親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2016年11月16日

中学3年生の不登校の復学事例

ブログ読者のみなさんこんにちは、どんきー先生です
前回の続きです。

いよいよダイレクトアプローチに入る日となりました。


私が彼の部屋に入ると彼は昼間だというのに自分の部屋のぶ厚い遮光カーテンを閉め切り、陽の光が入らず、電気もつけない中でゲームをしていました。
その光景は異様にも見えたと同時にこれが、今の彼の心の状態を表しているのだとも感じました。

上記のような状況でしたので、まずは「話ができるのか」という点から慎重な対応が求められました。

私のほうから声をかけると彼は素直にこちらを向いてくれました。
「大事な話があるからゲームをやめて部屋の電気を点けようか」
と提案したところ彼は素直に私の言うことを聴いてくれました。

まずは、学校を休むようになった「きっかけ」を聴いていきました。

この「きっかけ」の部分は彼にとって思いだしたくない過去だったと思います。
それでも、彼は涙ながらに私に話してくれました。

その内容は前回のブログ記事でも書かせていただいたように、事前に親御さんからお話を伺っていた通りでした。

・クラスメイトとの人間関係のもつれ。
・クラスの中での自分の存在価値がないと感じた。
・クラスの中で存在価値がないと感じているところで自分だけ忘れられているような対応をされてしまったことが学校を休み始める決定打になった。

とのこと。

彼にとってはつらい話だと思います。
ただ、前回のブログ記事で彼の性格傾向について触れましたが、彼のクラスメイトに対する当たりの強さがこの状況を招いている背景がありました。
彼にとっては正義の行動がなかなか一部のクラスメイトに受け入れてもらえなかった。
厳しくいえば、受け入れてくれるような話し方をしようとしなかった。
人に注意するということは注意する側の立場が必要です。
彼自身そこまでの立場をクラスの中で作れていませんでした。

ですので、私からは
「君の思いはよくわかる。でも、その言い方をすると人は受け入れてくれない。受け入れてもらうにはこちらも工夫が必要なんだ。また、人に注意するにはそれなりに立場が必要になる。あいつから言われたら聞いておかないとな。と一目置かれるような立場じゃないと君の伝え方では聞いてくれないことなんだ。君にとっては厳しい話かもしれないけど社会はそういう構図にあるんだ。君がこれから学校に戻っていくことを考えているならば、その点をどうしていくのかを考えていかないといけないね」
と伝えていきました。

この話自体は彼にとっては厳しい話だと思います。
しかし、これから社会に出ていこうとするときには彼が必ずぶち当たるであろう壁になると思い、私はあえて厳しい話を彼にしました。

すると、彼は
「そうですよね。わかっているんです。自分の言い方が悪いんですよね。そこはいつも失敗してきてたんです。小学生の時にも同じようなことがありました。でも、我慢できなくて。
このままでいいとは思ってない。進路のこともあるし学校には行かないといけないと思っているんです。でも、また同じようにならないかが怖いんです」

と冷静に話してくれました。

彼自身、自分の課題に気づいていたんだと思います。
でも、どうすればいいかわからず悩んでいるようでした。

私からは
「そこまで自分のことに気づけているんであれば大丈夫。これからどうしていくかは一緒に考えていけばいい。まだまだこれからどうとでもなるよ。でも、このまま学校を休み続けてしまうと選択肢が減っていってしまう。学校に行きながら自分をどう変えていくかを模索していこう。大変だとは思うけどね」
と伝えました。

それを受けて彼は「わかりました。なんとか学校に戻ってみようと思います」
と話してくれました。


そこまで、話ができたところで、訪問カウンセラーを導入していきました。


続きはまた次回


※細かい対応面や、状況の変化などは実際にはもっとあります。この場では省略しておりますのでその点はご理解いただいた上でお読みください。


 どんきー先生(佐藤博)


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