皆さんんこんにちは
きりこまち先生です

速いもので今年も明けてからもう2週間以上が経ちます。今年は暖冬のようで、実家の秋田でもあまり雪が積もらず「たいぃしていい!」(すごく助かる)との声があがっているそうです


yjimageTVYYBTMK


今回は前回の続きとなります。
年末年始を挟み長期連載となっていますが、次回でこちらのケースのご紹介は完結する予定です

カウンセリングを受け、復学を目指していくと覚悟を決めたものの、大変なのはそれからでした。

いざ逃げ道を捨て、学校と向き合うと、なんとなく復学を考えていたころよりも遙かに多くの準備が必要なことが実感できたからです。
多くのケースにおいて、復学の準備は大きく2つに分かれます。

「復学する前に解決することができるもの」「復学してからでないと解決できないもの」です

前者には教科書等の学用品、靴や制服などのサイズ、時間割の確認やクラスの役割の確認など、情報を知ることや、実際に行動することで解決できるものが当てはまります。

後者には人の目が気になる、友達になんて言われるかわからないから不安だ、勉強についていけるかわからない、体力が持つだろうか、朝起きられない、など準備というよりは心構えや実際に経験しなければ解決できないものが当てはまります。

この準備についての話を子どもと共有し、事前に解決できるものは一緒に思いつく限り頑張ろう、できないものに関してはそれを嘆くのではなく、「できないものは仕方ない!」と割り切ることが大切だよと伝えていきました

不登校に陥るお子さんの多くが、特にこの事前に解決できない問題の件で深く悩んでしまい、割り切って考えようという親御さんや先生からのアドバイスを聞き入れることができないでいます。

答えはわかっているのに動き出すことはできないというジレンマですね

ですので、当センターの支援ではこういった「答えをだすこと」という点に焦点をあてるのではなく、「出した答えに寄り添うこと」に焦点を当てています。

一人では乗り越えられないことも、一緒に隣を走ってくれる誰かがいれば、本人が持っている力以上のことができるものです。
そしてそうやって問題を乗り越えた経験は子どもたちを成長させます。

こちらのケースでも、復学準備の計画を立てることはスムーズに進みましたが、実際にそれに沿って準備を進めることには山あり谷ありでした

学年が変わって以降、新しく担任になってくれた先生とは家庭訪問に来てもらっても会うことができずにいたため、まずは会ってみようということになっても「そうですよね。学校行ったら会いますもんね。めっちゃ緊張します、、、。」と想像するだけでも大変緊張している様子でした。
そこまで緊張するのであれば、カウンセラーが先生の家庭訪問に同席してあげることができるという話をしてようやく「それならなんとか頑張れそうです。」と前向きになったほどでした。

そして、実際に担任の先生に会う日は朝から随分とそわそわした様子でした。
大好きなスマホのゲームで気を紛らわせようとするものの、視線は画面と時計を数分置きにいったりきたりしていました

約束の時間が迫ると自らスマホを傍らに置き、リビングのテーブルで額に手を当て、熱を測るようなポーズでうつむいていました。

決して「頑張ろう!」という声掛けはせず、カウンセラーからは先生と会った後はこんなことをしようと明るい話題のみを提供していきました。

すると本人から「ありがとうございます。俺、こんな緊張したの久しぶりでちょっと寒くなってきちゃいました。」と話があったため、軽く羽織るものをかけてそのままリビングで先生を待ちました。

そして家のチャイムが鳴ると、「俺がでます」と青い顔で答え、率先して玄関に向かいました。

そこからは玄関にて先生にご挨拶をし、お家の中で本人の近況についてを三者でお話しさせていただきました。

最初こそ緊張からくる震えで小さな声でしか受け答えができていませんでしたが、先生の明るいお人柄もあり、徐々に一般的な生徒と先生という間柄の話し方ができていました。

家庭訪問が終わるころには「〇日から学校にいきますので、学校でもよろしくお願いします」と話すことができ、中学生として100点の態度で終わることができました。

先生が帰られた直後は「疲れた、、、。」と言ってリビングのテーブルに突っ伏していましたが、「でもやってよかったです。なんかあっというまでしたね」と達成感とともに自信もついたようでした

家庭訪問以降も彼が学校に対して抱える不安毎に対応策を伝え、乗り越える瞬間には必ずカウンセラーがそばでサポートするようにしていきました。
瞬間的には「緊張します、、、。」「いやだなーって感じが今強いです、、、」と弱音は出ていましたが、その弱音に負けることなく彼は準備を進め、いよいよ復学まで残すところ3日というところまで進んでくることができました。

今回はここまでです。
次回は復学日当日についてのお話になります。

きりこまち先生

(↓下のバナーをポチッと応援お願いします 
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ



↓最新記事がアップされるたびに通知がきます♪お手軽LINE読者登録はこちらから↓


(↓支援にご興味がある方はこちら↓)
share_tmp