「家庭教育を学び実践することで、親が変わり本当に子どもも変わってきました!」
というお声をお聞かせいただくたびに、支援者としてとてもうれしい気持ちになります。
反対に、意外と多いのはこんなお声。
「またそれ?!って、子どもが怒るようになったきたんですが…」
せっかく家庭教育を実践しているのに、子どもが変わるご家庭と子どもに反発されてしまうご家庭では、いったい何が違うのでしょうか?
今回はそのような疑問について、まいどん先生が解説いたします!!!
PCMを勉強され始めた方は、基本的な理論を家庭の中に取り入れて実践していただくことが大切です。
・アクティブリスニング
・アイメッセージ
・命令・指示・提案を極力避ける
・子と同レベル会話をしない
・親の問題と子の問題を分けて考える
・先回りして子どもの経験を奪わない
・不足不満を言わない
・親の価値観を押し付けない
・悲しい時には悲しい顔で、うれしい時にはうれしい顔で
・叱り役の立場を下げない
・ターンテーキング
何事にもまずは基本に忠実に対応していくことが大切です
PCM11の項目に沿って、日々の親子会話に活用していきましょう。
そして、ある程度基本に沿って対応をしたら、その中でも効果的な手法、効果が薄い手法を選別していきます。
(例1)
アクティブリスニングを中心に、メシテイは極力避ける。
「あなたはどうしたい?」などの子どもに考えさせる対応を心がける
(例2)
アクティブリスニングはそこそこにして、親の問題と子の問題を分けて考える。
親の価値観を押し付けないように、基本的に親はお口チャックを心がける
(例3)
悲しい時には悲しい顔で、うれしい時にはうれしい顔で対応をする。
叱り役の立場を下げないように日頃から気を付ける
このように、子どもの性格傾向や、現状の親子関係、学年や性別によって何が合うか・合わないかが異なります。
実践と分析を進めていけば、「全てのPCMが大事!」と11の項目すべてを実践する必要がなくなっていくことがわかるかと思います
私たちが日ごろ家庭ノートをチェックしていると、ご家庭内でのひとつのシーンでPCMの効果が見受けられたことで、日常的な親子会話の中で「この時にはこれだ」とすべて同じ言い回しばかりを使ってしまうケースがよくみられます。
そのような会話を私たちは「テンプレート会話」といってよくないスタイルと判断しています。
例えば…
・子どもが話をしてくれればすべてオウム返し
・メシテイをすべて避けて言いたいことはすべてアイメッセージ
・動かない子に対してまったく同じ内容のアイメッセージで追い打ち
・しつこいくらいに叱り役の立場を上げようとする
家庭教育の実践期間が中期(3か月〜6か月)になるに従って大切になるのが「対応の柔軟性」です。
基本理論を把握したうえで、
・いろいろな言い回しを使う
・あえて「間」を与えて考えさせる
・非言語的なメッセージ(表情やしぐさ、ため息など)でコミュニケーションをはかる
・日常的な干渉になっている場面ではタイミングを考えて発言する
・アクティブリスニング=オウム返しではなく要約や気持ちを想像した上で伝える
など、いくつかある選択肢から親がタイミングに応じてよりよい選択をして対応をするということが大切になります。
テンプレート会話の結果、
「してくれたらうれしいとかいうけどさ。つまりはやれってことだよね」
「なぜ俺の言葉を繰り返してばっかなの?本当に聞いてる?」
「はいはいわかったよ。お父さんは仕事で疲れているんでしょ?しつこいよ」
などと、子どもは怒ったり反発します
汎用性の聞くPCMの理論ではありますが、硬化した対応ではある時期を境に効果が見受けられなくなります。ぜひ基本理論を周到くされた方は柔軟性を持った対応を心がけるようにしてくださいね
柔軟性を持ち対応ができるようになってくると、最後は「1日1日単位で家庭を見る」のではなく、1週間、1か月単位で家庭の中をみることが出来る親御さんになることでしょう。
家庭教育を実践すると、主観でしか見れなかったご家庭の状況が客観的に見れるように変化していきます。もう1人の自分が、自分を客観的に見れるようになるというイメージです。
ここまでくると、「昨日はこれを言ったから今日はあえて言わずに様子を見てみよう」「先週は少し過干渉気味だったから、今週はそうならないようにしよう」と、1か月スパンくらいで対応のバランスが取れるようになります
もうここまでくれば、皆さんは「自分の家庭の家庭教育のプロ」です
日頃家庭教育を学び実践していただいている皆さんには、是非柔軟性を身に付け、さらに家庭教育を楽しく実践していただければ嬉しく思います
それではまた次回お会いしましょう
まいどん先生
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反対に、意外と多いのはこんなお声。
「またそれ?!って、子どもが怒るようになったきたんですが…」
せっかく家庭教育を実践しているのに、子どもが変わるご家庭と子どもに反発されてしまうご家庭では、いったい何が違うのでしょうか?
