前回からの続きです





ここまで具体的な話をしたことは家庭としては初めてでしたが子どもも集中力を切らすことなく親御さんの話をしっかり聞くことができ、前向きに登校についての話し合いをすることができました。それも、家庭教育の面を見直すことで親が干渉せずとも子は考えられる力がつき、そうすることで子ども自身が今の現状に対して「良いわけではない」ということに気づき、親から考えさせる「きっかけ」を与えてやることでここまでの話ができるほどになったのだと思います。



ここからは親子二人三脚で準備を進めていくことになりました。


準備中は子ども側の渋りもなく率先して準備に取り組むことができていました。

親御さんの対応も子どもに任せるところは任せ、手伝うところは手伝い、とメリハリをつけた対応ができたことで子どものやる気をそぐことはなく過ごせたのだろうと思います。

時折、「大丈夫かなぁ」という不安を口にすることもあったようですが、そこも親御さんに聴くテクニックが備わっていたことで上手に話を聴いてあげれたということが、大きな不安にならなかったのだと思います。

家庭訪問に来てくれた担任の先生からも気になったことは質問したり、テキパキと準備をする子どもの姿をみて「見違えたように大人になりましたね」というお褒めの言葉もいただきました。

友達とも無事に会うことができ、一緒に遊んでいる様子からは不登校をしていることが嘘のように来てくれた友達と楽しく過ごせたようではありました。
本人からも「友達に会えてよかった」という話があったようです。

勉強についても彼女自ら取り組むことができていました。親を頼るときは自分がわからない時だけ、自ら質問に来るということができるようになっていました。


というような準備期間を経ていよいよ再び登校する日を迎えました。

この日の朝はさすがに緊張した様子を見せていたようです。
とはいえ、彼女は用意を自分でし、着替えも自分で着替えほとんど親を頼ることなく準備を終えることができたとのことでした。そして、その動きがほとんど止まるようなことはなかったと聞いています。
ただ、一瞬だけ立ち止まった瞬間があり、それは玄関で靴を履こうとした時だったそうです。
その時は涙を流していたということでした。
それでも、彼女は涙をぬぐい「よし!」と一言言って立ち上がり「いってきます!」と大きな声でお母さんに伝えて玄関を出て行ったということでした。

この彼女が一瞬止まったのは登校に対して不安がよぎったのだと思います。
しかし、彼女はその不安に負けることなく自ら涙をぬぐい「よし!」と一言自分を鼓舞することで「踏ん切り」をつけることができたのだと思います。

親御さんからはその姿に彼女の成長を感じたことと、今まで彼女に対してよほど過干渉になっていたんだということ、親の対応が変わることでこれだけ子どもの成長につながることを実感できたというお話をいただきました。


ここから、彼女の継続登校が始まりました。

継続登校中の彼女は行き始めてすぐの段階では朝に「しんどい」というようなこともありましたが、そのあたりも親が適切な対応をすることで休むことなく登校できていました。
宿題や体育も不安と言っていましたが、宿題は最初の一か月ほどは担任の先生に大目に見ていただき、宿題をやらずに登校していましたが、一か月もする頃には宿題を提出することができるほどまでになっていました。時折、宿題をやり忘れることもありましたが「まぁ、いっか」と割り切って登校することができていました。
体育については登校後まもなく自ら参加し始め、体育は楽しいと言ってそのままやり続けているそうです。

このように継続登校中も彼女なりに壁にもぶつかることもあったとは思いますが学校は休むことはなく元気に明るく過ごしているようです。


今回のケースは家庭内での対応を変えることと家族会議法を用いることで復学に導くことができました。すべてのケースがこの対応によって復学できるとは限りません。私たちの支援ではダイレクトアプローチによる子どもへ直接支援を行うことで復学に導いていくケースのほうが多いことは事実です。ただ、早め早めに適切な対応を組むことによってこういった結果になることもあるということをご紹介いたしました。




復学おめでとうございます!!




※あくまでペアレンツキャンプにおける復学支援のケースから多く見受けられるものを元にお話ししました。なにかの参考程度にみていただき、家庭だけで判断するのではなく専門家にご相談されることをお勧めいたします。




どんきー先生




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