みなさん、こんにちは

どんきー先生です

夏休みが終わり、早2ヶ月が経とうとしていますね。

子どもたちは運動会や遠足、修学旅行に学校の行事が多い季節になりますね。


不登校復学支援においては今年度中に復学を目指す子どもたちやご家庭への支援の数が増える季節といっていいかもしれません。
この時期の私は東奔西走しているので支援中の方にはお電話繋がりにくいなどのご迷惑をおかけすることも多々あると思います。(すみません・・・


なぜ支援数が増えるのか?
それは夏休み明けから不登校状態になってしまう子が非常に多いからです。
夏休み明けが一年で一番多い時期だと言ってもいいかもしれません。

毎年この時期に支援のご依頼が多くなり、私たちの支援の枠はすぐにいっぱいになります。


不登校になったことによって子どもたちは多くの悩みを抱えてしまう傾向にあります。
不登校期間が長期にわたると、休みはじめにはなかった
・将来に対する不安
・「このままで本当にいいのか」という不安
・「自分はこのままどうなってしまうのだろう」という不安

など、具体的な不安というよりも漠然とした不安を抱き始めます。

そして、「このままではいけない」と子ども自身が学校に向けて動き出そうとしたとき、今度は学校に行く上での具体的な不安が襲ってきます。

例えば…
・クラスのみんなに自分はどう思われているのだろう?
・授業は今どこをやっているのだろう?
・自分の座席は?
・今戻って勉強はついて行けるだろうか?


…などなど、休んだことによってわからないことだらけの状態になってしまいます。

わからないことが多い状態というのは、大人であってもストレスです。
子どもたちはストレスやイライラを親や家庭に向けて暴力や物を壊してしまったり、現実逃避のために昼夜逆転状態になったり、わがままになりがちです。

学校に行っている間には上記のような行動をしていなかった子たちでも、学校を休み続けることによるストレスで変わってしまうケースは珍しくありません。


私たちが復学支援を行っている理由はまさにここです。
「子どもが変わってしまうことが問題」ということ。



私たちは「学校はどんな状況であっても、どんな子でも毎日必ず行くべき」とは思っていません。
休まなくちゃいけない子も多くいることも確かです。
しかし、不登校になってからずっと不安な気持ちを抱えたまま生活していくことを考えると、それこそその子が「かわいそう」だと考えます。

こういったケースの子どもたちは「休んでいい」という事を認めてほしいのではなく、「本当は学校に行きたい」と思っていることが往々にしてあります。
でも、「学校に行けない」「行くにしてもどうしたらいいかわからない」といった葛藤をしている子どもたちが多くいます。

この不安から解放してあげるためにも学校という場所に戻り、学校生活を送ることでこういった行動が治まっていく姿を私たちは何度も見てきました。


不登校は学校に行かないことだけが問題ではないと私たちは考えています。
1人でも多くの子ども達を笑顔にしてあげたい。
そのような思いで、今日も私たちは全力で支援をしています。

それでは、今回はこの辺で。
また次回ブログ記事にてお会いしましょう


どんきー先生


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