昨年、平成29年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について が発表されました。
現在不登校児童生徒数は全国で14万4031人
5年連続で不登校児童生徒の数は増加しています。

平成29年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について

ブログ読者の皆さんこんにちは
まいどん先生です

少子化が進む昨今、不登校児童生徒数は増加。
pose_shitauchi_woman



この背景には、教育機会確保法というものが施行されたことも関係しているかと思います。
教育現場では、学校を休む必要性を認める流れになっています。

もちろん、いじめなどで命に係わるような深刻な問題を抱えている状況での復学は、目指すべきではないと思います。
学校よりも命が大事です。

また、病気や障がいがあるお子さんで学校に行くことが困難な状況にもかかわらず、学校にこだわるのも違うと思います。
生まれ持っての個性があり、学校という環境に適応することが難しいお子さんの場合は、そのお子さんが最も個性を輝かせられたり、過ごしやすい環境で成長出来たほうがいいとも思います。

しかしながら、不登校の中には「学校に行くのが怠い」「面倒くさい」「体育が嫌」「テストが嫌」などの怠けによりなんとなく学校を休み、そこからズルズル不登校へと発展してしまうケースがあります。

このような怠けやちょっとした不安により一度学校を休んでしまうと、何より学校を休んでいる本人が苦しむこともあります。

「あの時逃げずに学校に行っていたら、今こうして不登校で悩むことがなかった」
「自分だけ学校に行けない。自分には価値がない」
「学校には行きたい。でも今更どうしたらいいかわからない」

このような悩みが深刻化し、自己否定を繰り返して自傷行為や家庭内暴力や退行現象などが起きるケースは珍しくありません
小中学生のお子さんが、自己否定を繰り返してつらくなる…ということは、望ましい姿ではないと思います。

命よりも大切なものはありません。
しかしながら、目の前の嫌なことを乗り越えて成長させたり、学校生活でたくさんの理不尽を経験しながら成長していくことこそが、長い目で見ればお子さんにとっていい場合もあります。

今は学校以外でも様々な選択肢があります。

しかし、子どもたちは将来社会に出ていきます。
もし、お子さんが行き渋りをしだしたり登校が不安定になっていてお困りの方がいらしたら、子どもの自立と将来を考えた上で、親としてどのように向き合うべきかじっくり考えていただければと思います。

もし、不登校についてや、選択肢はどのようなものがあるのか知りたいという方がいらっしゃったら、ぜひこちらの本をご覧ください。

無理して学校へ行かなくていい、は本当か


また、過去のブログ記事では不登校に関しての発信も多く行っておりますので、過去の記事もぜひご覧ください

それでは、また次回ブログ記事にてお会いしましょう

まいどん先生

(↓支援にご興味がある方はこちら↓)
share_tmp

(↓下のバナーをポチッと応援お願いします
 
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ



↓最新記事がアップされるたびに通知がきます♪お手軽LINE読者登録はこちらから↓