親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や五月雨登校、母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 ブログ開設8年(2008年開設)で発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけしてきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2017年03月28日

中1ギャップによる不登校からの復学事例

ブログ読者のみなさまこんにちは!どんきー先生です
お待たせしました!!!前回の続きです


前回までの記事はこちらから↓

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△呂海舛蕕ら





このケースでは不登校中に子ども自身が家庭内で問題行動が見られ、その行動が学校に行っている時にはほとんど見られませんでした。となると、学校に行けないことでストレスになりこういった行動を起こしていたという分析ができました。
そのためには早期の教室復帰を目指した方がこの子のためだという結論に至りました。
ですので、私たちは直接的に子どもを支え、支援してやることのできる手法であるダイレクトアプローチという手法をとることになりました。


ダイレクトアプローチに入る日がいよいよやってきました。


まずは「彼と会ってまともに話ができるのか?」というところが懸念材料でした。
というのも、前述しましたが彼はスクールカウンセラーに会うことや別室登校を拒否している経緯があるからです。
また、学校に行かなくなってから学校の先生に会うことも拒否をしていること、友達にも会えておらず、親以外の人間とはまともに会話をしていないという状況だったからです。


その部分を最大限考慮して慎重に対応を組んでいきました。

私たちがお家に伺ったとき、彼はおどろいた表情を見せました。
それでも、こちらの話にはしっかりと耳を貸してくれました。

こちらの質問にも声は小さいながらも答えは返してくれていましたので、対応前の懸念材料はクリアできました。

そこからは、「どうして学校を休んでしまったのか?」という彼にとっては話しにくいだろうと思われる部分を聞いていきました。

すると、彼は素直にその理由を話してくれました。


理由は一つでした。

「中学にいったら知らない子たちがたくさんいて なじめる気がしなくて学校が怖くなった」

これは事前に親御さんから聞いていた話とも一致しました。

そこを話してくれたので、次は彼に学校に行く意志があるのかを尋ねました。

すると、彼は「学校に行きたい」と涙を浮かべながら話してくれました。

ただ、こうも言ってくれました。

「でも、やっぱり怖い」

彼にとって学校の通うということが相当怖いものになっているのだという確信を私が得た発言でした。それもそのはずです。彼は中学校にたった4日しか行けず長い不登校期間を過ごしてしまったわけですから。
このように長く休んでしまったことで学校についてわからないことが増えてしまい、それが原因となり「学校が怖い」となってしまうケースは少なくありません。

この発言を受けて、以上のような分析ができたので、私からは「学校を長く休んだことでわからないことだらけになってしまったのではないか?」と彼に聞いてみました。

すると、彼は「そうです。勉強もわからないし、友達ができるかもわからない。先生が受け入れてくれるかもわからない。それが怖い」と言ってくれました。
ここまで話ができるということは彼自身、ここに至るまで自分であれこれ考えていたんだと思います。

この時点で彼が再び学校に戻るにはこの不安をなんとかしてやらないといけない。
それを一人で考えてきたもののどうにもできずに今の状況になっている。
…となると、彼を側で支えてやり、具体的にどうすれば学校に戻れるのかを示してやる必要もある。
そこを包括的にサポートしていく必要がある。
そう私は判断しました。

そこからは、「彼とどうすれば学校に行けるか」という具体的なところを話し合っていきました。その話し合いの場でも彼はしっかりと話すことができました。
最初に危惧していた「話せないかも」というところは取り越し苦労で終わってくれました。

最後に家庭内のことについてもご両親も含めて話し合いをし、今までやってしまっていた行動を彼は反省し、ご両親も彼の気持ちに理解を示していただき、これから彼が学校に戻るために頑張っていくということで一旦水に流し、家族みんなで前を向いて学校に戻る準備をするということで一致団結できました。(後日、弟にも謝っていたそうです)


そして、この私が彼に初めて会った日から約一ヶ月かけてしっかりと学校に戻る準備を進めていくことができました。

彼の中で一番大きな問題となっていた「学校を休んだからこそ起こった問題」についてもカウンセラーが二人三脚で彼に寄り添いサポートしてやることで不安を取り除いてやることができました。
準備中は家の中でもほぼ問題なく過ごすことができました。


そして、登校日を迎えました。

登校日の朝、私は彼に再び会いました。
緊張はしていましたが、覚悟を決めたいい顔をしていました。


彼は久しぶりに「いってきます」と親御さんに言い、家を出ることができました。


この日から彼は病欠を1日しただけで約半年ほど継続登校を頑張っています。
継続登校のステージに入ってからは彼の問題だと思われていた行動は落ち着き、今ではほとんど見られません。(たまに弟にちょっかい出しているようですが・・。それも兄弟の小競り合いの範疇で収まっているようです)
一度、クラスメイトとトラブルがあったようですが、親御さんが上手に彼の話を聴いてやり、しっかりと相談にのってやることで、そのトラブルにも対処することができ、それが原因で学校を休むことはありませんでした。

この成果は親御さんが子の話をしっかり聴いてやるというスキルが上がったこととドーンと構えて落ち着いて対応することができたこと。子ども自身が以前のように学校を休むという選択肢を取らずに、学校に行きながら自分が学校に行き続けるためにはどうしたらいいかを考えられたことがこの約半年の継続登校に繋がったのだと思います。

この春からは新学年を迎えますが、親御さんの学ぶ姿勢と子の頑張りがあれば、新学年という大きい環境変化もおそらく乗り切ってくれるだろうと思います。




復学おめでとうございます!




 ※細かい対応面や、状況の変化などは実際にはもっとあります。この場では省略しておりますのでその点はご理解いただいた上でお読みください。

 どんきー先生(佐藤博)

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