親子間でよい関係性を築く上で欠かせないテクニック…それはアクティブリスニング(傾聴)です

アクティブリスニングとは、子どもの話を

1、 子どもの言ったことを繰り返す
2、 タイミングに応じて要約する
3、 子どもの気持ちを汲む
4、 上記3点により共感的に理解する


4つの方法を用いておこないます。

私が家庭ノートチェックをしていて1日のうちで最も記入する「アクティブリスニング」ですが、支援中の親御さんからは時々…
「先生!子どもの話を聞いていたら『はあ?』って思ってしまって共感できません!!!」
というご相談をいただきます。

mimi_sumasu_man
こんにちは!焼き芋ブーム継続中なまいどん先生です

みなさんが「共感が難しい!」と思う理由には、共感と同感を同じものと捉えているから ということが多かったりします。

共感と言うのは、あくまでも自分の気持ちではなく、相手の気持ちを理解しようとする姿勢のことを指します。相手の気持ちは完全に自分のことのように感じとることはできませんが、少しでも理解しよう、寄り添おうとする姿勢です。

一方同感と言うのは、他人と同じ意見を持ち、受け入れることを指します。
例えば親子会話であれば…

同感例:
子「お母さん、僕今○○ゲームの△△の面クリアした!」
母「えー!そうなの!お母さんもその面この前やったけど、すごい難しいよねー!わかるー!」


共感例:
子「お母さん、僕今○○ゲームの△△の面クリアした!難しかったけどクリアして嬉しかったわ!」
母「そう!○○ゲームの△△の面クリアしたんだ!嬉しかったんだね!良かったねぇ」


このように、親も同じ経験をしたことがあったり、同じような価値観を持っていて「わかるー!」と同意できるのが同感であり、内心「知らんがな」と思っていたとしても「そう思うんだね」と相手の発言を肯定的に受け取るのが共感です。

共感=同感 と捉えていると、子どもの気持ちに共感が出来ずに苦しみますが、「極端な話さっぱり理解できなくてもいい」と分かれば意外と共感的に話が聴けたりします。
正直に「お母さんにはそんなこと理解できない」「あなたの話は共感できない」と言わなくてもよく、大事なのは「子どもの発信を受けてあげる」ということです。

ですので、たとえ虫が嫌いなお母さんの子どもが「セミってかわいいよね」とお母さんに話しかけてきても「わかるー!」ではなく「かわいいと思うのね」で対応をすればよいのです。

「どうしても共感できないない!」という時でも、心の中は自由なので「かわいいと思うのね(お母さんはそうは思わないけど)」でいいのです。

日常会話で本当に理解できるところは素のまま同感したり共感しつつ、共感が難しい内容を子どもが話してきたときは、この考え方を取り入れて話を聴いてみることでよりよい親子関係が築けるのではないかと思います

是非、共感って難しい!と思われている方はこの考え方を取り入れてみてくださいね
以上、まいどん先生でした〜


いどん先生

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