ブログ読者のみなさんこんにちは
まいどん先生です

先日ぶにん先生がブログでも書いてくださっていましたが、冬期インターンもまもなく終わりが見えてきました。
やはり社会でやっていくには気遣いと想像力が求められるのではないか、ということで、インターンへの指導も社会人としての基本の立ち居振る舞いなどから指導をしました。
わたしたちはカウンセラーなので、だいたいは相手の言わんとすることがわかります。
その洞察力をインターンには伝授いたしました。


いろいろポイントはありますが、何よりも大事なのは
相手が置かれている状況を理解しようとすること
相手が見ている世界を想像してみること

個人的にはこの2つかなと思います。

例えば…
『お母さんは体調を崩している中、なんとか子どもたちのごはんを用意しお風呂に入れ寝かしつけを頑張った。家事はできなかったけれども、最低限のことはなんとか気力で頑張った。』
このような状況にあったとします。
『仕事からかえったお父さんが一言目に「おい、全然家事できてないじゃないか。」と言ってきた』
…このようなことがご家庭でおこったら、みなさんはどんな気持ちになるでしょうか。

きっと、ちょっとくらい「どうした?なんかあった?」と察してほしいと思われるのではないでしょうか。そして、「いつも頑張ってくれてるもんな。疲れが出たのかもしれないな」とも言われたいのではないでしょうか。
やっぱりご夫婦とは言え、感謝の気持ちを具体的かつ定期的に言われたほうがうれしいですよね。


これは学校の先生との関わりでも同じことが言えます。

学校の先生も教育者として子どたちとかかわりをもってくださっていますし、子どもたちのための負担は苦ではないはずです。
ただ、親御さんから感謝されると、先生も人間なのでうれしくもなりますし、「力になってあげたい」と思うものです。
親御さんから感謝の気持ちを伝えるときは「いつもありがとうございます」というだけではなくて、具体的に「先生がいつも気にかけてくださり感謝しています。あの時はこういう対応をしてくださったおかげで子どもが励まされて毎日学校に行けています。本当にありがとうございます」と伝えることが大切です。
学校の先生の仕事は様々で、朝から晩まで本当にお忙しいです。
先生の日々の生活を想像し、どれだけ大変かご苦労を察してみましょう。
それができると具体的に感謝の気持ちが伝えやすくなります。

また、当センターの支援においても同じです。
基本的にはみなさん1回のお電話は30分1コマとさせていただいており、どうしても内容的にしっかりお話すべき状況の時は時間を調整して2コマ分の1時間お話をすることがあります。
ただ、みなさん同じようにお電話が延長されると、最後のほうの方のお電話の時間が短くなってしまったり、同時刻にお電話いただいた方には長い間お待ちいただくことになってしまったり、先生のカウンセリング業務時間そのものがのびることもあります。

復学支援の担当の先生の場合だと、20件同時にご家庭を支援差し上げているので単純計算で1日10時間の電話カウンセリング業務をしていることになります。
その他訪問カウンセラーの先生との打ち合わせや家庭ノートチェックなどの業務も行う必要があります。緊急でご相談いただくべき内容もありますし、しっかり事前打ち合わせを行わなければならないときは仕方がないですが、極力時間内で必要な情報を伝えられるように報告の工夫をされることも大切だったりします。
先生方はご家庭の自立のため、ご家庭の笑顔のために支援をされているので負担には思われることはありませんが、そこをご理解いただけると先生方との信頼関係はますます築けるのではないかと思います。

先ほど例にあげさせていただいたように、ご家族や学校の先生やお友達やお世話になっている先生など、相手の立場になって考えることで見えてくるものは多いです
相手のことがわかると、気遣いの仕方も変わってきます。
そうなると良好な人間関係が築けて、最終的には自分にとって得だったりします。

インターン生たちにも、期間中は相手の立場になって考えて行動することを徹底して伝えてきたため、少しずつ気遣いの質が変わってきたように感じます。
ペアレンツキャンプでまなんだことを社会でも生かしてくれるとなによりもうれしいなあと思う今日この頃です

それでは、また次回ブログにてお会いしましょう

まいどん先生

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