本人の登校の意志が確認できたので、具体的に学校に行くうえでどういった準備が必要か?というところを話していきました。

具体的な準備については学校を休んだことで分からなくなってしまっただろうということを中心に彼と話し合っていきました。


というのも彼にとって「なんとなく嫌」ということは学校に行けなくなった「きっかけ」にしか過ぎず、一番は「学校に行かなかった間に学校のことがわからなくなってしまった」ことが復学するうえでネックになっていると考えられたからです。


ですので、その分からなくなっているだろうと思われる部分を引き出すために、翌日学校に行くとしたらどういうことが不安になるだろうかということを彼に想像させていきながら、話を進めていきました。


そこで彼から出てきたお話は

・朝起きれるか
・登校するときに友達に何か言われないか
・下駄箱の場所がわからない
・担任の先生に会えるか
・朝の会ではなにをするか
・授業はなにをするのか
・授業中座っていられるか
・休み時間にどう過ごすか
・給食を食べれるか
・班はどういう班なのか
・体育の授業についていけるか
・掃除はどこをするのか、一緒にするメンバーがわからない



など
の話が出てきました。

こういった不安を解消するためにはどういった準備をしていくのかをカウンセラーからしっかり話をして、それを進めていくための準備期間をどれだけ取ればいいかまで話をしてカレンダーにスケジュールを埋めていき、いつ、復学するかまでを決めていきました。
復学まで一ヶ月ほどの準備期間を取ることに決まりました。

その後は家族とも話し合い、ご両親ともに彼の復学まで彼を支えていくということを彼の前で確認し、この話し合いを終えることができました。



ここから約1ヶ月の準備が始まりました。
準備の間はカウンセラーがおうちに足しげく通い、二人三脚で準備を進めていきました。
準備の間は彼も積極的に準備に取り組んでくれました。
担任の先生に家庭訪問をしてもらい、担任の先生とも無事に会え、友達とも楽しく遊び、というように彼にとって必要と思われる準備を滞りなく進めていくことができました。
ただ、家族の前では「本当に学校行けるかなぁ。」というような不安を口にすることがありました。その時にはご両親が話を聴き、寄り添いながら励まし、彼を支えてくださいました。


そして、いよいよ復学の日がやってきました。


復学の日の朝、私は久しぶりに彼に会いましたが、緊張はしているものの、どこか覚悟を決めたような良い顔つきになっているように見えました。
最初に会った彼には小学4年生にしては幼い顔のように見えましたが、この日の彼の顔つきは年相応になっていると思えました。

そして、出発の時間となりました。

出発する時は

「いってきます!」

と一言言って出ていき、その後も足を止めることなく、カウンセラーとともにしっかりとした足取りで校門までむかっていきました。

校門では担任の先生にお待ちいただき、そこからは担任の先生とともに教室にむかっていきました。
同行したカウンセラーによると、カウンセラーと別れる際にはこちらを振り向き、小さく手を振りながら教室に上がっていったそうです。


この日から彼の継続登校が始まりました。
継続登校に入ってからは、今度は学校に行ったら行ったで起こる問題があります。
その点をサポートするために引き続きカウンセラーにはおうちに通ってもらい、朝起きのサポートや宿題のサポートや、学校の悩みや愚痴を聞いたり、息抜きに一緒に遊んだりしながら、その点のサポートをしていきます。

それでも、休んでしまう日はあるので、休んでしまった日はなぜそうなったのかをカウンセラーや家族でその休んでしまった理由のところを話し合い解決していき、学校に行き続けるためのサポートをしていきます。

そういったサポートをしながら、今、彼は継続登校を頑張っています。

引き続き、今度は私たちの支援から卒業してもらうために、今、家族も彼も頑張っています。
それまでの間は全力で支援していきます。



復学おめでとうございます!




※あくまでペアレンツキャンプにおける復学支援のケースから一例をご紹介いたしました。なにかの参考程度にみていただき、家庭だけで判断するのではなく専門家にご相談されることをお勧めいたします。




どんきー先生




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