すると書いていましたが、ご紹介すべき内容が他にも出てきたため、改めてもう少しだけ連載が続くことになりそうです

復学に向けて意思を固め、ここまで緊張しながら先生に会ったり、家での勉強に励んだりと頑張ってきた彼でしたが、復学まで残り2日となった段階で弱気の波がやってきました

カウンセラーとの復学準備中、学校の時間に合わせて起床できるようにと朝7時には起きる生活を続けていましたが、この日は8時を過ぎても布団から起き上がってくる様子はありませんでした。

お母さんが心配して、朝ご飯を彼の好きなメニューに変更したそうですが「食欲がない、、、」と一言話して布団に顔まで潜りこんでしまったようです。

急な様子の変化でしたが、実はこういった弱気の波が訪れることは復学準備中においてよく見られる状態です。
特に復学日が近づいてくると、子どもたちの中で「本当に学校に行くんだ」というリアリティが増します。

ケースによって波は異なるのですが、おおよそ復学日の3日前くらいからこういった様子が現れはじめ、復学日当日の朝に向かってピークを迎えていきます


ですので、そういった弱気の波に寄り添うべく、この時期を迎えるお子さんに対してはより一層手厚いサポートを行えるようにカウンセラーは待機しています。
こちらのケースに関してもこの状況は想定されていたので、その日のうちにサポートに入ることができました。

カウンセラーが本人に会いに行くと、彼はまだ布団の中にいましたが、そのまま籠ることなく顔だけは出して話を聞かせてくれました。

最初、彼はカウンセラーに「ちょっと体調を崩したんです、、、」とだけ答えました。
ここまで一緒に復学に向けて頑張ってきたカウンセラーに、弱気な自分を見せたくはなかったのだと思います

体調不良に対するお見舞いは充分にしつつ、「学校に戻る日が近づいてくると、どうしても体調に影響する子は多いんだよ。それは学校に戻るっていうことを本気で考えているからこそ起きることだから、何も恥ずかしがったり落ち込んだりする必要のない状態なんだ。むしろ、自分がそこまで本気になれているんだということを誇っていい」という形で弱気になること、体調に影響がでることをプラスに捉えられるように話をしていきました

すると、彼はベットから起き上がり、その場で足を抱えながら「そうなんですね、、、。体調不良って言い方をしましたけど、熱があるとかじゃないんです。ちょっと気持ち悪いというか、胸にもやもやしたものがずっとあるような感じなんです、、、」と話してくれました。

緊張、不安、心配が強いと実際に体に不調を来たすのは大人でも経験があることですから、症状は決して嘘ではないと思います。
ただ、その症状を引き起こしている要因となっているのが「学校に戻ること」である以上、実際に復学を果たすまでは症状が治まることもありません。

ですので、カウンセラーからは少しでもその症状が緩和されるように気を紛らわせてあげたり、不安な気持ちをそのまま吐露させていきました。

すると、いつも通りとまではいかないものの、ベットから出てきて着替えを済ませ、一緒にゲームをして遊べる程度には気持ちが回復したようでした。

その日はそのまま気持ちを盛り上げていくこと、不安を和らげてやることに終始し、夜が更けるまで話題は尽きることがありませんでした。

彼は「今日会えて良かったです。実は昨日の夜くらいからすごい不安になっちゃってあんまり眠れなったりしたんです。朝も親に声かけてもらったんですが、とても起きる気になれなかったんですよね。そのまま布団の中にいたら、昔学校を休み始めた最初のころもこんなだったなってことに気づいて、自分で自分が嫌いになってました。やっぱり一人で考えていいことってないんだなって改めて思いました」
と最後に話してくれました。

まだ不安な顔ではいるものの、その顔つきは幾分マシになっているように見えたのをよく覚えています


今回はここまでです。
昨年から続けてきたこちらのケースもいよいよ次回で完結予定です。

きりこまち先生



(↓下のバナーをポチッと応援お願いします
 
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ



↓最新記事がアップされるたびに通知がきます♪お手軽LINE読者登録はこちらから↓


(↓支援にご興味がある方はこちら↓)
share_tmp