ブログ読者の皆さんこんにちは
またまたチャマル先生です

前回のブログの続きです

親が子どもにゲームを買い与えるとき、親が子どもに求めるのは・・・

・やるべきこと(宿題や翌日の準備など)を自主的にこなせる
・時間を決めてゲームが出来る
・やめる時間になればすぐにやめられる

といったことではないでしょうか。

これらのことが親から言われなくても出来る子の場合、ルールは必要がないと言えます。
しかし、多くの子ども達は目の前の楽しいことが優先され、宿題などが後回しになることも往々にしてあります。
制限がなければ際限なくプレイしてしまい、登校に影響を及ぼす場合もあるでしょう。

まだ自制心が上手くはたらかない子どもたちにとって、自由に使っていいと渡すのはリスクが高いです。
まだ不完全な子どもだからこそ、ルールは必要という事になります。
また、「家のルール」を定着させることで子どもの自立に繋がります。

最初は、子どもとしては「親から言われているから」「ルールを守らないと自分に不利益になる」といった意識しかないかもしれません。
ルールが定着していけば、最終的には子どもが「明日の朝に起きる為には、この時間に寝ないと起きれない」と考えた時に何時にゲームを終わるべきなのかを考えられるようになっていきます。

では、「家のルール」を子どもに定着させるにはどうすればいいのでしょうか?

まずはルールを作るところから。
ルール作りの際には家族会議の手法が有効的です。

家族会議法では以下のことを意識しましょう。
・子どもを部屋に呼び出し、座らせる
・父親、母親共に同席する
・子どもの意見は聞くが基本的には事前に両親の間で議論の落とし所を想定しておく
上記の3点を踏まえた上で、「いつもの違う雰囲気」を出すことがポイントです

お父さん主導で具体的なルールを決めていきましょう。

ルールは家庭によって様々ですが・・・
・ゲームのプレイ時間を決める(ex.プレイ時間3時間やPM10時までなど)
・登校に影響が出ないようにする(ex.遅刻や欠席をしないように)
上記は最低限決めておいたほうがよいでしょう。

ポイントは、これらのルールを守らない場合はペナルティを用意します。

ルールを守らなかった時に、不利益を被る経験をするというのがとても大切なんです。
多くのケースでは、親御さんが「ゲームは22時までってルールだったよね。もう22時10分だよ」と声をかけると、「分かってる!もう終わるって!」と子どもが言ってずるずる20分、30分と約束の時間を過ぎてしまいがちです。
そこで親御さんが「ルールをやぶったからペナルティね」と言うと、子どもが「明日は今日の超過分30分早く終わるから!それで許して!」などとお願いをしてくることもあります。

親御さんが『それならいいか』とOKしてしまい、翌日超過分30分早く終わるかとおもいきや、きっちり22時までゲームをする…なんてことはよくある話です。

また、子どもが「今日は頑張ったし!」「今日は宿題すぐやるし!」など頑張ることを前提にルール以上にゲームをさせてくれとせがむこともあります。
親御さんとしてはOKしてあげたいところですが、それも許してしまうと、親がルールをないがしろにしたことになります。

大切なのは、親御さんがルールを守ることです。
子どもは親の背中をみて育ちます

親がお手本を見せていかなければなりませんね

今回は2回にわたりゲームをテーマにブログ記事を書かせていただきました。

また次回のブログにておあいいたしましょう


チャマル先生


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