今回はそのような疑問について、まいどん先生が解説いたします!!!
PCMを勉強され始めた方は、基本的な理論を家庭の中に取り入れて実践していただくことが大切です。
・アクティブリスニング
・アイメッセージ
・命令・指示・提案を極力避ける
・子と同レベル会話をしない
・親の問題と子の問題を分けて考える
・先回りして子どもの経験を奪わない
・不足不満を言わない
・親の価値観を押し付けない
・悲しい時には悲しい顔で、うれしい時にはうれしい顔で
・叱り役の立場を下げない
・ターンテーキング
何事にもまずは基本に忠実に対応していくことが大切です
PCM11の項目に沿って、日々の親子会話に活用していきましょう。
そして、ある程度基本に沿って対応をしたら、その中でも効果的な手法、効果が薄い手法を選別していきます。
(例1)
アクティブリスニングを中心に、メシテイは極力避ける。
「あなたはどうしたい?」などの子どもに考えさせる対応を心がける
(例2)
アクティブリスニングはそこそこにして、親の問題と子の問題を分けて考える。
親の価値観を押し付けないように、基本的に親はお口チャックを心がける
(例3)
悲しい時には悲しい顔で、うれしい時にはうれしい顔で対応をする。
叱り役の立場を下げないように日頃から気を付ける
このように、子どもの性格傾向や、現状の親子関係、学年や性別によって何が合うか・合わないかが異なります。
実践と分析を進めていけば、「全てのPCMが大事!」と11の項目すべてを実践する必要がなくなっていくことがわかるかと思います
私たちが日ごろ家庭ノートをチェックしていると、ご家庭内でのひとつのシーンでPCMの効果が見受けられたことで、日常的な親子会話の中で「この時にはこれだ」とすべて同じ言い回しばかりを使ってしまうケースがよくみられます。
そのような会話を私たちは「テンプレート会話」といってよくないスタイルと判断しています。
例えば…
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・メシテイをすべて避けて言いたいことはすべてアイメッセージ
・動かない子に対してまったく同じ内容のアイメッセージで追い打ち
・しつこいくらいに叱り役の立場を上げようとする
家庭教育の実践期間が中期(3か月〜6か月)になるに従って大切になるのが「対応の柔軟性」です。
基本理論を把握したうえで、
・いろいろな言い回しを使う
・あえて「間」を与えて考えさせる
・非言語的なメッセージ(表情やしぐさ、ため息など)でコミュニケーションをはかる
・日常的な干渉になっている場面ではタイミングを考えて発言する
・アクティブリスニング=オウム返しではなく要約や気持ちを想像した上で伝える
など、いくつかある選択肢から親がタイミングに応じてよりよい選択をして対応をするということが大切になります。
テンプレート会話の結果、
「してくれたらうれしいとかいうけどさ。つまりはやれってことだよね」
「なぜ俺の言葉を繰り返してばっかなの?本当に聞いてる?」
「はいはいわかったよ。お父さんは仕事で疲れているんでしょ?しつこいよ」
などと、子どもは怒ったり反発します
汎用性の聞くPCMの理論ではありますが、硬化した対応ではある時期を境に効果が見受けられなくなります。ぜひ基本理論を周到くされた方は柔軟性を持った対応を心がけるようにしてくださいね
柔軟性を持ち対応ができるようになってくると、最後は「1日1日単位で家庭を見る」のではなく、1週間、1か月単位で家庭の中をみることが出来る親御さんになることでしょう。
家庭教育を実践すると、主観でしか見れなかったご家庭の状況が客観的に見れるように変化していきます。もう1人の自分が、自分を客観的に見れるようになるというイメージです。
ここまでくると、「昨日はこれを言ったから今日はあえて言わずに様子を見てみよう」「先週は少し過干渉気味だったから、今週はそうならないようにしよう」と、1か月スパンくらいで対応のバランスが取れるようになります
もうここまでくれば、皆さんは「自分の家庭の家庭教育のプロ」です
日頃家庭教育を学び実践していただいている皆さんには、是非柔軟性を身に付け、さらに家庭教育を楽しく実践していただければ嬉しく思います
それではまた次回お会いしましょう
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