不登校を経験した子どもたちは、勉強に躓いてしまって勉強そのものがいやになってしまったり、毎日の積み重ねの宿題に取り組むことが人一倍大変に感じてしまうことがあります。

私達ペアレンツキャンプの訪問カウンセラーは、勉強のスペシャリストではありません。
しかし、復学準備や継続登校のフォローの対応として、子ども達の勉強のサポートをすることが多々あります。
実は、その勉強への取り組み方一つを取っても、あるポイントを見れば子どもの性格傾向の分析ができるのです!

今回は、どの様にして私達が子どもの勉強への取り組み方から性格傾向を分析をしているのかをスージー先生が解説いたします



フリー素材 勉強



まず、多くの不登校を経験している子どもを見てきて感じることは、「勉強が好き」と言っている子どもは稀だということです。


多くの子が「勉強なんて嫌い」と言っていますし、「何で勉強なんかするの?どうせ大人になっても使わないし」などと疑問を持つことも多いです

私も大きな声では言えませんが、学生の頃は勉強が好きなタイプではありませんでした。
テスト前に徹夜をして勉強したこともあるぐらい、ギリギリまでやりませんでしたね・・・
子ども達が私たち訪問カウンセラーに言ってくる内容は、私も言っていました(笑)
えぇ・・・。何度も言いますが、大きな声では言えません・・・。


さて、本題に戻りましょう
勉強に取り組む子ども達を見ていると大きく3つのタイプに分けることができます。

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この手のタイプの子どもは、真面目、完璧主義、慎重な性格傾向にあると分析できます。
ただ、この中でもタイプは細分化され、
勉強が好きで先にやるタイプ
やりたくないけれども、嫌なこと(宿題や課題)は先に終わらせたいタイプ
等に分けられます。
実際、私が出会った子どもの中にもこのどちらのタイプもいました。

前者であれば、勉強をして理解できることに喜びを感じ、テストでもっと良い点を取ろうと積極的に頑張るタイプです。
また、後者であれば、ゲームや趣味など自分の好きなことをやりたいけれども、それを優先して宿題や課題ができなかった時に不安を感じやすい子であるとも言えるでしょう。
なぜ不安を感じるのか?ですが、過去宿題が終わらなくて困ったり失敗した経験から、「宿題が出来ていないといやな思いをする。だから次からそうならないようにしなきゃ」と自分で考えた結果、目先の誘惑に負けないようにやるべきことを優先的にやるような流れが身に付いている子です。

私の経験上、この手のタイプの子は誰かが「どんな宿題が出ているの?」「その量の宿題をどのようにしてこなそうと思っているの?」「宿題は出来てるの?」などと具体的に確認せずとも、自分で計画を立てながら課題を終わらせている子が多かったように思います。
「家では極力ゲームや好きなことをしたいんだ!」という思いの強い子どもは、学校の休み時間などで宿題を終わらせて帰ってくる子もいましたね。


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勉強を始めるまでに時間がかかるけれども、やり出したら集中できるタイプのことです。
このタイプは、心配性なくせに何とかなると楽観的な考えを持っている子どもに多いように見受けられます。
宿題や課題に関して「やらなければいけない」という認識はあるものの、自分のやりたいことや好きなことを優先してしまいなかなか取り組むことができないタイプです。
また、「多分どうにかなるだろう」という根拠のない自信からそうなる子どももいます。
所謂甘い考えをしているタイプの子どもですね

宿題ができれば問題ありませんが、できなかった時にそれを理由にして学校をお休みするということも考えられます。
根っこの部分は「心配性」ですので、宿題ができないという事実に直面すると
「先生に叱られるかもしれない」
「みんなに何て思われるんだろう」
「みんなの前で立たされるんだろうか?」
などと様々な不安を感じやすいとも考えられます。

しかし、一度勉強に取り組むと集中してやり切るタイプでもあり、ゲームなどで集中できるタイプに多いように感じます。
好きなことに関しての探求心や集中力が長けている子どもに多く見受けられます。

この手のタイプは、「何かを行うときは自分のタイミングでスタートしたい」と思う子も少なくありません。
ですので、やり始める前段階で親御さんが「宿題やったの?」「勉強しなさいよ」などと言われると、「今やろうと思ってたとこやし」と子どもが不機嫌になってしまい、結果勉強に取り組もうとすらしなくなることが多々見受けられます。

また、やり始めるまでに相当の時間を必要とし、結果期日に間に合わなかったという失敗をしやすいタイプとも言えます。
このようなタイプの子は、自分のタイミングで勉強をスタートしてみて、その結果期日までに間に合わせることが出来るのかを見守ることが効果的です。
時に読みが甘くて失敗もするでしょうが、この失敗がなければ学びは得られにくいです。
失敗して困る経験や、ヒヤッとするような経験を積みながら、「この量の宿題はこのタイミングで初めても間に合わないんだな」などと知ってやり方を工夫しながら、勉強の取り組み方について学んでいく必要があるでしょう。

ちなみに、心理学で「作業興奮の効果」というものがあります。
どんなにやる気がなくとも、「とりあえず5分だけやってみる」を目標に手を動かしてみると、意外と集中できる…といった効果です。
私たちは、この効果を狙って「とりあえずやってみよ!5分だけ!」などと子どもに勉強を促すこともあります。意外と「キリのいいところまで進めてみる!」と言ってくれたりもします。

そもそも勉強に取り組まない選択をするタイプ
このタイプに多いのは、無気力、無頓着、気にしない性格傾向だと分析されます。
無気力型の子どもであれば、勉強だけに留まらず、様々なことに対してやる気が出ないことが多いでしょう。
無頓着な性格傾向の子どもは、そもそも宿題や勉強に対して「やらなきゃいけないもの」という認識が低いとも考えられます。
気にしない性格傾向の子どもであれば、勉強はやりたくないからできることならやらないでいたいタイプですし、先生から注意を受けてもあまり気にしないという子も少なくありません。

“やらないタイプ”に分類される子どもに勉強をさせるのは、至難の業と言えます。
しかし、このタイプの子どもでも、やらなければいけない局面になると最低限のことはやるようになることもあります。
無気力型や無頓着型の子は、「高校に行きたい」などの目標や将来なりたい職業が見つかったり、自分が目指したい方向性が見えてくると意識そのものが変わって頑張れる場合があります。
「現状以上によくなりたい」という欲がないと、私たち大人でも何かを変えるのは難しいのではないかと思います。
気にしない型の子はそもそも細かいことが気にならないので、メンタル的にはタフという捉え方もできます。最低限のことをやれるようにするには、上記同様に将来図から逆算して考えさせたほうが動きだせる場合もあります。


いかがだっだでしょうか。

この様に、勉強の取り組み方だけを見ても様々なタイプに分けられることがお分かりいただけたのではないでしょうか。


親御さんが頭ごなしに「宿題しなさい」と言うのではなく、その子のタイプに合わせた対応が望まれます。
自分の子どもがどのタイプなのか?と考えながら子どもの様子を見ていただくといいかもしれませんね


スージー先生

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