親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2017年05月19日

小1プロブレムに起因する不登校の復学事例 

ブログ読者の皆さんこんにちは。どんきー先生です

前回の続きです。

支援をスタートしてからはまずこの状況を何とかしていく必要がありました。

担任の先生と連絡を取り、親御さんとも話し合った上で、「結果学校から離れてしまうことになるかもしれないが教室の中でお母さんがいるという状況をやめていこう」という対応を取りました。

どうしても、教室の見えるところにお母さんがいると子どものほうがお母さんを頼ってしまいます。
お母さんは学校の中にはいるけれども、子どもからは目の届かないところで待機するという形に変えていきました。もちろんこの時には親からも先生からもそのようにする旨を子どもに伝え、本人も納得したうえで実行しました。

すると、しばらくは教室で一人で過ごすことができました。
しかし、徐々に行き渋るようになり、最終的には登校も難しい状態になりました。
その理由としてはやはり、「お母さんが教室にいないから学校が怖い」という母子依存による母子分離不安によるものでした。

この状況になってからは担任の先生や親御さんとも話し合い、しばらく学校をお休みさせて学校との距離を取ろうということになりました。

私たちの復学支援ではわざとお休みさせたほうが往々にして復学が早まるケースが往々にしてあります。
今回のケースでは、中途半端に学校に行くよりも休ませて対応したほうが早期の教室復帰が望まれると判断しました。
私たちの言う「教室復帰」とは、朝から1人で学校へ行き、1人で授業を受け、1人で帰ってくる・・・という、他の子どもたちもやっている通常の登校のことを指します。
親が付き添っての教室復帰ではこのケースでは状況がより悪化すると判断しました。

「母子登校は登校はしているのだから、不登校よりも状況が良い」と思われがちですが、実際経験した親御さんからお話を聞くとある面では不登校よりもつらいものがあるとみなさん口をそろえておっしゃいます。
親御さんとも何度も相談を重ねた上での決断となりました。

学校を休むようになってからは、お家の中での子どもの生活と学校の中での生活とを見比べて、より詳しい性格分析をしていきました。

そこから見えてきた子どもの性格としては・・・
・完璧主義傾向
・母子分離不安
・異常なまでの心配性
・嫌なことから逃げがち
・叱られることを極端に嫌がる


といった性格傾向が見えてきました。


こういった性格傾向の子は小1プロブレムに直面する傾向にあります。

簡単に言うと小学1年生でありながら、年相応の自立が果たされていなく、中身は幼稚園児のまま学校に登校しているようなものだからです。中身が幼稚園児なのに小学生と同じことをやればそれはストレスフルになっても仕方ないでしょうし、「学校が怖い」となってもおかしくないですよね。


では、なぜこのような性格傾向になったのか?
一概には言えませんが、家庭の状況とこれまでの家庭教育を振り返ってみていくことでその要因が見えてきました。

親の家庭内での対応としては
・過保護・過干渉傾向にある
・失敗しそうでも先回りして対応し失敗させないようにしてきた
・子を叱ったことがない


というような特徴が見えてきました。
もちろんこれだけがすべての要因になるとは限りません。
子どものために良かれと思ってやられてきた対応だということは私もわかっています。

しかし、学校という環境に入ったときに、親のようにかまってくれるような人はいませんし、子が失敗しそうでも助けてくれるような人はなかなかいません。学校では叱られることもあります。

この学校生活とのギャップが彼女の不登校の一因になったのだろうと推測できました。


ですので、学校をお休みさせてから親御さんには家庭内の対応を学校生活とのギャップを埋める意識をもって対応していただきました。
学校に行かせながら対応を変えればいいと思われがちですが、このケースの場合、どうしても学校に行くことを前提として対応をするとなると「学校に行かせる」というところがクローズアップされてしまい、親御さんの対応が「行かせる」ために過干渉にも過保護にもなりやすい状況になりやすい環境に陥ってしまいやすいのです。

長くなりました。
続きはまた次回。


※細かい対応面や、状況の変化などは実際にはもっとあります。この場では省略しておりますのでその点はご理解いただいた上でお読みください。

 どんきー先生(佐藤博)


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