ブログ読者の皆さんこんにちは
まいどん先生です

職業柄「人の話を聴いていて、内容が重すぎたり抱え込みすぎてしんどくなることはないのですか?」と聞かれます。

答えはNOです。

これは、特殊な訓練を受けているのが理由ですが、今回は皆さんでもできる「しんどくならない話の聴き方」をご紹介します。

よく、「子どもの話は落ちがないし、聴いていてしんどくなる」「子どもからの愚痴が多くてつらい」などのご相談をいただきます。
実はこの時、親御さんは「子どもの問題を自分のことのように抱えてしまっている」状態であることがあります。

例えば、普段しんどいなと思いながら聴いている愚痴が、我が子ではなくよその子の話だったらどうでしょうか。
めったに顔を合わさないような人から、誰かの愚痴や悩みを聴いても、退屈に思ってもそこまでしんどくはなりにくいです。

これは、「結局のところ相手がどうするかは相手の問題」と思っているからです。

女性に多いのですが、話を聴いてアドバイスをしてもその通りにしなかったり、結局自分の中に答えがあることってありますよね。
「だったら話さなければいいのに!」ってやつです

相手のことを真剣に思えば思うほど「もっとこうすればいいのに」と聴き手も一生懸命になってしまう。でも、相手がこちらの思うとおりにならなくてイライラしてしまう

話を聴いてもらった側も、その時は「アドバイス通りにしよう!」と思っても、その場になればうまくできなかった…なんてこともあるでしょう。

馬を水辺まで連れていくことはできても、飲ませることはできません。

相手には問題を乗り越える力があって、自分が相手に代わってあげることはできないという大原則を意識することが大切です。

話を聴いていないというわけではありません。
カウンセリングの世界では、感情移入しすぎはよくないといわれています。
客観的にものごとを見る冷静さと、共感的な姿勢を貫くことが大切です。
これが出来ていないと、カウンセラーのメンタルがつぶれてしまいます。

親御さんは、四六時中子どもと一緒にいます。
子どもの話を全て間に受けて、自分のことのようにとらえてしまうとしんどくなることもあるでしょう。聴くときは反対の耳だけで聴くという意識も大切です。

この姿勢と、アクティブリスニングを組み合わせてみると日頃のやりとりがより楽しくなるかもしれませんよ



まいどん先生

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