ブログ読者のみなさん、こんにちは。
どんきー先生です。

この時期の中学3年生にとっては受験の正念場となってきましたね。
今回はそんなお子さんを抱える親御さんが受験をどう捉えるかで見え方が変わるというお話をしたいと思います。



必勝 イラスト


受験は当然、志望校に合格することが目的になります。
そこは間違いないのですが、支援者として多くの子どもたちと受験を共に乗り越えてきた立場でいえることは、合否だけではなく、その過程で子どもたちは成長をするということです。

親として大切な視点は、「受験=合格を目指す」だけに意識が行き過ぎてしまうと、この時期にもかかわらず、ゴロゴロに転がってスマホをいじっていたり、夜遅くまでゲームをしているわが子を見ると、イライラしてしまいます。
そんなことで合格できなかったらどうするの!?受験の時期くらいもっと真剣に向き合いなさい!と。

しかし、先ほど申し上げた、「受験期を通じて子どもは成長する」という意識で見てやれれば、学校や塾など、親が直接見ていない時間に一生懸命頑張ってきたうえで、今は家でノンビリとしているのかもしれないとイライラが爆発して心無い発言をしてしまう前に一呼吸を入れれるかもしれません。

また、仮に勉強をしていなければ、きっと周囲の友達たちの動きや成績をみながら焦りがでてきます。その時にエンジンがかかるかもしれません。

大局を見れば、受験は親の問題ではなく子の問題です。
子どもが困っていたら寄り添ってあげたり、情報収集を一緒にしてあげればいいのです。
困っていないから、今の現状があるわけです。
子どもが困っていないうえ、そもそも受験は子どもの問題だと冷静に考えることができれば、親という字のごとく、「木の上に立ってみる」という応援のスタンスが取れるのではないでしょうか。

水野先生は、受験期の家庭教育では、「子どもを応援することとはどういうことか」「進学指導と進路指導は違う」というお話を支援者研修などでもお話をされます。

受験は志望校合格だけにしてしまうのが、進学指導。真の進路指導はまさに今日ブログで書いたように受験期全体を貴重な子どもの成長の場としてあげることなのです。

そのために親はどのような意識で受験期の子どもを捉えればいいのかについてお話をしました。

最近は日々、登校刺激と復学案件が多く、全国を飛び回っております。
冷え込みが厳しい折ですので皆さんもお体ご自愛くださいね。

どんきー先生


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