連日暑い日が続いていますねついこの前まで春が来たと浮かれていましたが、もう真夏日を観測するような地域もあり「春どこいった?」と戸惑うような陽気です。
個人的には夏も冬も好きなので、暦の上で死角はないのですが、こう暑いとアイスが進んで下っ腹に死角ができそうです

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さて、今回はGWが明けて約一か月が経つという時期ですので、その頃から学校への行き渋りやお休みがでてきてしまったケースについて、きりこまち先生が書かせていただきます。

まず、一口にGW明けから登校に影響が出たといっても、そのパターンには大きく二つ種類があるように思います。

一つ目は「GWが明けたのに、その初日から全く行けない状態になっている子」、もう一つは「GWが明けて一週間程度通った後に登校に影響が出始める子」です。

どちらも同じく登校に影響が出てしまっているのですが、その原因となる部分に少し差異があるように感じています。

まず前者についてはいわゆる「頑張りすぎて燃え尽きてしまった」というタイプの子が多い印象です。
頑張った内容は子どもによって異なりますが、入学、進級を機に新しい人間関係を構築する必要が出来てしまい、自分を良く見せようとキャパシティ以上の努力をすることによって結果的に燃え尽きるケースが多いように感じます。

これは親御さんから見て「この子頑張りすぎてないかしら?」という印象を4月から持っていたというケースと、後になって「知らなかったけれど担任の先生から改めて話を聴いたら判明した」というケースがあります。

どちらの場合でも本人の高すぎる自尊心が影響している場合が多いので、お子さんの性格として「この子はプライドが高いのかもなぁ」という感想を持っている親御さんは少し注意が必要かもしれません

次に後者について、こちらの場合は4月段階やそれ以前に学校内でのトラブルがあった場合や、本人にとっての学校への不満を募らせていたケースが多いように感じます。

こちらもケースはそれぞれですが、以前からクラスでからかわれることが多かった、環境として周りのクラスメートがうるさい、勉強する意味や学校に通う意味を見出せない、定期テストが近づいて勉強へのプレッシャーを感じる、などの理由が多いように感じます。

つまり、GWが明けて一旦は頑張ってみるけれども、状況に変化がないことに対して新ためて失望するような状況です。

この場合は本人の我慢力が年相応に育まれていないケースや、神経質傾向の性格であるケースが多いように感じます。

前者のケース、後者のケース共に言えることですが、こういった背景を元に休んでしまったとしてもそれでリフレッシュすることができ「もう一回頑張ろう!」となれるのなら問題はないと思います。

しかし、こういった背景を元にして学校に影響を出してしまい、その後1か月以上休む状態が続いている時には「自分の力ではもうどうすることもできない、もういいや」と解決をあきらめてしまうようなケースや開き直ってしまうようなケースも散見されます。

その場合、本人が動き出すことを待つことによって、※「休みが長くなってしまったからこそ起きる問題」が発生してしまい、どんどん学校への足が遠のいてしまうことがあります。
※勉強の遅れ、学校情報の不足、友達関係の希薄化など

全てのケースがそうとは言えませんが、待つべきなのか、何かしらアプロ―チをするべきなのか、この判断は目の前のお子さんの様子を見守る親御さんご自身での判断が大切になってきます。

どちらの判断をするにしても、ご家庭の中だけで悩まずに専門機関や公的な機関を含め、まずは第三者に話を聴いてみることを試していただければと思います。

きりこまち先生

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