今回はスージー先生がPCMの中から“親の問題と子の問題を分けて考える”について発信をしたいと思います。
家庭教育を学ぶ親御さんにアドバイスする中で1番お話しする内容と言えるかもしれません。
それだけ、この“親の問題と子の問題を分けて考える”は子どもの自立を考えた対応をする上で大切な考え方となるのです。


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当センターは、支援の中でPCM(ペアレンツカウンセリングマインド)という家庭教育の理論11本の柱に沿って親御さんの子どもへのかかわり方や捉え方などをアドバイスをしています。

このPCMは、何か問題が起こった時に対処するような「対症療法的」なものではありません。
あくまでも「予防的」「開発的」な考えの中から生まれた、当センター代表理事である水野先生が考案された家庭教育理論です。
この理論は、カウンセラーの対話スキルや基本的な子育て論などを組み合わせた上で、家庭で実践しやすい形に変えたものです。



親の問題と子の問題を混同してしまう問題については大きく2つに分けられます。
1.親が解決すべき問題を子どもに所有させるケース
2.子どもが解決すべき問題を親が解決しようとしてしまうケース

1.親が解決すべき問題を子どもに所有させるケース
支援を受けられているご家庭を見ていくと、親が小学校高学年〜中学生の子どもに対して父親の給料の話や、学費の問題などを話すケースが多く見受けられます。

子どもを頑張って私学に通わせているのに、全く勉強していない我が子を見ているとついつい愚痴めいたことを言いたくなるお気持ちも分かります。

しかし、親が解決すべき問題を子どもに所有させることにより、親が気づかない間に子どもにプレッシャーを与えてしまうということもあります。
また、親が愚痴を日常的に言っていると、子どももそれを真似して愚痴っぽい性格になることも懸念されるのです。

ここまで悪影響になると言ってきましたが、そうでないケースもあります。
親の苦労を伝えることで、子どもが思いやりの気持ちを持つこともあります。
ただし、どちらの反応になるかはやってみないと分からないことですし、一か八かというギャンブル的な発想は危険でしょう。
親の苦労は、言葉で伝えるのではなく、親の背中を見せていく方が効果的に感じます。

2.子どもが解決すべき問題を親が解決しようとしてしまうケース
親の問題と子の問題を混同してしまうと、結果子どもの大切な経験を奪ってしまうということも少なくありません。
多くの親御さんが子どもが解決すべき問題を親の問題だと混同してしまう例としては、
朝起きの問題
ご飯の問題
宿題の問題
お風呂の問題
歯磨きの問題・・・etc.
等が挙げられます。

どれも子ども自身が自分で解決しなければならない問題です。
しかし、問題を混同して考えてしまうと子どもが自分でしなければならないものだという認識もなくなってきますし、最終的に「親に言われているからやってるんだ」と捉えてしまう子どももいます。

では、どのようにして親の問題と子の問題を分けて考えれば良いのでしょうか。
それは・・・・

その問題を解決すべき人は誰なのかを明確にすることが肝要
ということです。

その問題を解決すべき人は誰なのか?を考える際のポイントとして、その問題をやらなくて困るのは誰か?というところをまずは考えてみましょう。
やらなくて困る人が子どもなのであれば、それは子どもの問題と捉えられます。
つまり、それは子ども自身が解決すべき問題と認識し、親があれこれと先回りして口出しする必要がないと言えます。

例え仮に親が子どもの問題を解決してあげても、それはその場しのぎにしかならず根本的な解決には至りません。
また、子どもの問題を全て親が解決してしまうと、その子どもは自分で問題を解決した経験が少ない為に思考力や我慢力に欠けてしまうということも考えられます。
そのまま成長してしまうと、学校生活や人間関係で躓いてしまうということは安易に想像できるのではないでしょうか。

そうならない為にも、子どもの問題は子ども自身が解決する経験を積ませて欲しいのです。
もちろん、誰もが皆初めから一人で問題を解決することができれば良いですが、そう上手くはいかないでしょう。失敗することもあると思います。
しかし、そこが大事なのではないかと私達は考えます。
問題が起きて、解決しようと思っても失敗してしまったのであれば、次の手を考えれば良いだけのことです。
失敗する経験が少ないと、そこで諦めてしまうということもよくある話です。

これが私達大人の世界だと、失敗が許されないという認識に変わってきます。
子どもの内に色んな失敗する経験をしておかないと、大人になってから問題にぶつかった時に対処する力がない為、大きなミスをしてしまうということも近年では珍しくない話だと思います。

その様な大人にさせない為にも、子どもの問題は子ども自身が解決する経験を積ませていきたいですね



この【親の問題と子の問題を分けて考える】という対応は、子どもの年齢によって適切に対応を変える必要があります。
やり方が分からないような初めての事に関して、「子どもの問題だから」と親御さんが何も触れないのは少々酷だと思います。
初めてのことで分からないような問題に関しては、親御さんはある程度教えてあげる必要があると思いますし、一緒にやり方を考えてあげるということも必要かもしれません。
特に小学1年生のケースにはそれが多いでしょう。

この点は、それぞれのケースやその問題によっても変わってくるかと思いますので、また別のブログにて【実践編】としてブログ発信をしようかと思います。

それでは皆様、次回のブログ記事でお会いしましょう!

スージー先生

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