当センター代表の水野達朗先生が教育委員に再任されました

水野先生は2015年7月に当時大阪府下最年少の年齢で大東市の教育委員に就任しました
あれから4年、教育委員としての活動が認められ、大東市議会で全会一致で再任案が可決されました

水野先生は今年の7月に
大東市教育委員会教育委員の辞令交付を大東市の東坂市長から直接いただきました

とても名誉なことですので、今回ブログにてご報告させていただきます


「そもそも、教育委員ってどういう役職なの?何ができるの?」

と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回のブログでは教育委員の役割の解説と、これまでの水野先生の教育委員としての活動と改革について書かせていただきます。




ゞ軌薜儖って何?

皆さんは教育委員会という組織をご存じですか?

「学校を管理している所?、具体的に何してるの?」
という風に思われる方も多いのではないでしょうか

日本は、敗戦後、教育に関して政治的中立性と地域住民の意向反映等を目的として、アメリカの制度
を参考に教育委員会制度を導入しました

<法律(地方教育行政の組織及び運営に関する法律)では>*****************
教育委員会は自治体の長から独立した合議制の行政委員会として、大学と私立学校に関する事務を
除く、「学校教育、社会教育、文化・スポーツなどに関する自治体の教育関係事務」のほとんどを
管理、執行しています

********************************************


教育委員会は教育長と教育委員(人数は条例で決めることができます。教育委員が4人の自治体がほとんど)で構成されており、その下に実際に事務を執り行う事務局があります。

教育委員は自治体の長が議会の同意を得て任命します。
任期は4年です。
教育長以外は非常勤で、教育行政の重要事項や基本方針を合議制で決定します。


<教育委員会のイメージ>

ブログ用資料(教育委員1)

地方の教育行政の重要事項や基本方針の決定に携わっているのが教育委員です
水野先生は教育委員に就任することで、国の教育行政だけではなく、地方の教育行政にも深くかかわっています

△匹鵑平佑教育委員になるの?

皆さんは「どんな人が教育委員を務めているのか」気になりませんか?

<教育委員会について定めている法律では>************************
(地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条の2より)

委員は、当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者で、人格が高潔で、教育、学術及び文化
(以下単に「教育」という。)に関し識見を有するもののうちから、地方公共団体の長が、議会の
同意を得て、任命する。
********************************************
と規定されています。


では、実際にどのような方が教育委員を務めているのでしょうか?
文部科学省の調査からその傾向が見えてきます


〇実は年齢層が高い教育委員
ブログ用資料(教育委員2)
水野先生は2015年当時、大阪府下最年少の35歳で教育委員に任命されました
30代の教育委員は全国的にも稀です。
40歳以下の教育委員は全国でも1.7%しかいません
40代を合わせても20%以下しかいません
50%以上が60代以上というのが現状です


〇実は保護者の割合が少ない教育委員
ブログ用資料(教育委員3)
世代割合からも想像できることですが、教育委員に占める保護者の割合が少ないのが現状です
近年は保護者の意見を取り入れようと、保護者の教育委員の任命が義務付けられました
しかし、
依然、保護者の教育委員の割合は30%程度です


〇実は教員OB、教育委員会事務局OBが多い教育委員
ブログ用資料(教育委員4)
            <文部科学省「平成27年度教育行政調査」より>

教育委員は非常勤職員ですので、原則他の職業と兼任が可能です。
しかし、月に数回ある会議への参加や学校視察、研修等を行うことを考えると
他の職業との兼業が難しくなっています
市町村の教育委員の場合、報酬もほとんどないので、仕事を辞めて教育委員に専任することも
厳しいのが現状です

その結果、教育委員の多くが退職された教職員や行政事務職の方になります。(約30%)
次いで多いのが、大学教授等の有識者や学校経営者になります。
このように実際は教育関係の人材が多いのが教育委員の現状です


教育委員会の本来の目的は教育行政に関する素人である一般市民の声を反映させ、教育行政をしっかりチェックすることです

しかし、現状は本来の目的をはたせていないのではと、指摘されています

6軌薜儖の役割は?

