ブログ読者のみなさんこんにちは

きりこまち先生です

急に暑くなりましたねいよいよ夏本番というところでしょうか
私は暑いのは苦手ですが、嫌いではありません
「暑いな〜嫌だなぁ〜、でもこれだけ日が照っているとなにかしなきゃ勿体ない気持ちになるな〜」という太宰先生も真っ青な感情の機微を持ち合わせているのです

さて、今日は不登校についての記事です。


皆さんが想像する「不登校の子ども」というのはどんなお子さんでしょう

暗い表情をしている、引っ込み思案である、部屋からは出てこない、コミュニケーションの取り方がうまくない、友達が少ない、などなど、、、。
どことなくネガティブな要素を複合的に持ち合わせ、それゆえに学校をお休みしてしまい、休んでいる間も暗い顔で静かに過ごしている、というイメージはないでしょうか

そういったイメージ通りの様子であるお子さんは確かにいます。
しかし、不登校のお子さんの中には明るく元気で、積極的に発言し、外遊びも大好き、友達が大勢いる、というタイプもいます

こういったタイプのお子さんは学校をお休みしている最中でも落ち込むことなく、普段と変わらずテレビやゲームをしながら過ごし、時には友達と外に遊びに行くことまでできる子がいます。
親御さんからすると

「学校に行けていないとはいえ、まったく家から出ない生活を送らせるのはかわいそうだし、友達と遊ぶことや家で好きなように過ごすことでストレスが発散できるならそれもいいかもしれない、、。」

と考える方が多いのではないでしょうか。

私もそれでストレスが発散でき、結果的に復学できるのであればそれが一番に思います。
実際、そういった対応で復学を果たしたケースも確かにあります

しかし、ケースによってはその対応をすることによって不登校中のわがままがエスカレートしてしまったり、ゲームやパソコン、テレビへの依存が強くなったり、幼児退行を起こしたり、いままでひとりでできていたことができなくなったりすることがあります。

好きなように過ごすことが当たり前になることによって、親御さんに対する甘えが加速してしまっている状態と言えます

このような状態の場合、お子さん自身が不登校を「楽しい」と考えてしまっていることがあります。
学校に行ったら、年齢に合わせていろいろなことを我慢したり、自分で考えて答えを出したり、時には先生に叱られたりしながら日々を過ごすことを求められます。

子どもたちからすると大変な日々なわけですね

その大変な日々と目の前にある楽しい日々とを比べてしまうと、なかなか再登校を果たすための意志が培われない、なんてこともあります

こういった背景が不登校の長期化や再発の要因のひとつとなるケースがあるということです

不登校への対応として「待つこと」は手段のひとつであると思いますが、それが全てではないという捉え方もしていただくことが、不登校解決のための第一歩になると思います。

ただ、どんな手法を行うにしてもまずは親御さんがしっかりと内容を把握し、納得できる内容で支援を選んでいくことが大切なポイントになると思います。
もし、当センターの支援に興味を持っていただけましたら、お一人で悩まずにまずはご相談くださいね。

それでは今日はここで失礼いたします。

きりこまち先生


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