ぶにん先生です
夏休み明けから不登校のご相談が当センターにはたくさん寄せられています。
学校に行けなくなってから昼夜逆転や、親に対する暴言・暴力がでる、物欲が加速する、子どもの言動が急激に幼くなる、不安をしきりに訴える等の変化に対して親としてどのように向き合えばいいのか悩まれている方が多いです。

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このような変化に対して心療内科的な対応や投薬治療をしても、上記の変化のような表層的なところのみの対症療法にしかならず、根本解決には至らないのではないか?根本解決は学校に戻ることで元の笑顔を取り戻すのではないか?と考えられる全国各地津々浦々の親御さんたちから当センターにはご相談のメールが寄せられています。

とはいえ、支援前段階では復学前は親御さんも本当に復学できるのかや先々の不安などに捉われてしまうのも無理はありません。まさに我が子の不登校は青天の霹靂だったと思いますので。

そこからどのように「個々の不登校」の分析をし、支援の見立てをするのかが初期のポイントとなります。

つまり、見守るのか、積極的にアプローチをするのか、親の関わりを強めるのか、逆に薄めていくのかなど、それぞれの不登校の状況によって変わります。

そして支援が開始し、まずは親御さんの家庭内対応を変えていきます。
そこではPCMを中心とした親のテクニックとマインドを学んで実践をしていただきます。これに関しては当センターHPのカテイズムオンラインスクールをご参照ください。
そのうえで、訪問カウンセラーが直接的にアウトリーチ(訪問型カウンセリング)をしていきながら復学を目指していきます。そして復学を果たしていきます。

しかしながら、私たちは学校戻し屋さんではありませんので、復学を支援のゴールだとは位置付けていません。復学はあくまで通過点。支援のゴールは支援者が離れてもその状態が維持されることです。つまり家庭と本人の自立がゴールだという位置づけです。

まだまだ復学して間もない状態は、私たちは継続登校の初期段階と位置付けて、いろいろなことを想定しながら対応を組み立てます。

実際、復学できても継続登校の中でまた休むことを選択することもあるでしょう。

私自身も復学の際に、「もうこれで大丈夫ですよ」などは言いません。
むしろ水を差すかのように・・・

「とはいえ、またコケるとはおもいますよ。でも次にコケた彼は前の彼とは同じ選択はしないと思いますよ。コケては立ち上がりの繰り返しの中で親も子も成長していくものなんです」

とお話をします。
本当は、復学という成果が出せたことで支援者としては胸を張ってもいい場面ではあるのですが、たくさんのケースを支援しているからこそ、そう言えない現実論者にはならざるを得ないわけですね。学校を休んだからと言ってすべてがダメになるわけでもないですしね。



とはいえ、復学日だけは

「今日だけは手放しで喜びましょう。継続登校のことを考えるのは今日の夕方からで結構です。今まで不登校中は家庭内対応でもつらいことの連続でした。でもそこを親も子も頑張ったからこその今日の結果です。平日の昼間に子どもが家に居ないのは久しぶりだと思います。カーテンも窓も開け放して10分でいいからリビングで大の字になって寝転んで自分自身の頑張りを振り返ってください」


と伝えます。
私の支援を受けて復学を果たした親御さんならおそらくそんなニュアンスのお話を聞いているかと思います。継続登校の大変さを理解しているからこそ、復学した今日という記念日を忘れないようにしてほしいなと思っています。


過去の支援を差し上げたお母さんからカウンセリングの中でこんなお話を伺いました。

先生もご存じのように、ウチは家のすぐ近くに中学校があるので、朝は元気に通学する子どもたちの笑い声、昼は遠くの方から聞こえる子どもたちの声やチャイムの音、夕方は部活帰りでおしゃべりに花を咲かせる中学生の姿が嫌でも目にも耳にも入ります。
自分の子どもだけが家にいて暴れたり、部屋に引きこもったりしている状況で、そのような声や景色を見るのは本当につらい日々でした。
今日、子どもは登校しています。ベランダから見える中学校に今〇〇がいるんだと思うと涙が出ます。不登校中は校舎を見るたびに胸が苦しくなりました。学校に戻れて本当に良かった。〇〇自身もそう感じています。友達と下校している姿や登校する姿をまた見れる日が来るとは思いませんでした。今まで何とも思っていなかった体操服の洗濯も今は干しながら感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!



不登校からの復学は本人にとっても家族にとっても支援者にとっても喜びの瞬間であると同時に新たな不安が芽生え始めるきっかけでもあります。
継続登校のステージ
では、学校に戻ったからこそ出てきた不安をケアしていきながら親子の成長を見守りながら支援を離れていくことを目指していきます。

様々な事例がある不登校ですので、その解決法も考え方も様々です。
当センターは引き続き、親子の笑顔のために家庭教育支援と不登校復学支援を進めてまいります。

吹き抜ける風もずいぶんと冷たく感じるようになってまいりました。
季節の変わり目ですので皆さんもお体ご自愛くださいね。


ぶにん先生

(↓支援にご興味がある方はこちら↓)
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