では、実際、教育委員はどのような役割を担っているのでしょうか
実はものすごく多くの役割を担っているのが教育委員です

<教育委員の具体的な職務内容>
まず、教育委員の主な役割が「教育行政に関する会議への参加」です

会議には次の3つの会議があります
1.定例会(月1〜2回程度開催されるメインの会議)
2.臨時会議(緊急の事態が生じた場合に開かれる会議)
3.総合教育会議(市長が参加して、重要な事項を話し合う会議)

話し合われるのは次の内容です

・条例等の改定・制定に関すること
・議会への議案提出案件の承認等に関すること
・人事管理及び執行に関すること
・学校校舎その他の施設に関すること
・教具、備品の設備・整備に関すること
・学校給食に関すること
・教科書採択に関すること
・スポーツに関すること
・文化財の保護に関すること
・社会教育に関すること


校長先生の人事案件から、教科書採択、文化財保護、スポーツ振興等、毎回多岐にわたる内容が審議されます

水野先生はいつも膨大な量の資料をチェックして、会議に参加しています

教育委員は教育行政の重要事項を会議で審議する以外にも様々な役割があります

・幼稚園及び小中学校で行われる行事への出席
・「入園・入学式」及び「卒園・卒業式」での来賓参加
・公民館等の地域で開催される教育関係者団体が主催する行事への出席及び祝辞
・教育政策の提案及び政策アイデアの提案
・住民の教育ニーズの伝達
・住民への教育問題の説明
・住民への教育委員会の教育政策の周知
・教科書採択に関する評価及び選定
・小中学校の管理職の昇任時の面接
・小中学校等の教育現場の視察
・各種研修及び交流会等への参加


このように多くの役割を担っているのが教育委員です

「やれること多いけど、大変そう」と多くの方が思われたのではないでしょうか
実際に教育委員を務めた多くの方が、ここまで上げた職務内容を実践することができないのが現実です
どうしても参加が必要な会議や行事に参加することしかできないといった方がほとんどです

ざ軌薜儖としての水野先生の活動

水野先生は教育委員を引き受ける際に、次の3つの立場からの役割が求められました。

1.大東市で子育てする保護者として
2.不登校の復学支援、家庭教育支援に携わる支援者として
3.国の家庭教育支援施策に携わる有識者として

この3つの役割が担える教育委員は全国にもほとんどいないのではないでしょうか
教育委員会の改革を期待されて、大抜擢された水野先生は教育委員として様々な改革を
提案していきました


まず、水野先生が実行したのが、教育委員会事務局内に教育委員のデスクを用意したことです
教育行政の事務を執り行う事務局内に机を用意し、机を並べ日頃から議論することで、事務方との
信頼関係を築いていきました

これによって、事務局にとって、会議の時に意見を伺う外部監査役としての教育委員から、
供に議論しながら教育行政を進めていく教育委員に変わりました


水野先生は忙しいスケジュールを縫って教育委員会事務局や学校現場に足を運びました
そうすることで、教育委員会事務局や学校の意識改革を進めていきました

このように、教育改革に取り組む下地作りを行った上で、国で議論してきた家庭教育支援の先進政策や
民間のノウハウの導入を提案していきました


水野先生が大東市で教育委員として取り組んだ改革は主に次の3つです

1.事務局の意識改革と業務効率化
  →会議資料の事前郵送(1週間前)
  →傍聴者を増加させるために会議の夜間開催や土日開催
  →講演会企画等の評価制度の導入(アンケートの実施)

2.民間のノウハウを導入した周知、広報改革
  →タウン誌で定例会やセミナーを広報
  →Facebook等のSNSを使っての周知広報
  →イベントとセットにした、いくカフェ(子育てサロン)の開催

3.日本初の家庭教育支援(大東モデル)の実現

  →新小1全戸訪問の訪問型家庭教育支援(ベルト型)
  →市長と協議を重ね、大規模な支援体制と予算を確保
  →市役所の福祉部局が立ち上げ当初から参加し、縦割り行政を解消
  →具体的な活動目標を予め設定して、支援をスタート


このように、様々な教育改革を進めた結果、大東市は文部科学省や全国各地の自治体から視察される
先進自治体になりました
(特に家庭教育支援の取り組みは全国的に注目されています)


大東市の家庭教育支援の取り組みはこちらからご覧になれます

イ泙箸


今回は教育委員の役割の解説と、これまでの水野先生の教育委員としての活動と改革
についてブログで
書かせていただきました


教育委員は保護者にとって、遠い存在になりがちです
しかし、実は教育行政において非常に重要な存在です
教育委員が変わることで、教育の取り組みが大きく変わります

近年は保護者の教育委員や公募制の教育委員を採用する自治体も増加しています。
皆さんがお住いの自治体の取り組みについてもチェックしてみてくださいね


2期目に突入した水野先生は、現在、不登校支援について、行政から意見を求められています
6月に開催された大東市議会でも取り上げられました

現在、様々な改革案が検討されていますので、また、ブログ等でご報告させていただきますね



今回は教育委員について書かせていただきました
長文になりましたが、ご高覧ありがとうございました



フォルツァ、トゥ、プエデス

バッジョ


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