みなさんこんにちは
きりこまち先生です

世間はクリスマス一色ですね
実家にいたころはホワイトクリスマスが当たり前でしたが、東京はこの時期まだまだ暖かいですねぇ


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今回は前回の記事の続きとなります

前回の記事はこちら
約1年の不登校から復学したお子さんのケース

支援スタートから、まずは家庭内での親子の様子を見させていただきました。
お子さんがゲーム三昧の過ごし方をしていたため、家庭内での親子会話は少ないものの、接触がある時はどこか親御さんがお子さんに対して気を使っているような様子が見られました。

食事ひとつをとっても、子どもの好きなメニューを、好きな時間に、好きな量お子さんの部屋へと運び、食べ終えたのを見計らって声をかけ親御さんが食事を下げている状態となっており、お子さんにとって快適な環境になるようにという親御さんの配慮が見受けられる状況でした。

こういったお子さんに配慮をするという対応は一長一短があり、愛情不足と判断されるご家庭や、いじめなどの辛い経験をしたお子さんであれば、その回復のために一定効果がある場合があります。
しかし、愛情不足ということはなく、いじめ等が理由でもない場合、この配慮の多寡によってはおうちの中でのわがままを助長してしまったり、親御さんの立場を下げることに繋がってしまうこともあります

この場合、家庭内での居心地がよくなってしまうことにより「復学意識」が薄くなってしまうこともあります。
大変なこと、自分で考えなければならないことが多い学校より、家に居た方が楽でいいや、という考え方ですね。

もちろんすべてのお子さんがこういった状況になるわけではありません。
ただ、復学を目指すにあたっては「家の中で好きなことだけさせてあげましょう」というような対応がすべてのお子さんに対して有効ではないという考え方が必要ということです

こういった考え方をはじめ、こちらのケースではまず家庭内での親子会話についてしっかり学んでいただき、カウンセラーからの直接的なアプローチを行う下地を作っていきました
最初は親御さんとしても慣れないやり方に戸惑うことが多かったようですが、「具体的な手法となぜそうするのかという理由のご説明をしっかり行ってもらえたから、不安は少なかった」と仰っていただけました

これまでやってきたことを変えるというのは本当に難しいことです
特に子育てのこととなると、少なくとも年単位で培ってきたものを根底から見直すことになるので、この時期は「これまでの子育て期間の中で一番努力した日々のように思います。」とたくさんの親御さんからお聞きします。

その大変な努力を我が子のためにやってあげたいと思うことはとても尊いことだと思います。
そのお気持ちに応えたいからこそ、当センターのカウンセラーも全力でサポートを行っています

親子関係を見直して、お子さんへの接し方を変えたからこそ、この時期は親御さんから見ても「この子にはこういった一面があったんだ」と驚かれる面もあったそうです。
「私が食事を持っていかないようにすると、食事の時間は『おなか減った!』と元気にリビングに来るようになったんです!」というようなお話も、対応を変えてすぐにお聞きすることができました。

こういった対応は全ての不登校のケースにおいて有効な方法では無く、専門家のアドバイスがあるからこそできる対応ではありますが、前向きな様子が小さなことからでも見えたことから「この方針で間違っていないんだ!」と親御さんも前向きになれたそうです

さて、今回はここまでといたします。次回はカウンセラーの介入からの様子について書かせていただきますね。

きりこまち先生
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